注目のリターン
「不登校」と聞くと、どんなイメージを持つでしょうか。「怠けているのでは?」「甘え?」「将来は大丈夫?」そんな声が、いまだに根強く残っています。
けれど、実際に不登校になる背景はとても複雑で、単なる“サボり”や“わがまま”ではありません。
- 朝になるとお腹が痛くなる
- 教室に入ると息が苦しくなる
- 周りの目が気になってどうしても行けない
- 学校という集団のペースについていけない
そんなふうに、心や身体が悲鳴をあげている状態でもあるのです。
不登校は「問題」ではなく、「その子なりのSOSの表現」であることがほとんど。一人ひとり違う理由があり、その背景には繊細な心の動きや、環境・発達特性・人間関係など、多くの要因が絡み合っています。
そして、子どもが学校に行けないことで、親も仕事を辞めざるを得なかったり、将来への不安に押しつぶされそうになったり…。当事者家族の生活には、目に見えないたくさんの“格差”や“負担”が生じています。

こんなとき、子どもも親も、安心して立ち寄れる場所があったなら。「学校には行けないけれど、生きていいんだ」と思える場所が、地域にあったなら。このクラウドファンディングは、そんな“もうひとつの居場所”をかたちにする挑戦です。
もう一つの居場所を形にしたい!というおもいからこの度『立川市で20年の美容師が届ける子ども食堂プロジェクト』を立ち上げました。

プロジェクトオーナーの山崎香織と申します。
美容師として人の声を聴き、コーチングで心に寄り添い、主婦として暮らしを楽しむ──そんな日々を大切にしています。趣味はF1観戦と保存食づくり。地域に恩返ししたい気持ちで、このプロジェクトを始めました。
現在は、東京立川市で子ども食堂✖️フリースクールを掛け合わせた“現代の寺子屋”を作る準備をしています。
私自身、子どもの不登校を経験したひとりの母です。
長女が学校に行けなくなったきっかけは、喉のつかえ感でした。耳鼻科や小児科を受診しても異常は見つからず、やがて「息ができない」「死ぬのが怖い」といった訴えが続くように。
心療内科を受診し、呼吸法やカウンセリングを受けることで少しずつ落ち着き、「そろそろ学校に戻れるかも」と、私自身も希望を持ちはじめました。
しかし、復学に向けて学校側と面談すると、教室では学級崩壊が起きていることが分かりました。
毎日のように罵声が飛び交い、暴力もある。そこは、安心して通える場所ではなかったのです。
長女はそれをうまく言葉にできず、代わりに身体が悲鳴をあげていたのだと、そのとき初めて気づきました。
そんな姉の様子を見ていた長男が、ある日ぽつりとこう言いました。
「おねえちゃん、ずるい。ぼくも学校行きたくない。」
発達障害の特性も相まって、彼は完全不登校に。毎日家にいるようになりました。
いやあ…正直、つらかったです。
精神的にももちろんですが、何より私にとってしんどかったのは、毎日の昼食の準備でした。
「学校に行けば、温かい給食が出て、学びも人との関わりもある。こんなにコスパのいい場所に、なんでうちの子は行かないの…?」
比べちゃいけないとわかっていても、そんなふうに思ってしまう自分もいて、自己嫌悪と無力感の中でぐるぐるしていました。
「せめて子ども食堂で、昼ごはんだけでも出してくれないかな?」
何度も何度も、ネット検索をしました。でも、毎日開いている子ども食堂なんてどこにもなかった。
だったら、私がつくろう。
あのときの自分と同じように、「誰か、代わりに作ってくれないかな」って思っているお母さんのために。「ここに来れば、ホッとできる」って思える子どもたちのために。


