注目のリターン
ごあいさつ
こんにちは!岩手県大船渡市を拠点にクラフトビールブランド「三陸ビール」を展開している 三陸ブルーイング・カンパニー合同会社の代表、南です。

青森県、岩手県、宮城県の南北300km超のリアス式海岸がつづく三陸地域。
自然の脅威と豊かな恵みが隣り合うこの地で、人が助け合い、支え合い、分かち合って生きてきた風土に魅了され、私たちは「人と人、人と自然をつなぐビールを。」というブランドコンセプトを掲げて2018年にスタートしました。
2025年2月に大船渡の山林火災が発生したとき、ビール販売の収益を寄付する取り組みを行い、その時に知って下さった方も多いかもしれません(寄付額:905,821円)。
https://x.com/SanrikuB/status/1896728644921512091
三陸ブルーイングでは、椿茶や柚子、米など、三陸や東北の素材を副原料に生かしたビールづくりに取り組んでいます。

本プロジェクトについて
三陸ブルーイングはこれまで、いわゆるファントムブルワリー(自社では醸造設備を持たず、他の醸造所へレシピを持ち込んで委託醸造する業態)として、ビールを提供してきました。
そしてこのたび、「大船渡の中心に、誰もが立ち寄れる灯火となるような新たな場所をつくりたい」という思いで、大船渡の中心市街地にある商業施設「キャッセン大船渡」に、自社ブルワリー&タップルームを開業します。

今回のクラウドファンディングでは目標資金を500万円に設定し、醸造設備の資金をご支援いただきたいと思っています。
なぜ“今”か
好立地のテナントの空きが出た今が絶好の機会。
また、委託醸造から自社醸造に移行し、三陸ビールをフレキシブルにお届けできる体制を作るためです。
これまでの歩み
■三陸沿岸に人が滞在するきっかけを
私が岩手県大船渡を訪れるようになったのは、大船渡出身の妻との結婚がきっかけでした。
もともと私は山登りなどのアウトドアが好きだったため、自然豊かなリアス式の地形や海岸から一気に迫りたつ山々、入り組んだ谷から流れる渓流、そして豊かな海などのフィールドに魅了されました。
大船渡へ行くたびにフライフィッシングの竿を片手に山に分け入り、イワナやヤマメなどの渓流釣りを楽しんでいました。

大船渡に足を運ぶなかで、被災地の大船渡や陸前高田で、精力的に復興へ取り組む飲食店や起業家、街づくり会社、自治体の方々と出会いました。そして、自分もこの地域に携わりたいという思いが強まっていきました。
一方、陸前高田では嵩上げ工事(土地や堤防を高くすること)の真っ只中。
盛り土のために山を削り、土砂を運ぶ何十台ものトラックが津波で流された市街地跡を粉塵を巻き上げて走り回る凄まじい光景でした。
自治体の方によると「視察の方も、被災地の景色を前にお酒を飲むのは不謹慎と感じ、日帰りで帰ってしまうことが多い。もっと街に滞在して欲しい。」と聞きました。
当時は、全国的にクラフトビールが盛り上がっていた頃。まだ東京に住んでいた私も、ブルワリーやビアパブを巡っていましたが、三陸沿岸のクラフトビールはまだ存在しませんでした。
「もしこの沿岸に地元のクラフトビールがあれば、人が滞在し、街で時間を過ごすきっかけになるのではないか」
沿岸に新しい体験をつくりたいーこの時の思いが三陸ブルーイング創業のきっかけとなりました。
私が好きなアウトドアには“いつも近くにビールがある”というのも決め手となり、自然豊かな三陸のクラフトビールブランドを立ち上げました。

■2018年、ファントムブルワリーとしてスタート
ブルワリーを立ち上げたいと言っても、東京でサラリーマンをしていた私にとっては、資金・技能・用地、そして家族の生活。いきなり移住・開業は現実的ではありませんでした。
そこで思いついたのが、醸造を委託するOEMでの製造でした。ファントムブルワリーという業態です。
独学で勉強して設計したレシピをもとに、委託先のブルワーさんとも相談しながら、「三陸ビール」を製造・自社販売する形で歩みはじめました。
■三陸の素材を使ったビールを開発

