
農業で使われる道具といえば、これまでは“現場で役立つこと”が最優先でした。しかし近年はグッズにもファッション性やデザイン性を求める流れが生まれています。
背景には、スマート農業の普及や都市部から農村へ往復するデュアルワーカーの増加、新規就農者の多様化があります。実際、農林水産省の調査でも若手の就農者が「デザイン性の高いアイテムを選びたい」と回答する傾向が年々強まっているとされ、農業に対する価値観そのものが変化しつつあります。
高齢化が進む農業に若い世代を呼び込み、持続可能な産地をつくるためにも、“使いやすく、見た目にも気分が上がる農業グッズ”が求められ始めているのは自然な流れでしょう。
日焼け止めもその例外ではありません。ただの必需品ではなく、「気持ちよく使えて、持っていて嬉しいアイテム」であることが、今の農家にとって大切になっています。
そこで私たちは、製品開発の段階から若手農家の声を積極的に取り入れ、パッケージデザインを進化させていきました。複数案を見てもらい、具体的な改善点をフィードバックしてもらい、再び形にする──そのプロセスを何度も重ねたのです。
そうして完成したデザインは、「農家だけでなく誰でも使いたくなる」そんな普遍的な魅力を備えた仕上がりになりました。
さらに、見た目だけでなく使いやすさにもこだわっています。エアレス容器を採用することで酸化しにくく、衛生的に最後まで使える仕様に。デザイン性と機能性、そのどちらも妥協しないカタチを追求しました。




