災害時...トイレがない!?待ったなしに備える非常用コンパクト便座「チョイレ」

災害時用に非常食や水を備える家庭は増えていますが、被災地で実際に困るのは「トイレ」です。避難所では数が足りず「トイレパニック」になることも。そこで開発したのが、省スペースに保管できるダンボール製の非常用トイレ「チョイレ」。本プロジェクトは、チョイレを広め、災害時の「トイレ問題」の解決を目指します。

現在の支援総額

116,133

580%

目標金額は20,000円

支援者数

18

募集終了まで残り

43

災害時...トイレがない!?待ったなしに備える非常用コンパクト便座「チョイレ」

現在の支援総額

116,133

580%達成

あと 43

目標金額20,000

支援者数18

災害時用に非常食や水を備える家庭は増えていますが、被災地で実際に困るのは「トイレ」です。避難所では数が足りず「トイレパニック」になることも。そこで開発したのが、省スペースに保管できるダンボール製の非常用トイレ「チョイレ」。本プロジェクトは、チョイレを広め、災害時の「トイレ問題」の解決を目指します。

現場のリアルな声からうまれた「チョイレ」

はじめまして。シンプルプラスです。

私たちは非常食の開発・販売を通じて、家庭や自治体の防災備蓄を支援してきました。

この度、私たちが開発した非常用ダンボールトイレ「チョイレ」をより多くの方に知っていただきたく、このプロジェクトを立ち上げました。

開発のきっかけは、被災地や現場で活動する職員の方々の声でした。非常時用の備蓄はめったに使わないものですので、保管が負担になります。

「必要なのはわかっていても、スペースを取る備蓄品は十分な数を揃えられない」。
その声に応えるべく開発したのが「チョイレ」です。


これまで非常食を通じて防災を支援してきた私たちが、初めて食品以外にも領域を広げ、トイレという新たな備えに挑戦しました。


災害時に深刻化する「トイレ問題」

災害時に真っ先に困るのは、実は食料や水ではなくトイレなのです。
まずは、その実態を知って頂きたいと思います。

食料は備えていても“出すこと”の備えは不足


近年は、防災意識の高まりで非常食や水を備える家庭は増えてきましたが、トイレを備蓄している家庭はわずか1割程度といいます。

しかし、実際に被災した人々が口をそろえて「困ったこと」としてあげるのが「トイレ問題」です。

日常生活では、数時間に1度はトイレを使っているはずですから、災害時にも水や食料品よりも早く必要になることもあるでしょう。
しかし、仮設トイレが避難所に行き渡るまで非常に多くの日数がかかるのはあまり知られておりません。

それだけ緊急度が高いものにも関わらず、備えが後回しにされているのが現状です。

そこにはやはり、非常用トイレが「スペースをとる」という課題がありました。

参考:内閣府避難所におけるトイレの確保・管理ガイドライン(PDFより引用)

避難所で水分を我慢して体調を崩す人々

参考:内閣府避難所におけるトイレの確保・管理ガイドライン(PDFより引用)

被災地でのトイレ不足は深刻な課題です。

私が見た現場では、トイレがある場所まで40分程度歩く必要があり、到着してからも大行列に並ばなければいけない状況でした。

このような状況では、「できるだけトイレに行かなくても済むように」と水分を控える人が増え、体調を崩すケースが後を絶ちません。

時には、命にかかわる問題に発展することもあります。

不衛生な環境と臭いが大きなストレスに

避難所のトイレ問題は、数の不足だけではありません。

断水している状況で、便器に排泄物が溜まって不衛生な状態になることも。

せっかくトイレが設置されている避難所にも関わらず、便器に汚物が山積して『トイレが全く使えない』という危機的状況は珍しくありません。

そうなると、やむを得ず野外で排泄するしかなくなり、周辺には大小便が放置され、悪臭のみならず感染症の発症リスクが発生する事態にもなります。

参考:東京都東京トイレ防災マスタープラン(PDFより引用)

チョイレ開発の背景とストーリー

チョイレは、現場の切実な声から生まれました。開発の裏には、備蓄が進まない理由や気づきがありました。

現場職員の声がきっかけに

自治体の防災倉庫には、限られたスペースに備蓄品を保管している。

災害が起こる度に、避難所で問題になる「トイレ問題」。必要なのはわかっていても、十分な数の備蓄ができないのは、スペースをとってしまうという現実がありました。防災の備蓄は基本的には使わないもの。それに広いスペースを確保するのは負担です。