初めてつくったビールは、現在フラッグシップとして販売している『週末のうみねこ』の原型。ピルスナーモルトをベースにしてオーツ麦を使ったベルジャンホワイトはモルティでマウスフィール、魚介料理との相性も抜群でこれをフラグシップのビールにして行こうと決めました。
三陸ブルーイングでは、副原料のキャラクターが感じられ、さらに、三陸の豊富な食材を使った料理とのペアリングもしやすいビールづくりを目指しています。

大船渡の椿茶を副原料に使った、柑橘の余韻とすっきりとした後口の『週末のうみねこ』、陸前高田の「北限のゆず」を使った『恋するセゾン』、宮城県のブランド米「だて正夢」を使った『伊達男IPA』など、三陸の素材を使ったビールを醸造。
また、レギュラービールに加えて、『白ひつじのエール』『黒ひつじのエール』『ばばばスタウト』『伊達女IPA』などの限定ビールもリリースしました。
パッケージは、すっきりとした中にやわらかさを感じさせるものに。
県外の方はもちろん、地元のおじいちゃんやおばあちゃんなど幅広い人に手に取ってもらえるよう、分かりやすさや親しみやすさを意識したネーミングとデザインにしています。
出会いと別れ
三陸地域では、たくさんの人との出会いがありました。
まずは、大船渡の設計事務所の経営者で、「地域のために仕事をしなさい」とローカルビジネスの根本を教えてくれた義父。ユーモアがあり地域の取り組みにも熱心で、創業の姿勢を形づくった言葉をもらうことができました。
また、ブルワリー創業当初に、できたての名刺を持って訪ねた「キャッセン大船渡」の皆さまは地域の方々を次々に紹介してくれました。初めて三陸ビールを提供したのも、「キャッセン大船渡」のイベントです。地元を盛り上げようと奮闘する起業家や飲食店、自治体の方々など、多種多様な方との出会いは大きな刺激となりました。
社会人大学院に通っていた頃の同級生をはじめ、様々な友人たちにもサポートしてもらいながら東京などのイベントにも積極的に出店し、東京と大船渡を行き来していました。

そんな中で出会ったのが、震災後の復興を精力的に牽引し「海山」「ノイマーレ」という飲食店を経営していた新沼崇久さんです。
見た目は強面ながら心優しく、兄貴のような存在でした。コロナ渦で大船渡に行きづらい時には「元気か?」としばしば連絡をくれ、いつも気にかけてくれていました。
「大船渡で一番三陸ビールを売ってやるから」――この言葉にどれほど励まされたか分かりません。
しかし、ある日突然の交通事故で帰らぬ人に。あまりにも大きな喪失感で、しばらく現実を受け入れられませんでした。それでも前に進まなくてはという思いで、新沼さんのようなリーダーシップ、兄貴のような存在に自分はなることはできなくても、自分にできることで地域に貢献できるブルワリーになりたいと決意を新たにしました。
生まれも育ちも違う場所で、出会いと別れを経て、たくさんのご縁が背中を押してくれました。
その出会い一つひとつが、今の三陸ビールの原動力になっています。
大船渡の山林火災で“ビールでできる支援”を
2025年2月、大船渡市で大規模山林火災が発生しました。
80棟以上が被害に遭い、1,800haの森林が焼失、4,500人もの方が避難する甚大な被害でした。大好きな三陸の山の稜線が赤く燃えている光景は今でも忘れられません。
自衛隊や消防隊は消火活動に尽力し、多くの飲食店が避難された住民の方々への炊き出しに参加し、地域団体も物資の支援に奔走しました。
そんな中、私がやるべきことは何かと考えたときに考えついたのは、活動する飲食店や団体の後方支援のための資金提供でした。
そして、ビールでできる支援としてチャリティセットをオンライン販売。メディアやSNSでも取り上げていただいた結果、全国の皆さまのおかげで905,821円を寄付することができました。
このとき、ビールが人と人をつなぐ力を実感するとともに、地域に貢献できるローカルブルワリーになりたいと改めて意識するようになりました。
なぜ今、自社ブルワリーなのか
■大船渡の現状と課題
震災から年月が経ち、復興事業が落ち着いてきた一方で、人口の減少や空き店舗の増加、夜間の人通りの少なさなど、停滞感が広がっています。

