【大阪公立大学Accord】ライブ開催に向けてのご支援のお願い

私たちは大阪公立大学アカペラサークル「Accord」です。声だけで演奏をし想いを届ける「アカペラ」を通して様々なサークル活動を行っています。今回は、2025年12月14日(日)に開催するWinter Liveの開催資金として、皆さまにご支援いただきたく本プロジェクトを立ち上げました。

もうすぐ
終了

現在の支援総額

216,000

108%

目標金額は200,000円

支援者数

35

募集終了まで残り

3

【大阪公立大学Accord】ライブ開催に向けてのご支援のお願い

もうすぐ
終了

現在の支援総額

216,000

108%達成

あと 3

目標金額200,000

支援者数35

私たちは大阪公立大学アカペラサークル「Accord」です。声だけで演奏をし想いを届ける「アカペラ」を通して様々なサークル活動を行っています。今回は、2025年12月14日(日)に開催するWinter Liveの開催資金として、皆さまにご支援いただきたく本プロジェクトを立ち上げました。

11月も中盤に差し迫り、本番までちょうど1か月となりました。タスクが溜まりすぎて、1日、また1日と過ぎ去っていくのが怖いです。

みなさま、こんにちは。VFX委員を務めております、4回生(20期)のけいごです。


あまり、聞きなれない単語だと思います、VFX。VFXとは、「Visual Effects」の略で、撮影後の映像にCGなどデジタル技術を用いて視覚効果を加える………云々。難しいことは置いておきまして、簡潔に言いますと、ライブのストーリーに関わる全ての映像を撮影、編集しております。


1枚目の写真の引用元である、情報解禁映像も僕が編集しています!見ていただけましたかね…??今回はこの映像を元に、「こんなことやってますよ〜。」っていう撮影や編集の裏側、細かいこだわりなども紹介できればなと思います!



まずはじめに、いきなり撮影!!!という訳にもいかず……根幹となるストーリー、絵コンテを作成していきます。

ほんっっっっとうに恥ずかしいんですけど、今回は、絵コンテの一部をお見せしようかなと思います。

はい。素晴らしく下手くそな絵ですよね。でもこれでいいんです。

絵コンテは具体的にどういった場所で、どういった画角で撮影するのか、セリフや表情管理、BGMのイメージなど映像の大体の流れを書いていきます。

この絵コンテを元に!撮影をしていく訳ですね、ハイ。撮影の裏側はまた後ほどご紹介しようかなと思います!


さて、撮影が終わり、素材が集まりましたね。この一つ一つの素材に対して、カラコレ、カラグレを行っていきます。「また分からん単語出てきた…。」と九割ほどの人が思ったことでしょう。簡潔に言いますと、素材ごとに異なる色彩を調整して、統一感を持たせていきます。(厳密には少し違っていて、有識者の方から怒られそうですが、ご容赦ください。泣)


 このカラグレの威力をですね、体験していただきたいのでカラグレ前後の映像をご紹介しますね。

まずは、カラグレ前になります。これだけでも十分素晴らしい素材ですよね。綺麗な自然をバックに、主人公アイリスが歩いているシーンですね。


 ここから、カラグレをしていきます。具体的には、コントラストをつけて、彩度を上げて、ホワイトバランスを整え、肌を明るくし、全体的に青みがけて、服の色を彩りよくして、あれやこれやとやっていきまして………。早くカラグレ後の写真を出しますね、どうぞ。

割と結構頑張ってないですか?僕も独学なので正解がなにかは分かりませんが…。このシーンは物語の序盤で、幼馴染ヴィクターと会う場面なのですが、まだこれから待ち受けている苦難を乗り越える………前のところになりますね。なので、敢えて少しだけボカして不思議な雰囲気溢れる感じに仕上げました。

こういった感じで、映像全体で統一感は持たせつつ、その場面、キャラクターの心情などを考えて色彩を整えていっているのです。映像って奥が深いですね…。


ちなみにちなみに、映像序盤に出てきた草むらのシーンありますよね?あれは実は、うさぎの視点という想定で撮影しておりまして、その色彩は緑や青の色みが強かったと思います。これにも理由がありまして、うさぎの目では、緑色と青色の2色でしか認識できないから!ですね〜!こんな1、2秒の素材にもこだわり尽くしているのです…!

これら、カラグレの作業を素材一つ一つに行っていきます!一つの映像につき早くて7分ほど、時間がかかる時は15、20分かかってしまう、なんてことはざらにあります。

完成映像の尺が2分ほどで大体40近くの素材を撮影します……。もう、どういうことか分かりますよね…??地獄の作業量です。


 晴れて、カラグレが終了し、やっとの思いで映像を繋げていきます。映像の盛り上がり、緊迫感などに沿った音楽をチョイス、自然になるような効果音を挿入していきます。


そして、1番大変だったのが、額縁に動く映像を挿入するところです。


緑色の色紙を額縁に入れ、グリーンバックの要領でくり抜いている訳ですね〜。これがまた難しくて、うまいこと切り抜いてくれないし、傾きも調整しないとで、気が狂いそうでした。いや、狂っていました。上手くいかなくて1フレームずつ、くり抜いた時もありました。


そんな中、事件が発生しました。編集が間に合わず、納品日のギリギリまでずっと作業をしていました。僕はあらかじめ、事前に、SNS委員と相談していました。完成できなかったら僕の土下座動画を2分流すことを。

時刻は朝の4時半。辺りが明るくなってくると共に、焦りが生まれ、睡魔も襲ってきます。すると急に、PC画面が真っ暗に。PCが悲鳴を上げて耐えきれなくなったのでしょうね、クラッシュしました。そこら辺のホラー映画より怖かったです。「あぁ、今から謝罪か…」と思いながらも、藁にもすがる気持ちで電源をつけるとですね、本当に最近のソフトウェアというのは優秀で。自動保存というものがあった訳ですね、いわゆるバックアップです。助かった〜〜〜!!と思い、確認すると消えたのはここ30分の進捗だけでした。アブナイアブナイ。


そんなこんなで、情報解禁映像が完成した訳ですね。完成までの裏側を知った上でもう一度見てみると、また違った視点で見えてくるのではないでしょうか?良ければ、もう一度再生してみてください!!

情報解禁映像はこちらから!


次回のVFXのコラムでは、今回語りきれなかった撮影の裏側、そしてCG合成などをご紹介できればと思います!こんなにも長い文章、読んでくださってありがとうございました〜!

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