絶版漫画『ロダンのココロ』を8人のデザイナーが装丁する特別なプロジェクトについて
はじめまして、Gallery装丁夜話の折原カズヒロです。今回のプロジェクトをご覧いただき、ありがとうございます。
私たちが実現したいのは、ほぼ絶版状態にある名作漫画『ロダンのココロ』を作者の内田かずひろさんと共に復刊し、8人のブックデザイナーがそれぞれ異なるカバーデザインを手がけた特別な一冊として世に送り出すことです。

なぜ今このプロジェクトが必要なのか
『ロダンのココロ』は、かつて朝日新聞などに連載された内田かずひろ氏による漫画。
多くの読者に愛された素晴らしい作品でありながら、紙の本としてはほぼ絶版状態にあります。この状況に心を痛めていた私たちは、何とかして多くの方にこの作品を届けたいと考えてきました。
同時に、私たちGallery装丁夜話は「ブックデザインを楽しみたい」という思いから、これまで何度かブックデザイナーが集まってオリジナル本を作り、装丁展を開催してきました。本の装丁には、読者と作品をつなぐ大切な役割があり、同じ内容でも装丁が変わることで全く違った印象を与えることができます。
復刻作業のため付箋でいっぱいの自作を持つ内田かずひろ氏
8人のデザイナーによる装丁の魅力
今回のプロジェクトでは、内田さんがこれまでの全てのロダンの作品の中から厳選した作品200作以上を集めた単行本『ロダンのココロ これくしょん』を作ります。
ロダン作品は掲載誌によって8コマ漫画、4コマ漫画、ひとコマ漫画があり、単行本未収載作もあります。それらも一部収載いたします。ファンの方でも初めてご覧になるかもしれません。
そしてなんと! 今回のために内田さんが新作を描き下ろしました!
「ロダン」の本を全て持っているという方でも、未収載作品や新作があることで揃えたくなっていただけるのではないでしょうか。
それに対して8人の実力派ブックデザイナーがそれぞれ独自の視点でカバーをデザインします。同じ作品に対して8通りのアプローチを見ることで、装丁の奥深さと可能性を感じていただけるはずです。
折原が声をかけ、このプロジェクトに賛同してくれるデザイナーに集まってもらいました。
ブックデザイナーとして活躍するベテランから中堅、若手まで幅広いメンバーが揃いました。
【参加デザイナー】
五十嵐徹/内田優花/大滝奈緒子/折原カズヒロ/関田淑恵/近田火日輝/長谷部貴志/山内雅貴
1冊の漫画が8つの異なる顔を持つ。これは単なる復刊ではなく、装丁というアートとしての価値も併せ持つコレクターズアイテムとして楽しんでいただけるものになります。
『ロダンのココロ これくしょん』
仕様=四六判(128×188mm)並製192ページ
カバーは限定カバー8種
カバーなしのベーシック版もあります
こちらはベーシック版(表紙は見本なので仕上がりは異なる場合があります)
季節ごとに本文が色分けされています
下記は過去の作品。萩原朔太郎×山川直人『猫町』を11種のカバーデザインで作りました。

現在の準備状況とスケジュール
展示会を開催すること、本を制作することは決まっております。
内田かずひろ『ロダンのココロ これくしょん』出版記念
ロダンのココロ装丁展
2025.10.10(金)/11(土)/12(日)/13(月)、17(金)/18(土)/19(日)
12:00〜19:00
(14、15、16日は休みですのでご注意ください)
会場:Gallery装丁夜話
こちらで展示販売をいたします。
10月10日の展示会開催に向けて、着実に準備を進めています。
現在、8人のデザイナーは限定カバーデザインにとりかかっています。
限定カバーは各50部ずつ。
どんなカバーになるかは開催までのお楽しみ。
展示会では実際に8種類の限定カバーをご覧いただき、手に取って比較していただけます。
展示会にもお越しいただければ、制作背景や装丁の工夫について直接お話しできる機会もございます。
(来場できない方のためにサイトでもご覧いただけるようにいたします)

リターンについて
今回ご用意するリターンは、
「本1冊(8種類の限定カバーからお選びいただけます)+内田さんが描くあなたの似顔絵」
「本1冊+内田さん直筆トートバッグ」
など、また限定カバー全8種類をコンプリートできるセットも用意します。
今回のプロジェクトの制作費(ほとんどが本の印刷費)を本の価格に反映すると単行本としては高価になってしまいます。
クラウドファンディングが成功すれば通常程度の価格でお届けが可能です。
できるだけ価格を高くせず、なるべく多くの人の手に渡ってほしいと思っています。
8人のデザイナーによるカバーは、特別な1冊にするべく印刷や仕様に力のこもったものになるため、その費用にもあてたいと考えています。
そしてもちろん内田さんへの印税のお支払いにも使わせていただきます。
Gallery装丁夜話について
私・折原は東京・原宿にある小さなギャラリーを運営しています。詩人の平岡淳子さんと共に、週末限定で【本や装丁】を軸とした絵の展示やイベントを開催し、本・絵・人との新しい出会いを創り出してきました。
私自身はブックデザイナーとして長年活動し、【本に関わる形のギャラリーをやりたい】という思いから、このギャラリーを始めました。装丁には作品への愛と敬意が込められており、それを多くの人に感じてもらいたいという気持ちで日々活動しています。
過去の展示会風景
最後に
絶版の名作『ロダンのココロ』を新しい形で届けたい、そして漫画と装丁の魅力を多くの方に感じてほしい。この想いを実現するために、皆さまのお力をお借りしたいと思っています。
本は単なる情報の入れ物ではなく、装丁によって無限の可能性を秘めたアートでもあります。このプロジェクトを通じて、本の新たな魅力を発見していただけることを心から願っています。どうぞ温かいご支援をよろしくお願いいたします。
最新の活動報告
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トートバッグ間もなく出来上がります
2025/12/09 15:05「ロダンのココロ これくしょん」にご支援いただいたみなさま、こんばんは!リターンの送付について、まだお送りできてない分がありお待たせして申し訳ありません。明日12月10日にはだいたいのところが完成できそうな見込みですので、今しばらくお待ちください。11月中が目安だったのにもう12月ですね。ほんとうにすみません!トートバッグは裏面を何枚か描き上げれば完成です。洗濯しても落ちないという絵の具で描いていますが、あまり乱暴にあつかわず優しく洗っていただくことをお勧めします。たたみジワなどはアイロンで直ると思います。その他のリターンも、本ともにお楽しみください! もっと見るリターンお待たせしています
2025/11/17 18:17こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
トートバッグ作っています
2025/11/09 19:51「ロダンのココロ これくしょん」にご支援いただいたみなさま、こんばんは!リターンのトートバッグを作り始めています。内田さんが一つひとつ手描きしています。使っているのは布用絵の具 「かけるくん!」内田さんも初めて使うそうで、ちゃんと描けるか少し心配していましたが水で薄めたり調整してスムーズに描いています。ピンクの部分はバンダナのイメージ手描きなので少しずつ表情が違いますこのあと「ロダンのココロの」のタイトルを入れて完成!なのですが、乾かす時間が必要で、集中力も落ちてきたので今日はここまで。お送りできるリターンは徐々にお送りしています。トートバッグはもうしばらくお待ちください!よろしくお願いいたします! もっと見る





内田先生の作品がたくさんの方に届きますように!