私はコロナ後の2年間、キャッセン大船渡のコワーキングスペースに通いながら街を観察してきましたが、昼も人通りは少なく、中心市街地にも関わらず夜には商店街の灯りも少なく、真っ暗で静まり返っています。
そんな光景を眺めながら、新しいにぎわいを生む拠点の必要性を痛感しました。
■「三陸ビールを“地元で飲める場所”を」
一方の三陸ビールはというと、製造量は年々伸びていたものの、その多くが市外での消費という現状がありました。
各地のイベントに出店する中でも、「大船渡で飲める場所は?」「お店はありますか?」と尋ねられるたび、ファントムブルワリーとして実体のないブランドであり続ける葛藤がありました。
また、現在販売しているレギュラービール3種もリリースから時間が経過し、リニューアルの必要性を感じていたものの、委託醸造では柔軟な商品計画にも限界を感じていました。
そんななか、大船渡の真ん中に位置するキャッセン大船渡の一角にテナントの空きが出たことをきっかけに、自社ブルワリーの開業を決意しました。
ビール研修で得た確信
■ヨーロッパ研修旅行
2023年、ドイツ、ベルギー、デンマーク、チェコの4か国16都市を巡る研修旅行では、地域の生活に根ざすパブ文化、料理とのペアリング、世代を超えて集う場の力に触れました。

フットボール帰りのお孫さんと料理を楽しむ老夫婦。犬の散歩途中でビールを楽しむ近所の人たち。音楽とビールを楽しむ若者たち。ビール片手に立ち飲みで熱く語らうおじさんたち。


それぞれの土地に地域の人たちから愛される地域に根差したビールがあり、パブが地域の人たちとのつながりの場所になっていました。

「地元の人が明るいうちから飲んだり、お店のドアも開けっぱなしにして、グラス片手に楽しんでいる、そういう場所を三陸にもつくりたい」——そのイメージが明確になった研修旅行になりました。
■醸造研修
醸造免許取得に向けた醸造研修は、岐阜県瑞浪市に醸造所を構えるカマドブリュワリーさんで学びました。
2017年頃に神保町にあった日ノモトビアパーラー(現:駒込・日ノモトブルーイング)のイベントで初めて会った醸造長の丹羽智さんのビールの高いクオリティとお人柄に惹かれていて、いつか丹羽さんに醸造を基礎から教わりたいと思っていたところ、タイミング良く研修の枠が空いていることを聞きつけ醸造を教わることに。
丹羽さんのクラフトマンシップはもちろん、徹底した品質管理によるものづくりと販路開拓の必要性など、ブルワーとして大切にすべきことを学ばせていただきました。代表のえりさんをはじめ、カマドブリュワリーの皆さまからも地域活性についての学びが多く、ビール漬けの楽しい時間を過ごすことができました。
どんなブルワリー&タップルームを作るのか
■キャッセン大船渡の中心部で開業へ
商業施設「キャッセン大船渡」のちょうど正面の区画に、タップルーム併設ブルワリーを開業します。
「キャッセン大船渡」はもともと、住宅や商店街などがあった場所。津波被害により流されてしまった跡地に商業施設が建ち、地元事業者を中心とした店舗が入居しました。
ちなみにキャッセンは地元のことばで“いらっしゃい”という意味です。
私が目指すのは、街に光が灯り、目的地になる拠点です。
■設備と空間
・約50坪の元ブティックだったテナントをリノベーション
・10BBLブリューハウス、発酵タンク、熟成タンク、カンニング(缶詰)マシンを導入
・樹齢400年以上の岩手県の天然杉を使ったタップルームは10タップ常設。地元食材のフードも提供
・音響設備を整え、音楽イベントやワークショップ、ブルワリーツアーを開催
・クリエイティブディレクションはSHARE GREEN MINAMI AOYAMA(港区南青山)やPacific DRIVE IN(神奈川県鎌倉市)、WHY(徳島県上勝町)などを手掛けたトランジットクリエイティブ
・店の外からも中からもブルワリーが見えるレイアウト
近所に住むおじいちゃんも、市外から来る方も、年代を問わず落ち着いて楽しめる雰囲気を目指します。
また、施設はロングトレイル 「みちのく潮風トレイル」 のルート上にあります。国内外ハイカーの目的地にもなるようなブルワリーになれたらと思います。
また、ビールのレシピもアップデートし、これまで以上にホップと酵母が香るビールをつくっていきたいです。