私たちがこのプロジェクトで実現したいのは、「子どもも大人も安心して過ごせる、“毎日開いている居場所”」です。
不登校の子どもたちがふらっと来て、ごはんを食べて、話したり、黙って本を読んだり、ちょっと勉強したり。親御さんも、ほっと肩の力を抜いて座れるような、そんな空間をつくりたい。
✔ 子ども食堂のように温かい食事がある✔ フリースクールのように学びのサポートがある✔ 家のようにくつろげる
この3つが重なった、“現代の寺子屋”のような場所を、東京都立川市でつくることを目指しています。
なぜ立川市?
私は立川市で美容師として約20年、この街の人たちに育ててもらいました。
お客様から率直な意見をいただきながら、技術を磨き、ときには「これも食べてね」とお野菜をお裾分けしていただくこともありました。お米が手に入りにくい時期には「大丈夫?」と心配してくださり、分けてくださったこともあります。
振り返ると、私は本当にたくさんの温かさに包まれて、この街で生きてこられたのだと思います。
だからこそ今度は、私の番です。
立川の皆さんに、温かい食事と安心できる居場所を届けたい。
子どもも大人も「ここに来れば大丈夫」と思えるような場所をつくり、この街に少しでも恩返しができたらと願っています。
毎日開いていて、子どもが「今日は何をしようかな」と自分で選べる。親が「今日はごはん作れないな」と思ったら、代わりに温かいご飯がある。そんな“あたりまえにある安心”を、地域の中に広げていきたいと考えています。
現在の準備状況(実施スケジュール)
プロジェクトは、2026年1月の本格オープンを目指して、すでに動き出しています。
・物件の契約・内装準備に着手(東京都立川市内)
・ロゴ・チラシ・SNSなどの広報体制も整備中
・2025年8月、9月、10月には「プレ開催」を実施済み
→ 子どもたちの「また来たい!」の声に支えられています
・調理・学習支援・見守りのボランティアチームも形成中
・地域の農家さんとの連携、地産地消の仕組みづくりにも挑戦中
現在は、オープンに向けた【設備投資・人件費・広報活動】など、初期資金の調達フェーズに入っています。このクラウドファンディングで、子どもたちと地域の未来を支えるための“立ち上げ資金”を集めたいと考えています

子どもが学校に行けない。それだけで、親も子も、社会から取り残されていくような感覚になることがあります。
でも、私たちは知っています。学校に行かなくても、子どもはちゃんと育つ。温かいごはんと、誰かのまなざしがあれば、子どもはもう一度、自分の力で歩き出せる。
だから私は、「学校に行っている子も、行っていない子も」「障害がある子も、ない子も」「親がそばにいる子も、そうでない子も」
すべての子どもたちが分け隔てなく、地域の中で育ちあえる場所をつくりたいと思っています。
これは、特別な誰かのためのプロジェクトではありません。明日のわたし、あなた、そしてあなたの隣の人のための挑戦です。
誰かに寄り添う力が、また別の誰かを支える力に変わっていく。そんな「優しさの連鎖」を、このクラウドファンディングから一緒に始めてみませんか?
どうか、あなたの手でこの“現代の寺子屋”の灯をともしてください。
あなたのご支援が、子どもたちの「生きる」を、あたたかく照らしてくれます。


1. 会場の改修・最低限の設備整備(50万円)
調理場の衛生導線(シンク・換気扇・簡易改修など)
食器・調理器具の購入
配膳や子どもが過ごすスペースの基本整備
2. 初期食材・消耗品(20万円)
お米・野菜・調味料など、最初の2〜3か月分の仕入れ
消毒液・アレルギー対応容器・衛生備品
3. 広報・導線整備(15万円)
チラシ印刷・ポスター制作
公式LINE整備・予約導線の準備
看板や案内板の設置
4. 保険・許認可費用(10万円)
食品衛生・火災保険・賠償責任保険など
保健所等の申請・検査に必要な費用
5. 予備費(5万円)
想定外の修繕や物価上昇に備えるための緊急枠

