
全体のデザインはアーティストが、配置は子どもたちの目線や動線に気を配りながら保育士さんと相談して決めていきます。例えばストレッチャーに乗ったまま手術室等に向かう子どもの視界の主は天井。だから天井にもUFOや飛行機、鳥などを飛ばします。退院後の外来受診後、病棟を訪問した時に自分の作品が病棟の入り口を飾っているのを見ることができたら!というアイデアも保育士さんによるもの。前回は病棟の入り口に海底を泳ぐ魚と水草を描きました。
魚の鱗、鳥の羽のデザインは子どもたち、お母さんたち、そして保育士さんたちも一緒に。最後の仕上げに自分のイニシャルを入れる子もいます。
アーティストOnly-toomariは自身も幼少の頃に長期入院の経験があります。その時の気もちを思いながら考えたモチーフは、「病棟から出られなくても心だけは自由に」との願いから、大海原を泳ぎ回る魚、大空を飛び回る鳥や乗り物が中心です。
現在70%を超えるご支援をいただいています。ありがとうございます。闘病を頑張る子どもたちの生活が明るくなるよう、たくさんの笑顔につながるよう、引き続き応援いただけましたら嬉しいです。そして周りの方へご紹介いただけましたら幸いです。よろしくお願いいたします。





