
小谷寺本堂再建プロジェクトを応援してくださっている皆様、いつも温かいご支援をありがとうございます。
本日、小谷寺にて「浅井長政公 命日法要」を執り行いました。
朝早くから多くの方にお運びいただき、地元の方のみならず、遠方から駆けつけてくださった長政公ファンの方々のお姿もありました。皆様とともにこの祈りの場を共有できましたこと、心より感謝申し上げます。
浅井三代と散っていった命へ捧げる祈り
法要では、安田住職の表白のもと、初代亮政公・二代久政公・三代長政公の法名が読み上げられました。
浅井一門や家臣団をはじめ、小谷城落城の折に身命を捨てられた方々へ深く回向を捧げました。
法要後は浅井家家臣供養の墓へ参り、長政公が自刃された赤尾屋敷跡でも皆様とともに静かに手を合わせ、戦国の世に生きた先人たちへ思いを馳せました。
特別講演「石造物からみる中世の小谷寺」
法要に続き、戦国ガイドステーションにて長浜市歴史町づくり室の古山さんをお招きし、「石造物からみる中世の小谷寺」と題した特別講演を開催いたしました。

令和7年から進められている墓地石造物の詳細調査(ドローンによる配置記録など)の貴重な成果をお話しいただき、会場の皆様も熱心に聞き入っておられました。

最古の紀年銘は大永7年(1527年)。さらに小谷城落城と同じ「元亀四年」の銘を持つ石も見つかるなど、何気なく目にしていた境内の石造物から、当時の生々しい歴史が次々と浮かび上がりました。
僧位から見る中世小谷寺の姿
途中からは安田住職も加わり、石に刻まれた僧位についての解説も。「阿闍梨」になるためには全財産を投じて問答に臨むという、今でいう国家試験のような厳しい修行の世界があったことなど、知られざる小谷寺の歩みに光が当てられました。

歴史を守る「仲間」である皆様へ
本堂再建プロジェクトで皆様からいただいたご支援とお気持ちは、まさにこうした「1300年紡がれてきた祈りと歴史の現場」を未来へ繋ぐための大きな力となっております。
檀家を持たない小谷寺が、こうして歴史を掘り起こし、後世へと語り継いでいけるのも、支えてくださる皆様という大切な「仲間」がいてくださるからこそです。
今後とも工事の進捗や境内の様子、歴史にまつわる取り組みについて随時ご報告してまいります。引き続き、小谷寺の歩みを見守っていただけますと幸いです。



