
イチニノ前島です。
早いもので、今年も残りわずか。
『アクワリウム』の稽古も詰めに入ってきました。
装置や音響など、本番に直結する要素が増えてくるたびに
キャストの皆さんの熱が上がっていっているなと感じます。
季節は暑い夏から冬へ。稽古場は寒くなりましたが、熱は上がります。
地域演劇に身を置いてもう長いですが
若いうちは、なかなか自分の環境について深く考える機会がありませんでした。
好き放題やって、評価されるのか否か、というだけで。
地域演劇ゆえの難しさ、あるいは強みなど
そしてそれは自分たちが活動する茨城が標準なのではないことも
長く活動をすることで、そしてイチニノをスタートして
様々な地域に出向くことで気づいたことでした。
今回、熊本での上演に向けて、様々な方にお力添えを頂いているなかで
熊本演劇でノーマルであることが、自分には初めて、という思いになることが
たびたびありました。
これだけ長く芝居をしていても、やはり地域演劇の広さと深さには
まだまだ底知れなさがあるんだなあと。
キャストの皆さんも、(人物においても、演技においても)雄弁な方、寡黙な方、
じりじりするような地味な稽古場ですが、
非常に多彩な姿を見られて、大変楽しいです。
そのうえで、残りの仕上げに何が必要か、間に合うのか
シビアにチャレンジできればと思っています。
クラファンも残り2週間を切りました。
イチニノだから提供できる、という
脚本執筆や遠征サポートといった特徴的なリターンも
オーダーいただいていて、うれしいです。
ある意味、『アクワリウム』が終わっても
皆様とつながって芝居づくりができるという話です。
ぜひ引き続き、オーダーをお待ちしております。
新リターン・遠征サポートプラン。ぜひ茨城へお越しください。
クラファン終了まで、ぜひ応援よろしくお願いします。
もちろんクラファン後は、劇場でお会いできますよう。





