
▼無事に終演いたしました!
ご支援いただいた皆さま。
皆さまのおかげで目標額を達成することができ、『蔦島の大蛇』を賀茂神社において無事に終演することができました。
本当にありがとうございました。
現在、撮影をお願いした人からの写真や動画が届くのを待っております。それが届き次第、写真付きの活動報告をいたします。
会計報告も準備をいております(ただし、CAMPFIREさんからの振り込みが11月下旬ですので、会計報告は少し先になります)。
また、リターンの制作も部門ごとに開始しております。ここら辺も進捗状況をこちらに書いていきます。
地元の方たちには、とても喜んでいただき、終演後には子どもたちもやって来て「あれやりたい」、「これを持ってみたい」と大騒ぎをしていました。
▼いろいろありましたが…
さて、無事に終演はしたのですが、実はいろいろありまして…。
まず、これを書くのはプロジェクト・オーナーの海谷英明のはずでした。
が、海谷の身内に突然の不幸がございまして、作品の創作責任者の安田登が代わりに書いています。
海谷の身内に不幸があったため、海谷が神社内に入ったり、皆さまの前でご挨拶することができませんでした。
本来は終演後に会場でクラウド・ファンディングに関するお礼を申し上げる予定でしたが、それができずに本当に失礼いたしました。
さらに!
衣装を送ったスーツケースが行方不明になるという事態が発生し、安田ら、出演者一同は、出演直前にそちらの対応に追われ、海谷の代わりを務めることができませんでした。
荷物は、東京から香川に送ったものなのですが、紛失したもののひとつはなんと羽田空港で止まっていました。しかも、宅急便屋さんは「確かに送り状はあるけれども、どこにあるかわからない」というつれない返事。
それをこちらでさまざまなリサーチをして、羽田にあることがわかり、急いで送ってもらいました。
そして、さらにもうひとつ紛失したのですが、それは上演時にはなく、まだ出て来ていません。
足りない衣装で、どうやったらいいかをあれやこれや考え、開演ギリギリまであたふたしていました。
すごいでしょ。衣装のスーツケースが2つない。
こういうときに、音楽のヲノサトルさんは、必ず「面白くなって来たぜ」と言います。そして、何とかするのが東京雑戯團です。
しかし、それでもやはり「とほほ…」ではあります。だってまだ出て来ていないのですから。
「東京トホホ團」とも言われています。
▼天候にも祝福され?
さらに、始まった途端に雨が降り出しました。
電子音楽の楽器は濡れると音が出なくなるかもしれない。太鼓も革がダメになるかも。装束も着物も絹です。雨は大敵です。
しかし、もう始まっています。やめるわけにはいきません。
「これは龍神さまからの祝福だ!」と(無理やり)思い、そのまま続けていたら5分ほどで小雨になり、15分後の「龍」や「別雷(わけいかづち)の神」が登場するころにはやんでいました。
しかも、終演時には美しい月が中天にかかっていて、みなさまを祝福しているようでした。
いろいろありましたが、土地の方にも、そして天候にも祝福された奉納上演でした。
▼蔦島への参詣
そして、今日(上演の翌日)は、出演者たちで蔦島に渡り、プチ山登りをして「沖津宮」に参詣し、いとうせいこう、玉川奈々福、ヲノサトル、安田登、そして出演者みなで謡を奉納いたしました。


めでたし、めでたし…。
…と思ったら、香川から東京に戻る電車(新幹線)が遅れ、今日中に東京に着けるかと最後の最後まで「とほほ…」です。



