
もう無理だ”と音楽を手放そうとし、故郷へ帰ったことのある人は、きっとこの世にたくさんいる。
彼も、そのひとりだった。でも、結局はまた歌い、また人とつながり、また音楽に戻ってきた。
音楽を続けたいのに続けられない。でも、結局はやめられない。そういうものなのかもしれない。
今年6月、初めて神戸へ。高松行きフェリーの待ち時間に、雨の中で路上ライブをするひとりの男性が目に入りました。
ギターの響きが胸に刺さり、歌詞がまっすぐ届く。気づけば最前列で最後まで聴き、撤収まで一緒に過ごし、ケースにしまおうとしていたギターを少し弾かせてもらい、ただそれだけなのに、驚くほど楽しかった。
そのシンガーソングライターが、ハロルドことハシモトタクマさん。
「秋には東京に行くと思うんで」そんな何気ない一言が、本当に現実になった。
東新宿 LOVE TKO で行われたワンマンライブ。札幌から泊まりがけで来るファンがいるほどの盛況ぶりで、来ている人たちがみんなごきげんで、また会いたくなる空気に満ちていました。
ライブ後、神戸出身の男性と話し込んだり、桜木町で路上を聴いていた頃の“元学生”だった青年が、今では社会人になって会社帰りに駆けつけてきたり。
終演後の会場に、ぽつりぽつりと人が集まり、台本のない会話が自然と生まれていく。
そして夜更け。ハロルドがそっと卓からギターを抜き取り、アンプを通さない“生音”のアンコールが始まる。
呼吸や、息を飲む音まで聞こえる距離。ただ、指先と歌声と空気だけで満たされる空間。
贅沢すぎるほど濃密な音楽時間に包まれて、思わず恍惚としてしまう瞬間でした。
―――
“もう無理だ”と音楽を手放そうとし、故郷へ帰ったことのある人は、きっとこの世にたくさんいる。
ハロルドも、そのひとりだった。
でも、結局はまた歌い、また人とつながり、また音楽に戻ってきた。
音楽を続けたいのに続けられない。でも、結局はやめられない。
この揺れを抱えたまま、それでも前に進もうとする人たちを、私はずっと見てきた。
今回のクラウドファンディングは、そんな人たちがもう一度“音楽と出会い直せる未来”をつくるための挑戦です。
神戸での出会いも、東京のライブも、そしてこのプロジェクトもすべて、「音楽が人をつなぎ、人生を少しだけ前へ進めてくれる瞬間」を信じているからこそ、生まれているものだと思っています。
ご支援くださった皆さまへ。そして、音楽を手放したことのあるすべてのあなたへ。
この物語が、そっと灯りになりますように。
令和の吟遊詩人・ハロルド
お気に入り登録のススメ
お気に入り登録してくれた方と、リターンを購入して支援者になってくれた方にはこうして活動報告を送ることができます。
この活動報告をたまたま目にした方でお気に入り登録がまだの方は、ぜひ今すぐご登録ください!
https://camp-fire.jp/projects/887588/view
ご支援は、お気持ち次第で。
今すぐでなくて大丈夫です。
ページを読んで、何か心に触れるものがあったら、そのときに。
ゆっくりでいいので、この挑戦を一緒に見届けてもらえたら、とても心強いです。
このプロジェクトは【2025年12月12日(金)23:59 まで】ご支援いただけます。
今日のおすすめリターン
「応援したい…でも、どれを選んだらいい?」という方におすすめなのが、

夢をかなえる一歩を刻む、濃密な2時間。
「ココロ」と「カラダ」を満たすカフェにて、
ぜんぶかなっちゃう!年間スケジュールを立てる会
開催日時:2025年12月7日(日)
会場:東京・銀座2丁目(お申し込みの方へ直接ご案内いたします)
たった2時間後、「気づいたら、勝手に動いてた」にシフト!
2016年からリピーターも多い「夢実現化ランチ会」が、復活!
リアルな人とのふれあいを感じられます。
【参加型イベント】「スタイリング・セレブレーション」
ミュージックライフ・スタイリングの“世界観”を体験できる特別な場。
令和版GSBの初公開、スタイリングの未来構想、仲間との出会い、トーク、ジャムセッション…すべてが凝縮された、年に一度の特別な一日です。

当日ご都合がつかず、お越しになれない方向けに、会場の模様をギュッと凝縮したダイジェスト映像をお届けできます。
先着10名まで、早期応援割です。
ランチ会、イベントともに、リターン一覧から、すぐ見つけられます。

これからほぼ毎日、感謝と舞台裏を少しずつお届けしていきます。
引き続き、そっと見守っていただけたら嬉しいです。
— 笑 満ちる(えみ・みちる)