「保管スペースをとらず備蓄できるトイレが欲しい」
「使用後の廃棄問題も解決したい」

被災地の現場や防災の備蓄を管理する職員の方々からの切実な声に応えるべく、開発をスタートしました。

非常食メーカーだから気づけた「食べる・出す」の両方の重要性防災用テントトイレ

私たちは、非常食を提供してきた経験から、防災では「食べること」だけでなく「出すこと」のサポートも必要だと感じています。

トイレは数時間に一度必ず必要になるものであり、水や食料と並ぶ必需品です。

それにも関わらず、備蓄率が低い。トイレの備蓄を自治体や組織だけに頼るのではなく、個人レベルでも備えていく必要があると考えました。

”誰でも手軽に備えられるトイレ”があれば...。

「チョイレ」はその思いに応える形で誕生しました。

コンパクトで安心!非常用ダンボールトイレ「チョイレ」の特長


チョイレには、災害時に役立つ工夫がたくさん盛り込まれています。
チョイレの特長をご紹介します!

とにかくコンパクト!収納に困らない設計

保管スペースの課題に対応するべく、チョイレは、徹底的にコンパクトさを追求しました。

組み立てる前のサイズから逆算して設計し、高さや便座のサイズの調整を何度も繰り返し、20回以上の試作を経て完成しました。

組み立て前の保管サイズは33.8×30×6.6cm、重量は850g。
避難リュックや棚にも収まるサイズで、世界最小クラスの軽さです。

組み立て後は、わずかA4サイズほどのスペースに設置できるのも特徴です。

軽量でも高い強度

チョイレは、小さくても安心して座れる強度を備えています。
折りたたむとコンパクトになりますが、組み立て後の自社テストにて、縦方向のプレス 耐荷重1トンを確認済みです。

軽くて持ち運びやすいだけでなく、強度との両立にもこだわりました。
一見すると低く感じられる高さも、実際に使った方からは「座ってみると十分な高さ」と好評です。

また、本体のトイレが小さい分、袋に余裕ができることもポイント。成人男性でも袋の手前を引き上げることで、座って用を足すことが可能です。非常時、例えば車の中などでもチョイレを使用できます。

