本日、最終日です。戦後80年の広島から、ワインとアートを通じて「心の中に、平和の花を咲かせる」ことを願って、このプロジェクトは始まりました。この想いに共感し、行動で支えてくださった皆さま。見守ってくださった皆さま。本当にありがとうございます。平和は、遠い理想郷にあるのではなく、私たちの日常の何気ない瞬間にこそ存在する。このプロジェクトを通じて、伝え続けてきました。誰かとともにワインを開け、グラスを傾けながら過ごす時間もまた、たしかに平和を感じる瞬間のひとつです。最後に、このプロジェクトが願う3つの未来 を記します。1つめは、平和な未来。花のまち、世羅町の平和な風景そのものを閉じ込めたせらワイナリーのワインに、アーティスト・ミレイヒロキ氏が平和への願いを込めて描いた6種類の花のアートラベル。この唯一無二のワインは、プロジェクトを通じて誕生しました。このワインが、ひとりひとりの小さな平和を照らし、ワインのある暮らしに「平和の花」が咲くこと。そんな小さな平和が、やがて世界平和への第一歩となることを願っています。2つめは、コウノトリの未来。コウノトリは毎年同じ場所に巣を作るのが一般的です。これは、一度作った巣を毎年修繕して使い続ける習性があるためです。 世羅町では、巣塔を作って、コウノトリが帰ってこれる環境を整え、巣を見守り、また来年も戻ってこられるようにする取り組みが続いています。このプロジェクトの売上の一部は、その「命をつなぐ営み」を支えるために使われます。コウノトリが毎年、この空を舞い続ける未来を願っています。3つめは、日本の甘口ワインの未来。日本の甘口ワインには、もっと未来があります。広島生まれの日本固有のぶどう品種「ハニービーナス」。ハニービーナスから造られる、せらワイナリーのスイーツワインの自然でやさしい甘みは、疲れた心の隙間を埋めてくれます。このプロジェクトを通じて生まれたハニービーナスヌーヴォーの炭酸割(スイーツ・スプリッツァー)は、甘口ワインの固定観念を超え、日常で気軽に楽しめるワインカクテルとして日本の甘口ワインの未来を切り開く第一歩になることを願っています。この 3つの未来 を、みなさまと一緒に一歩前に進められたこと。それが、このクラウドファンディングの大きな成果です。クラウドファンディングは、今日が最終日となりますがHANAGOKORO WINE PROJECTは、ここから始まります。世羅町から、広島から、ワインを通じて心の中に平和の花を咲かせる取り組みを続けていきます。これからも、どうぞよろしくお願いいたします。HANAGOKORO WINE PROJECT




