
小谷寺本堂再建プロジェクトです。第1回クラウドファンディングでご支援くださった皆さま、いつも温かく見守ってくださり、ありがとうございます。
今日11月5日は「いいりんごの日」です。
実は、小谷寺と浅井長政公には、りんごにまつわるお話があります。今日はそのお話をお届けします。
長政公が書いた「りんごのお礼状」

滋賀県立琵琶湖文化館に、浅井長政公の書状が一幅、所蔵されています。
書状の中身は、りんごを一籠贈られたことへのお礼状です。長政公はこの書状で、りんごを贈られたことを「祝着の至り」、つまり「大変うれしく思います」と喜んでいます。
宛先は「三珠院(さんしゅいん)」。いまの長浜市木之本町古橋にあった法華寺の塔頭で、石田三成公が幼いころに手習いをした場所と伝わります。明治の初めに廃寺となり、いまは跡地が残るのみです。
この書状は、長政公がまだ「賢政(かたまさ)」と名乗っていたころのものです。賢政を名乗ったのは、元服した永禄2年(1559年)から、長政に改名する永禄4年(1561年)ごろまでのわずか2年ほど。長政公がまだ十代半ばのころに書かれた、貴重な一通です。
▼琵琶湖文化館「浅井賢政(長政)書状」
https://www.biwakobunkakan.jp/db/db_04/db_04_037.html
当時の日本でりんごが作られ、贈り物にされていたことがわかる資料としても、大切なものだそうです。
そのころのりんごは、いま店頭に並ぶ大きなりんごではなく、小ぶりな「和りんご」だったと考えられています。

小谷の地に伝わる「小谷城和りんご」
長政公の命日法要でも、りんごをお供えしています
毎年9月1日は、浅井長政公のご命日です。
小谷寺では今年も9月1日に命日法要を営み、浅井三代の御霊をお祀りしました。
この命日法要でも、御宝前にはりんごをお供えしています。
十代の長政公が喜んだりんごを、450年以上たったいまも、長政公にお供えしています。

9月1日、浅井長政公の命日法要
第1回のリターンになった「小谷りんご」
長政公も食したと伝わる和りんごは、小谷の地に400年以上伝わってきたといわれます。けれど、長い歴史の中で、一度は絶えかけました。
その和りんごを、いまも守り続けているのが「小谷城和りんごの会」の皆さんです。
代表の田中さんは、長浜市の黒壁で「Wine&Cidre NAGAHAMA」のお店を営んでおられます。和りんごを使ったワインづくりにも挑戦されています。

長浜市の黒壁で「Wine&Cidre NAGAHAMA」のお店を営む田中さん
昨年のこの第1回クラウドファンディングでは、小谷城和りんごの会の皆さんが、本堂再建を応援してくださいました。
そして、この和りんごを使った「小谷城和りんごチョコサンドクッキー」を、リターンとしてご用意いただきました。和りんごを贅沢に使ったりんごチョコレートを、ザクザク食感のクッキーで挟んだお菓子です。
このリターンを選んでご支援くださった皆さま、本当にありがとうございました。あのクッキーの和りんごには、こんな歴史があったのです。
田中さんが和りんごとクッキーを紹介してくださった動画は、こちらからご覧いただけます(約1分)。
▼浅井長政が愛したリンゴが、再建を支える“お菓子”になりました
https://www.youtube.com/watch?v=GsCyqxlBeC8
長浜へお越しの際は、ぜひ黒壁の「Wine&Cidre NAGAHAMA」にもお立ち寄りください。
長政公がつないだご縁を、次の本堂へ

十代の長政公がりんごを喜び、450年後のいま、そのりんごを守る地元の方々が、長政公ゆかりの寺の再建を応援してくださっています。
小谷寺の本堂は、こうした一つひとつのご縁に支えられて、建とうとしています。
11月12日(木)〜15日(日)には、秋の特別ご開帳を行います。普段はお姿を拝することのできない御本尊・如意輪観音半跏思惟像を、護摩堂にて間近に拝観いただけます。紅葉の季節の湖北へ、どうぞお越しください。
皆さまに支えていただいた第1回のおかげで、旧本堂の解体を終え、いま新しい本堂の基礎工事が進んでいます。
欅の本堂を建てきるため、現在、READYFORで第2回クラウドファンディングを行っています(12月18日(金)23時まで・残り43日)。
第2回へのご支援、また周りの方へのご紹介を、何卒よろしくお願いいたします。
https://readyfor.jp/projects/odaniji
小谷寺本堂再建プロジェクト