今後のスケジュール
・2025年7月 工事着工・設備発注
・2025年12月 タップルーム開業・設備搬入
・2026年2月 醸造免許取得・操業
・2026年3月 ビール出荷開始
応援メッセージ
東日本大震災津波からの新しい商業集積復興拠点であるキャッセンエリアに、またひとつ、楽しく人々が集える素晴らしい場所ができることを嬉しく思います。南さんが魅せられた三陸への思いが、三陸ビールの味わいとともに大きくはばたくことを期待し、心より応援します。

大船渡商工会議所 会頭 米谷春夫様
私は、大船渡で温泉宿の支配人をしています。 現在、日本はどこに行ってもご当地ビールがあり、その土地のビールをいただくことも旅の楽しみの一つです。当地大船渡には三陸ビールがあります。いつも美味しい三陸ビールを生ビールでご提供したいと思っています。なので、大船渡にできるブルワリー&タップルームに大きな期待を込めて応援しております。

大船渡温泉 支配人 志田 繕隆様
キャッセン大船渡エリアの整備と運営に携わるものとして、三陸ビールさんの誘致は悲願でした。 これからの出来事や風景を想像し、心躍る気持ちを抑えられずにいます。 たくさんのモノ・コト・トキ・イミ・エンが育まれる場所になるように我々も頑張りますので、三陸ビールさんへの応援をよろしくお願いいたします!

株式会社キャッセン大船渡 取締役・タウンマネージャー 臂徹様
NPO法人みちのくトレイルクラブは三陸ブルーイングさんのCFを応援します!北米のロングトレイル沿いの街には必ずと言っていいほどクラフトビールのブルーワリーがあり、ハイカーが集まる憩いの場所になっています。みちのく潮風トレイル沿いにもそんな施設を作ってほしい!との想いもあり、私たちは三陸ブルーイングさんのCFを応援しています。

NPO法人みちのくトレイルクラブ様
三陸の風と人のぬくもりを感じる場所がまたひとつ、大船渡に生まれますね。ビールを囲んで、笑顔や出会い、そして新しい夢が育っていくことを願っています。三陸ビールさんの挑戦が、地域の希望の泡となって広がっていくことを心から応援しています!

株式会社スリーピークス 代表取締役 及川武宏様
この度、岩手県では16番目、大船渡では初となるブルワリーが誕生するとのこと、大変うれしく思っています。岩手県は全国平均から見てもクラフトブルワリーの数もクラフトビールのシェアも高く、クラフトビールが地域を元気にしている土地です。震災、森林火災から力強く復活する大船渡の新たな力になることを願っています!

岩手クラフトビールアソシエーション 会長
株式会社ベアレン醸造所 代表取締役社長 嶌田洋一様
三陸ビールさんは、カマドブルワリーで研修をされました。新たに東北でクラフトビール醸造をスタートすることに、とてもワクワクしております。東北の農水産物等を使ったユニークなビール造りもしてくれると期待しております。皆さん応援を宜しくお願いします。

カマドブリュワリー /(株)東美濃ビアワークス 醸造長 丹羽智様
ビアフェスで飲んだ南さんの三陸ビール 🍺 一杯の中に海と森の風が溶け込むような味わいが今も忘れられません。理念を形にし、地域に光を灯そうとするその実践力とリーダーシップに深く敬意を。人と人、人と自然をつなぐ挑戦を心から応援しています(^^)/

グロービス経営大学院 教員 芹沢宗一郎様
南さんご夫妻(二人ともグロービスMBA)は、大船渡を愛し、ビールを愛する人たちです。僕は個人的にはビールを飲めないのですが(笑)、でもビール会社で長年働いていた亡父がいつも言っていたことは忘れていません。
工場で飲んだ出来立てのビールが、いかに旨いものだったかと。
大船渡に新たな醸造所が出来たら、地元の人も、訪れた観光客も、皆ビールを飲んで笑顔で語り合うことでしょう。新たな「にぎわい」が生まれることでしょう。

グロービス経営大学院 教員 山中礼二様
三陸ビールは、三陸で最初のクラフトビール。風光明媚な三陸の海を眺めながら飲めるビールがあればなぁと思ってた時にできたのが、この三陸ビールでした。三陸の魅力を広く発信しようと、三陸の素材を副原料に使ったビール、とてもいいですね。その三陸ビールがついにタップルームを設けて自ら醸造にも乗り出すということで、とてもワクワクしています。出来上がったらすぐ駆けつけるつもりです。これからも三陸ならではのビール、楽しみにしてます!

