ご挨拶
みなさんはじめまして!
このプロジェクトをご覧いただき誠にありがとうございます。
香川県のまんのう町で、ここでしか作れない「漬物」という名の「作品」を40年以上作り続けている川原恵美子と申します。
「温暖な気候の四国で漬物?」と、不思議に思われるかもしれませんが、ここ、まんのう町は香川県と徳島県の県境の山間にある町で、昼と夜の寒暖の差が激しく、讃岐山脈を源流とする一級河川の土器川など水も豊富で、野菜作りに適した地域なのです。
驚かれるかもしれませんが、冬になると雪も積もるんですよ。
香川県の特産!色白で柔らかい「こんぴらタケノコ」
また、粘土質な竹林で採れるタケノコは、空気にほとんど触れず成長するため、色が白くその柔らかさが特徴で、「こんぴらタケノコ」として全国的にも知られています。
プロジェクトをやろうと思った理由
ここ最近は残念ながら、少子高齢化による人手不足のため、まんのう町の大切な宝である「竹林」の荒廃が急速に進んでいます。
ある時、たけのこ生産者(82歳)の男性からこんな依頼があったのです。
「このままじゃ、町のたけのこ生産は途絶えてしまう。なんとか、この、たけのこを使った、まんのう町の特産品が作れんかのう。」
これはなんとかせねば!と、40年以上の漬物づくりと料理研究、農家としての50年以上の野菜作り、そして町の地域振興協議会加工部門の責任者の立場として、まんのう町の特産品の開発を3年前から進めてきたのです。
そして、今年の6月、まんのう町のタケノコを100%使用した、「タケノコするめ」という新しい「作品」がとうとう完成したのです!
このプロジェクトで実現したいこと
このプロジェクトでは、この「タケノコするめ」を世の中に広め、まんのう町の大切な資産「竹林」を永続的に守っていくための、仕組み作りの「きっかけ」にしたいと考えています。
つまり、今回、開発した「タケノコするめ」という商品で、元気満々まんのう町にしたいのです。
このプロジェクトで実現したい「サイクルイメージ」
1.「タケノコするめ」が有名になる
2.タケノコの需要が増える
3.タケノコ生産者が増える
4.竹林が手入れされる
5.「タケノコ」と「タケノコするめ」の安定した生産が可能になる
6.「タケノコするめ」の「まんのう町」がもっと人気になる
7.「まんのう町」がどんどん元気になる!
一人でも多くの方に「タケノコするめ」を通して、タケノコだけではなく、まんのう町のことも知ってもらいえればこれ以上の幸せはありません。
そして、このプロジェクトを通して、いつの日か、まんのう町でお逢いできることを楽しみにしています。
「タケノコするめ」ができるまで
3年間の試行錯誤を続けた結果、やっと完成した「タケノコするめ」。
この「作品」は、決して私一人の力だけで、完成したわけではありません。
竹林を何十年も手入れしてこられた、たけのこ生産者の方々、材料であるタケノコを収穫し、何度も何度も軽トラックで運搬していただいた地元農家の方、非常に手間のかかる下ごしらえを手伝っていただいた地元奥様方、味付け、歯ごたえ、パッケージにまでアドバイスをいただいた、地域団体など関係者の皆様のおかげで「タケノコするめ」の完成に至りました。
画像:地元の奥様方によるタケノコの仕込み作業
画像:そのたまま食べても柔らかくておいしい「こんぴらタケノコ」
画像:じっくり煮込んで味付けしたタケノコ
画像:天気、気温、湿度、風向きを考慮しながら約2週間の天日干し
「タケノコするめ」は、まんのう町の太陽と、風土と、歴史。そして今回ご協力いただいた、すべての方で作り上げた「作品」なのです。
■タケノコするめの原材料(1パック10g)
・まんのう町産のタケノコ
・砂糖
・塩
・醤油(丸亀醤油・マルオ醤油)
・鰹節
・だし昆布
・鶏ガラ
※保存料、添加物は一切使用していません。
漬物を作り続けて40年。「奥さんの漬物でないといかん。」
私、川原恵美子は40年以上、「なすのからし漬け」、「きゅうりのつぼ漬け」、「大根のはりはり漬け」、「梅干し」、「らっきょう」などの漬物を作り続けてきました。
本当にありがたいことに、地元の方からは「川原さんの漬物でないといかん。」と言われています。
画像:一番人気「なすの辛子漬け」※山清の「鬼からし」を使用
画像:天日干しした「梅干し」も人気
※漬物も保存料、添加物は一切使用していません。
大切に育てられた野菜は美味しく、そして美しい。