ダンボールDIYトイレでは難しい現実を解決

防災ノウハウとして「ダンボールでトイレを作る方法」も知られています。

知識として覚えておくのは大切ですが、実際の非常時にはトイレにちょうどいい大きさや強度のダンボールが手元にあるとは限りません。

カッターやガムテープなどの道具も必要で、混乱の中では現実的な方法ではありません。

チョイレはトイレ専用の設計ですので、工具不要ですぐに組み立て可能。誰でもすぐに組み立てられるのが大きな違いです。

環境にやさしい素材

チョイレの素材には再生資源を使用しており、使用後は資源ごみとして処分できます。プラスチック製品に比べて環境負荷が少なく、安心して備えられる点も特長です。

また、十分な強度を備えているため繰り返し使用が可能で、廃棄物の削減にもつながります。

こうした小さな積み重ねが、気候変動の進行を抑え、将来の災害リスクを減らすことにもつながります。

どの市販ビニール袋とも合う互換性

チョイレは、市販の一般的なビニール袋で使用できます。
消耗品が不足しやすい災害時にも、柔軟に対応できて便利です。

また、チョイレは便座ごとビニールで覆って利用する設計ですので、後片付けまで衛生的にできるので安心です。

価格は最安値クラス

チョイレは、ご家庭で無理なく導入できる価格にもこだわりました。

便座に、処理袋と凝固剤5セットが付いて<2,980円>

非常用ダンボールトイレとしては最安値クラスです。

防災用品は普段使わないため高額だと、備蓄の優先順位が下がりがちです。

チョイレは手に取りやすい価格で、備えを後回しにしない工夫を大切にしています。


実際の利用シーンとユーザーの声

実際にご利用の方からのお声も数多く寄せられています。

避難リュックや車に入れて安心

チョイレは、小型で軽量なので、避難リュックの隅や車のトランクに入れてもかさばりません。

実際に「これならリュックに入れて持ち歩ける」「車に入れておいても邪魔にならない」といった声が寄せられています。

また、今まで、スペースの問題から袋のみの非常用トイレを揃えていた方からは、「便座があると安心感が違う」とご感想をいただきました。

乗用車の後部座席でも使えるサイズ感

チョイレは車の中でも使いやすいサイズに設計しています。

乗用車の後部座席でも問題なく使えるため、災害時には車をトイレの個室代わりにできる点も安心です。

車中泊や渋滞時の活用もできますので、アウトドアや長距離ドライブの備えとしても役立ちます。

トイレは非常食・水に並ぶ防災備蓄の優先順位

防災備蓄といえば非常食と水が定番ですが、それと同等に欠かせないのがトイレです。食べれば必ず出す必要があり、優先順位は決して低くありません。

非常用トイレは食品と違って賞味期限の管理も不要。一度揃えれば長く備えられるのもメリットです。

「防災」を難しく考える必要はありません。トイレットペーパーを買い置きする感覚で、まずは1つ家庭に備えていただきたいと思います。

最後に 防災備蓄の入口に「チョイレ」を

災害時に深刻化する「トイレ問題」。チョイレは、省スペースで保管でき、強度も十分に備えた非常用トイレです。ご家庭で1つ備えておけば、もしものときに大きな安心につながります。

私たちは、チョイレを非常食や水と同じように「当たり前の備え」にしていきたいと考えています。さらに将来的には、自治体や企業の備蓄にも広がり、避難所での「トイレ難民」を減らすことを目指しています。

また、チョイレの特徴である「繰り返し使える」「高い強度がある」という点は、使い心地の良さだけでなく、ゴミの削減にもつながり、環境にもやさしい設計となっています。

環境に配慮することは、結果的に“気候変動などの災害を増やさない”ことにも貢献しているのです。

このプロジェクトを通じて、まずはご家庭に1つチョイレを備えることから始めていただければ幸いです。皆さまのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

リターンのご紹介
【超超早割30%オフ/数量限定】チョイレ1個+凝固剤3日分(21個)
¥4,136
【超早割20%オフ/数量限定】チョイレ1個+凝固剤3日分(21個)
¥4,434
【早割10%オフ/数量限定】チョイレ1個+凝固剤3日分(21個)
¥4,732
【campfire割5%オフ】チョイレ1個+凝固剤3日分(21個)
¥4,881
【CF限定58%オフ】凝固剤3日セット(1日7個×3日分=21個) ¥1,400
【33%オフ】チョイレ+凝固剤3日分(21個)2個セット
¥7,443
【35%オフ】チョイレ+凝固剤3日分(21個)3個セット
¥10,661
【54%オフ】チョイレ80個セット(凝固剤にオリジナルロゴ入れOK)
¥119,200
【50%オフ】チョイレ560個セット(本体にオリジナルロゴ入れOK)
¥916,900


【お知らせ:凝固剤パッケージのデザインは写真のものから変わります】

「女性でも携帯しやすく、ふと手元から落としても気にならない」というイメージで、シンプルデザインへ変更となります。凝固剤は消臭効果のあるヤシ殻活性炭入り。45Lの処理袋が1袋セットになっています。

資金の使い道

今回のプロジェクトは目標金額を2万円とさせて頂いておりますが、このプロジェクトはあくまで1人でも多くチョイレの魅力や災害時のトイレ危機を知っていただきたく起案致しました。