東北のビールの会 会長 大友浩平様
南さんとの初めましては、私が前職で勤めていたブルワリーに足を運んでいただいたときで、確か2018年の暑い時期だった記憶があります。 長身で物腰が柔らかい印象がありビールも不思議と作り手の人間性を映す鏡みたく芯があり柔らかい印象でした。 そのとき交わした会話でいつか自分のブルワリーを開業する。と力強く話していただき僕に出来ることがあれば!と伝え6年の歳月を経て、南さんの醸造設備を任せていただくことになりました。 大船渡は私も足を運んだときに感じた海と山の天然の恵みがあるホットスポットで南さんがビールを通じて人が集まれる場所とこれからのカルチャーを人生を賭け挑戦する姿勢を全力で応援させてもらいます!! ぜひ皆さまも熱き漢の志しを応援してみませんか?

株式会社スペントグレイン 取締役 永石卓宏様
南さん、キャッセン大船渡にブルワリー&タップルーム開業おめでとうございます!
私は仙台でアンバーロンドというビアバー&酒屋を経営しております、田村琢磨と申します。
お店の他に、今までビールのアプリやマップの制作、野外ビアフェスの主催を通して、流行が地域の文化になる事を目指しています。
そのビアフェス『仙台クラフトビールフェスティバル』で南さんと出会いました。仙台中心部の会場で、三陸ブルワリーは大人気で、ブースの前は毎回とても賑わいを見せています。今回その賑わいが、大船渡中心部に誕生します!
クラフトビールが街を豊かにすることは、国内外の業界の先駆者の皆様が証明しています。
南さんとは同い年で、プライベートで飲むと可愛い一面も。当店アンバーロンドも12月に国分町から本町に移転し、同時期に新事業立ち上げになりますね。
さてさて。
皆さん!南さんが船長の三陸ブルワリーという船に乗り、大海を渡りましょう!タップルームは港として、街と共に賑わいますように!
※沢山ビール飲んでも、船酔いだけは気を付けてね

仙台クラフトビールフェスティバル実行委員長
アンバーロンド店主 田村琢磨様
リターンについて
今回のクラファンにあたって様々なリターンをご用意させていただきました。オリジナルグッズプラン、ビールチケットプランなど、遠方の方、地元の方にそれぞれ選んでいただけるようなリータンにしています。グッズデザインについては準備ができ次第発表します。クラファン限定になりますのでぜひご検討お願いします。
リターン早見表

クラファンで叶えたいこと
「見たいと思う変化にあなた自身がなりなさい」
これはインド独立の父であるマハトマ・ガンジーの言葉です。
大学院で学んでいた頃に恩師から教わった言葉で、三陸ビールというクラフトビールブランドを立ち上げた頃から意識してきました。
震災から時間が経過し、中心市街地の商店街が静まり、経済が停滞する中で、今ブルワリーとタップルームを立ち上げることでこの街を盛り上げていきたいと思っています。
ビールとの出会いによって、私自身の世界も広がりました。
ビールがなければ出会わないような方々、サラリーマンをやっていただけでは出会わないような方々、ブルワリー仲間ともつながることができました。ビールがなければヨーロッパに行くこともなかったかもしれません。
HPにも記載している「人と人、人と自然をつなぐビールを。」を改めて実感しています。
それに、ビール自体の自由な概念に惹かれ続けています。
ただ、すべて自由で良いというわけではなく、伝統やスタイルを守りつつ、既存の掛け合わせで、今でも新しいビールが生まれる面白い世界です。
そんなビールの面白さを、三陸からより多くの人に届けていきたいです。新しい体験づくり。
自然豊かな三陸地域の大船渡という街にブルワリーを立ち上げ、人が行きかう交差点のような場所、ブルワリー&タップルームから街に人がしみ出していくような場所を目指していきます。
皆さまからのご支援をお待ちしております。

