ららふるのブランド担当、宮城のインタビューを木曜までシリーズにてお届けしていきます。第4回は「観察」から座ってできるエクササイズ器具の構想に至った経緯についてです。
Q:訪問したシニアの方々は、散歩以外にもエクササイズに取り組んでいらっしゃった?
宮城:地域の健康教室に通われている方は結構多かったと思います。80代の方も通われているとおっしゃっていました。でも足腰には不安があって階段が上がれなくなったので、おうちの隣に平屋を建てていましたね。
昔、足腰に何らかの不調を抱えて通院していた方もちらほらいらっしゃいました。エクササイズ器具を作るにも、色々安全性や負荷など配慮しなくてはいけない点があると感じました。
Q:エクササイズ器具を使っていただいて発見したことは?
宮城:バランスを必要とするエクササイズは一様に難しかったです。壁を使っていただいたり、こちらが支えながら乗っていただいたりはしたのですが、バランスボールは座るだけが精いっぱい。ましてやトランポリンは不可能ですね・・・。ウォーキングマシーンも手すりが無いと厳しいですし、後ろの幅が無いと、落ちる危険性もある。
まずは安定したところに座っていただいてできるものではないと難しいと感じました。
⑤に続きます(8月15日正午頃配信予定)。