私が作る漬物や田舎料理は「作品」だと思っています。
それは「生産者」が、農薬を一切使用しない有機栽培で、手間をかけ大切に育てた「野菜」は「作品」だと思っているからです。
私の役目は、その大切な「野菜」の良さを最大限引き出すための「切り方」「乾かし方(天日干し)」「味付け」「保存方法」を研究し、その日の天気、温度、湿度に応じた料理方法を確実に、妥協せず、ただただ40年間実践してきました。
画像:手入れの行き届いた美しい茄子の畑
画像:みずみずしいキュウリ
画像:この時期はスイカも食べごろ
画像:自然の恵み栄養豊富な地下水を利用
画像:讃岐山脈を源流とする美しい水
私が漬物に使う野菜には、こだわりがあり絶対の自信があります。なぜならば、私が仕入れる生産者たちはみんな、自分の作る野菜を、まるで我が子のように、手間をかけ、そして大切に育てているからです。
大切に育てられた大切な野菜を捨てるわけにはいかない。
実は、このことが漬物を作りを始めるようになったきっかけの一つです。今では、生産者からも「あまった野菜でも、川原さんのところへ持っていけば、美味しい料理として活かしてくれる。」と喜ばれています。
本当にありがたいと思っています。
地元の方に作っていただいた、私の店「田舎そば川原」
平成18年9月、地元の方のご協力で、地元の野菜を使った田舎料理と、地元蕎麦を使った手打ちそばを提供するお店、「田舎そば川原」をオープンすることができました。
「地元の方が作ったお店」とは決して大げさではなく、建物の提供、手作りの看板、手作りのテーブルなど、文字通り、地元の方の協力がなければ出来上がっていないお店なんです。
画像:お客さん手作りの案内看板
「地元の食材を使った、昔ながらの田舎の味を、安心していつまでも食べていただきたい。」という恩返しの気持ちで、日々、お店の営業を続けています。
画像:毎朝5時からお店の準備を開始
画像:地元のそば粉を使用した田舎そばを毎朝手打ち
画像:一番人気の 田舎そば
地元のイベントにも積極的に参加

画像:5/29(日)KITOKURAS「HONMAMONマルシェ」に参加
お店でのお食事の提供だけではなく、地元デイサービスのお弁当作りや、地元の団体が主催するイベントにも積極的に参加するなど、おかげさまで忙しい日々を送っています。
資金の使い道
今回のこのプロジェクトでご支援いただいた資金は、下記の目的に使用させていただきます。
荒れ果てた竹林を手入れするための「草刈機」×2台 10万円
タケノコを竹林から運ぶための「運搬費用」×複数回 3万円
間引いた竹や刈り取った草の「廃棄費用」 3万円
合計16万円
上記金額を上回った資金は、来年以降の「たけのこスルメ」の生産資金(人件費、パッケージ代、開発費 等)とさせていただきます。
リターンについて
今年の春、まんのう町で採れたタケノコを100%使用した「タケノコするめ」を1,300個作りました。
この「タケノコするめ」を中心にリターンをご用意いたしました。
1.タケノコするめ(1パック10g)
2.手作りのお漬物(1パック200g)
3.国産の桐で作った桐箱
4.爪楊枝入れ
5.タケノコするめオリジナルステッカー
6.感謝の手紙
お漬物は「桐の箱」にお入れしてお届けいたします。
ちなみにこの「桐の箱」も、地元で伐採された「桐の木」をすぐに加工し、湿気で歪まないよう15年間もの時間乾燥させた、世の中に一つしかない職人さん手作りの「桐の箱」です。
画像:15年間乾燥させた「国産の桐」をこの道15年の職人が一つ一つ手作り。
画像:「焼印」までこだわって作ってみました。
画像:年齢を問わず女性に人気「和柄の爪楊枝入れ」も手作りです。
最後に
最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。
まんのう町の生産者の方々の思いを、今回の「作品」に仕上げました。
「料理は人の心」です。
たくさんの「心」が詰まった「タケノコするめ」を、日本全国の方々に、楽しく味わっていただければ、これ以上の幸せはありません。
ご協力とご賛同のほど、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
地元の新聞、テレビ等のメディアに多数取り上げられてきましたが、今回はその動画の一部をご覧ください。
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