・リターン品に関しての返品や返金は致しかねますので予めご了承ください。
・作品については、色味など掲載イメージと若干異なる可能性がございますので予めご了承ください。

お問い合わせは下記URLのメッセージからご連絡ください。
kodomo6mirai@gmail.com

Q:複数のコースに申し込みしたいのですが可能でしょうか?
A:複数コースのご支援・お申し込みも可能となっております。
Q:どのように支援するのですか?イマイチ仕組みがわかりません。
A:こちら『CAMPFIREとは?』より支援手順解説ページをご確認ください。また、仕様などに関わる部分はこちらではお受けしておりませんのでCAMPFIRE様へお問い合わせお願い致します。
Q:送料は別にかかるものですか?
A:各種リターンに表記されている金額は、全て税込・送料込みの価格設定となっております。
最新の活動報告
もっと見る【ファーストゴール100万円達成のご報告と心からの感謝】
2025/12/01 15:37みなさま、応援ありがとうございます。このたび、クラウドファンディングのファーストゴール100万円を達成いたしました。開始からわずか5日。ここまでのスピードと熱量は、正直、夢のようで、何度も画面を見返してしまいました。シェアしてくださった方、周りに紹介してくださった方、応援メッセージを届けてくださった方、そして、支援という形でこの挑戦を“自分ごと”として受け止めてくださった方。すべての一歩が積み重なって、この到達点に辿り着くことができました。心よりお礼申し上げます。そして、完売リターン → 新しいリターンを追加しました!!予想を上回るスピードでリターンが完売したため、急遽いくつか新しいリターンを追加しました。「申し込みたかったのに…!」という声もいただいていたので、よろしければ改めてご覧いただけると嬉しいです。次はネクストゴール200万円をめざします。これで終わりではありません。これは、立川に 「孤立させない“おかえり”」 をつくるための、ほんの第一歩。次の目標であるネクストゴール200万円では、より安心できる環境づくりや設備の充実、継続的に子どもたちを迎えられる体制強化に充てていきます。そして、ネクストゴール達成時には、みなさまに“ありがとうの形”で受け取っていただけるプレゼントもご用意します。詳細は改めてお知らせしますので、どうぞ楽しみにしていてください。最後に…この挑戦を支えてくれているのは、私ではなく「あなたたち」です。みなさんの応援が、このプロジェクトの背骨であり、息であり、灯りです。いただいた力を無駄にしないよう、ここからさらに覚悟をもって、未来へ歩みを進めます。本当に、本当にありがとうございます。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る【活動報告】62%達成のご報告とお礼
2025/11/17 08:00昨夜のキックオフイベントにご参加いただいた皆さま、そしてページを訪れてくださった皆さま、本当にありがとうございます。一夜明けた今、クラウドファンディングは 62% に到達いたしました。いただいた応援メッセージを読みながら、胸の奥が何度も温かくなり、うまく言葉にできないほどの感謝でいっぱいです。「泣けたよ」「この場所、絶対に必要だね」「未来に希望が見えた」そんな言葉のひとつひとつが、この挑戦を静かに、力強く押してくれています。キックオフイベントでは、不登校の子どもたちサードプレイスについてや、私のこれまでの経験、このプロジェクトで実現したい未来をお話しさせていただきました。リアルタイムで想いを共有できたことで、このプロジェクトがすでに多くの方と「共に始まっている」ことを深く実感しました。【リターンについてのお知らせ】おかげさまで、すでに在庫がなくなったリターンが出ています。・子ども食堂のスタッフ1日体験(完売)現在、追加リターンの準備も進めています。少しお待ち下さい。 最後にこのプロジェクトは、子どもたちにとっての「おかえり」がある場所を立川に根づかせるための挑戦です。まだまだ始まったばかりですが、皆さまの温かい応援のおかげで、未来の子どもたちの笑顔が少しずつ形になってきています。引き続き見守っていただけたら嬉しいです。本当にありがとうございます。山崎 かおり もっと見る






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