プロジェクト実行者プロフィール
南忠佑(みなみただすけ)
三陸ブルーイング・カンパニー合同会社代表。大船渡出身の妻との結婚をきっかけに大船渡を訪れるようになる。東京のIT企業でプロデューサーとしてクライアント企業のデジタルマーケティング支援に従事する傍ら、2018年に三陸ブルーイング設立。三陸ビールの販売を開始して7年目。趣味は登山とフライフィッシング。愛知県出身。1977年生まれ。グロービス経営大学院 経営学修士修了。
■酒類販売者標識の掲示に関して
1.販売場の名称及び所在地:三陸ブルーイング・カンパニー合同会社 岩手県大船渡市大船渡町字地ノ森24-6
2.酒類販売管理者の氏名:南忠佑
3.酒類販売管理研修受講年月日:令和6年4月24日
4.次回研修の受講期限:令和9年4月23日
5.研修実施団体名:全国小売酒販組合中央会
■注意事項
※20歳未満の者による飲酒は法令で禁止されています。20歳未満の方はこのリターンを選択できません。
最新の活動報告
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カリフォルニアからカンニングマシンが届きました!
2025/12/05 15:05昨日からチラチラと雪が舞う大船渡。今朝起きたらすっかりと三陸の山々も雪化粧で白くなっていました。空気の透き通った気持ちのいい朝でしたが、朝から気分はソワソワ。今日は醸造設備の第一陣、カンニングマシンが届く日です。カリフォルニアのオークランド港から船積みされて、先週日本に届いたカンニングマシンとラベラー。想像以上の大きさです。横浜税関の手続きに時間がかかり、そこから夜通し走っての早朝に気仙沼に到着したそう。木箱にはSanrikuの文字が。ようこそカリフォルニアから大船渡へ。内装工事の施工会社さんにも手伝ってもらいながら木箱を解体していきます。左がカンニングマシンで右がラベラーです。ここからブルワリー内に4人がかりで運び入れていきます。が、カンニングマシンがデカすぎて持ち上げられません。ハンドリフトでの搬入は難しいと判断。助っ人に来てくれたのはお向かいの魚の駅でバーベキューレストラン「BBQ&BUFFET Happy」を営む和希くん。大力水産のフォークリフトでマシンを運び入れるのを手伝ってくれました。本当に助かりました。水産のまちに改めて感謝。無事に搬入完了です。今回三陸ブルーイングで導入したカンニングマシンはアメリカのWildGoose社のEvolution Seriesです。スペック上では1分間で30缶/、1時間あたり1,800缶、約75ケース分の缶ビールを充填できるシステムです。国内での導入実績が多く、缶ビールの売上比率が高い当社にとって、カンニングのクオリティは生命線であり、品質向上には欠かせない設備と考え、導入を決めました。これから稼働に少しずつ向けて準備を進めていきます。来週はいよいよ醸造設備の搬入です。ブルワリー&タップルームの開業に向けた整備も着々と進行中です。クラウドファンディングはあと24日。引き続き応援をよろしくお願いいたします! もっと見るタップルームの扉が、ついに設置されました!
2025/11/22 11:47タップルームの扉が、ついに設置されました!本日、タップルームの扉と大きな窓枠にガラスが入り、空間の表情が一気に変わりました。ようやく「お客様を迎える場所」が形になってきた実感が湧いてきています。扉も窓も大きいので設置も総動員です。今回の扉と窓枠には、大船渡・三陸町越喜来の片山製材さんに眠っていた、岩手県産の天然杉を使わせていただきました。タップルームのコンセプトをお伝えしたところ、片山社長が「ぴったりの木がある」と声をかけてくださり、製材所まで足を運んで選んだ特別な木材です。その天然杉は、東北の名峰・栗駒山に自生していた樹齢400年以上の天然杉。長い年月を生きた木は狂いが少なく、扉や窓の建具に適しているそうです。なにより、「地域の自然の恵みを活かした空間をつくりたい」という私たちの想いにぴたっと重なる素材でした。片山社長、本当にありがとうございます。400年もの時を生きた木が、これからは三陸ブルーイングの扉として、お客様をあたたかく迎えてくれる――そう思うと胸が熱くなります。来週には外壁工事も始まり、いよいよ建物全体が仕上がっていきます。一歩一歩ですが、皆さまの応援が形になっています。引き続き、完成まで見守っていただけたら嬉しいです。そして、もしよろしければ、ご支援・シェアで応援いただけると大変励みになります。 もっと見る
昨日はコラボビールの仕込みでした
2025/11/20 10:03昨日はタップルームで提供するコラボビール第一弾「黒ひつじのエール」の仕込みでした。今年の仙台クラフトビールフェスティバルをはじめ、各地のイベントで提供した際にも大変好評で大船渡のタップルームでも提供します。ビアスタイルはBlack IPA。今回も東京・駒込の日ノモトブルーイングにお世話になりました。こうご期待ください! もっと見る




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