ご支援頂いた金額は全額チョイレの開発や販売にかかる諸費用(原価/製造費/人件費/市場開拓等)に充てさせて頂きます。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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  • ■ 超超早割(30%OFF)リターン、完売のお礼ご好評をいただいておりました【超超早割30%オフ】チョイレ+凝固剤3日分(21回分)セット は、おかげさまで完売 となりました。「トイレは大事」「まず1つ備えたい」「この価格なら始めやすい」そんなお声とともに多くのご支援をいただき、心より感謝申し上げます。■ 現在のおすすめ①【超早割20%オフ】チョイレ+凝固剤3日分(21個)セット超超早割は終了しましたが、次におすすめなのがこちらの【超早割20%オフ】リターン です。内容・チョイレ(定価2,980円 → 20%オフ:2,384円)・CF限定価格(58%オフ)凝固剤3日分(21個)付き万が一の備えとして、コンパクトに収納でき、すぐ使える簡易組立式の非常用トイレ が一式そろいます。段ボールを組み合わせて便座を作り、袋をセットするだけで簡易トイレが完成。家庭の棚や避難リュック、車内にも置きやすいサイズです。■ 現在のおすすめ②自宅と車に備えるなら【2個セット割33%オフ】チョイレ2個+凝固剤3日分×2セット「自宅用と車載用、両方に備えたい」「家族分として複数欲しい」という方には、2個セット割 がおすすめです。内容・チョイレ2個(定価2,980円×2 → 33%オフ:3,993円)・CF限定価格(58%オフ)凝固剤3日分(21個)×2セットご家族やご友人と分け合っての備蓄にも適しています。複数台あることで、災害時の安心感が大きく変わります。 備えは「思い立った今」が最適なタイミング防災用品は、必要になってからでは手に入りにくくなります。チョイレは、場所を取らず、管理の手間も少ない ため、「備えを後回しにしない」ための入口として選ばれています。引き続き、チョイレを通じて“続けやすい防災・備蓄” を広げてまいります。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る
  • いつも「チョイレ」プロジェクトへのご支援・応援をありがとうございます。現在ご用意しているリターンの中でも特に反響をいただいている【超超早割30%オフ】チョイレ+凝固剤3日分(21回分)セット 好評につき残りわずか となりました!凝固剤と処理袋のパッケージは、上記の新パッケージに変更となります。女性のかたが鞄に入れて持ち歩いていても気にならないデザインにしたい、という社内のスタッフたちの思いから、形にしてみました。キャンプファイヤーの特別セットは、チョイレ1箱に通常同梱されている「凝固剤+袋」以外にも、安心の3日分(21個)の凝固剤 が付属します。「通常よりお得」+「使える備え」が一式そろうため、大切なかた、遠方のご家族への贈り物にもおすすめでございます♪災害時のトイレ備蓄は「本体だけ」ではなく、処理に必要な凝固剤などもセットで揃っていること が安心につながります。“まず一式そろえる” 入口として、選ばれているのだと感じています。気になっていた方は、ぜひお早めにご検討ください。引き続き、チョイレを通じて “続けやすい防災・備蓄” を広げていけるよう活動してまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る
  • 12月8日深夜、青森県東方沖で最大震度6強の大きな地震が発生しました。被害も出ているとの報道が続いています。まずは、この地震で被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申し上げます。当社も大きく長い揺れを感じました。その後、余震も確認されておりますので、これ以上大きな揺れが起きないこと、そして皆様の安全を心より願っております。災害のニュースに触れるたびに、「私たちにできることは何か」「防災をもっと“続けやすいもの”にできないか」そんな思いを強くします。 非常食や水を備えるご家庭は増えています。でも、被災地で真っ先に困るのは、トイレなんです。それでも、トイレの備蓄がなかなか進まない背景には、・スペースの問題・コストの問題・「使うかどうかわからない」という心理的ハードル備蓄の“続けにくさ”があるからだと、私たちはこれまでの防災支援で感じてきました。だからこそ、もっと気軽に、もっと自然に、もっと続けやすくて、備えられるものを作りたい。その想いから、今回クラウドファンディングで公開した非常用ダンボールトイレ「チョイレ」が生まれました。防災用品は、使わないで済むことが、もちろん一番なんですが水の備蓄のように「日頃から目に見えるところにあっても、気にならない」ような、または、災害にあわなくても使えるようなものだと、もっともっとハードルが下がりますよね。チョイレは、家の中に置いておいても、シンプルな段ボールなので場所を取りませんし、一番のオススメは「車に乗せておく」こと。渋滞中などにトイレに行きたくなってしまった・・そんな時にもお使いいただけます♪安価な段ボールトイレは、1回使うと潰れてきてしまいますが、チョイレは頑丈な段ボールで作りましたので、しっかりビニールをかけて凝固剤を使うことで、何度でもお使いいただけます。「自分たちが使いたいもの、お勧めしたいもの」としてこだわりましたので、是非ご家庭に1つ、2つ、常備していただけたら幸いです。食品と違い、賞味期限はありませんので^^“続けやすい防災”、はじめましょう! もっと見る

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