◆このプロジェクトについて

存続の危機にある憩いの場を、みんなで取り戻そう！

この度の豪雨により、私たちの施設は甚大な被害を受け、現在休業を余儀なくされております。

地域の皆様に愛され、多くの競輪ファンの方々にご利用いただいてきたサテライト玉東を、必ず復活させたいという強い想いで、このプロジェクトを立ち上げました。

◆被災状況

[▲熊本日日新聞より引用]

令和7年8月10日、九州各地を襲った豪雨による被害は想像以上に深刻でした。
1階全体（フロア・事務所・食堂）が浸水し、その深さは約65cmに及びました。

[▲1階フロアの様子]

建物は事務所床や壁に損傷が生じ、電気設備や空調、給排水設備も大きなダメージを受けています。特にエレベーター2機、シャッター、電気系統、空調、浄化槽が使用不能となりました。

さらに、施設運営の根幹を支える機械設備も壊滅的な被害を受けました。車券購入機や関連機械一式、映像機器、パソコン・ネットワーク機器、防犯カメラ録画装置などが全て浸水によって機能を失いました。フロアのお客様席やテーブル、事務所の机や棚も水没し、使用できない状態です。

厨房設備にも被害が及び、テーブルや椅子、空調、棚、冷蔵庫、洗浄機、フライヤー、ガス機器、オーブンなど、多くが故障・損傷しました。

[▲機材のほとんどが水没してしまいました。]

[▲敷地内食堂「あらき食堂」の被害状況]

このように、施設全体におよぶ深刻な被害を受け、現在は完全に休業せざるを得ない状況です。

施設の復旧には最低でも1か月、支援の遅延によっては2か月以上の期間が必要になると見込まれています。営業も停止しており売上が見込める繁忙期のお盆を迎えることができず、収入がゼロの状態が続き、このままでは復旧への道のりが非常に困難になってしまいます。

何よりも心配なのは、時間が経過するほど世間の関心が薄れ、支援の輪が広がりにくくなることです。

被災直後の今だからこそ、皆様のお力をお借りして、一日も早い再建への歩みを始めたいと考えています。

◆復興への想い

サテライト玉東は単なる競輪の場外車券発売所ではありません。

この施設は地域経済の一翼を担い、競輪ファンの皆様の憩いの場として、そして地域の活性化に貢献する拠点として機能してきました。私たちが目指すのは、この施設を通じて再び地域に活気を取り戻すことです。復旧後は、従来のサービスをさらに充実させ、より多くの方に愛される施設として生まれ変わりたいと思っています。地域の皆様との絆を深め、競輪の魅力を伝える場として、そして災害に負けない強靭な地域づくりの象徴として、サテライト玉東を再建いたします。

[▲復興作業中のスタッフ]

◆私たちについて

私たちサテライト玉東は、2021年9月に熊本県玉東町に誕生した場外車券発売所です。
開設以来、地域の皆さまに支えられながら、競輪を楽しむファンの方々の憩いの場として親しまれてきました。

私たちが大切にしてきたのは、「人と人とをつなぐこと」です。常連のお客様が仲間と語り合う姿、初めて訪れた方が競輪の魅力に触れて笑顔になる瞬間、選手を招いてのイベントで地域に広がる熱気…。その一つひとつが、サテライト玉東の宝物です。

運営スタッフもまた、この施設を愛し、誇りを持って働いています。ただ車券を販売する場所ではなく、地域に根ざした交流の拠点となることを目指して、SNSでの発信やイベント企画など、日々工夫を重ねてきました。

プロジェクトオーナー 大久保　諭

◆これまでの取り組み

開設以来、私たちは地域との連携を何よりも重視してきました。

競輪選手の方々をお迎えしてのイベント開催や、お客様との交流を深める取り組みを継続的に行ってまいりました。またSNSでは日常を発信するなど、初めて訪れる方も安心して楽しめる雰囲気をつくってきました。

地元自治体や地域住民の皆様からのご理解をいただき、公営ギャンブル施設としての社会的責任を果たしながら、地域経済への貢献を続けてきました。

今回の被災により一時的に活動は停止していますが、これまで築いてきた地域との絆は決して失われることはありません。

◆リターンについて

お越しいただける方には、復旧後に利用できるVIPルーム・ボックス席利用券をご用意いたします。

もちろん、リターンは不要で純粋な支援金としてのご支援も心から歓迎いたします。皆様のお気持ちが何よりもありがたく、どのような形でのご支援でも必ず復旧への力にさせていただきます。

[▲VIPルーム]

[▲ロイヤルボックス席]

※支援金は賞金（あるいは賞品）として使われることはありません

◆スケジュール

リターンは復旧後11月頃から順次発送予定となります。

また、現在復旧工事の詳細な計画を策定中です。資金調達の状況にもよりますが、工事開始から完了まで1か月から最大2か月程度を見込んでいます。支援者の皆様には、工事の進捗状況を定期的にご報告し、透明性の高いプロジェクト運営を心がけます。一日も早い営業再開を目指し、スタッフ一同全力で取り組んでまいります。復旧完了後は、感謝の気持ちを込めた再開記念イベントを開催し、支援者の皆様をお迎えしたいと考えています。

◆最後に

サテライト玉東は、ただの建物ではありません。この場所に集う人々の笑顔と、地域の絆が形となった大切な場所です。豪雨による被害は確かに大きな試練でしたが、皆様の温かいご支援があれば必ず乗り越えられると信じています。どうか、私たちと一緒にサテライト玉東の復活の物語を紡いでください。皆様一人一人のご支援が、この地域の希望となります。どうか応援をよろしくお願いいたします。