8/6,7に被災地を訪れてまいりました。
まず最初に訪れたのは矢掛町子ども支援センター。
こちらは被災した子供たちの活動の場であり、
NPOカタリバを中心とした支援チームの事務所として使われております。
今年の酷暑のなか、この場所にはエアコンがありませんでした。
子どもも大人も暑い部屋の中で活動しておりました。
そんな中、皆さんからのご支援金により、
エアコンを設置することができました。
お陰様で熱中症を気にすることなく活動できるようになりました。
誠にありがとうございます。
活動する子供たち。
子供たちがいない時間は事務所として利用。
写真に写っているエアコンが今回取り付けしたものです。
子どもたちも大人も本当にありがとうございますとおっしゃっていました。
この日も外は大変に暑かったので、
無事に取り付けられ本当に良かったです。
この場所での活動についてもう少し詳しく説明差し上げます。
ここに集まる子どもたちは矢掛町の子どもたちです。
矢掛町も豪雨の被害を受けており、住宅、公民館、小学校が被害を受けているとのことでした。
そのため安心して集まれる場所がない子どもたちがいます。
また夏に行われる地元のお祭りも中止になったそうです。
そんな状況の中、子供たちが集まれる場所として利用しております。
集まった子供たちは大人たちの力を借りて、
中止になったお祭りの代わりになるイベントを企画していました。
ただでさえ大変な状況なのに地元のために何かしようとする姿は、
とても感動的であり成功に向けて支援を続けていきたいと感じました。
そして子どもたちがいない時間は大人たちが事務所として利用しています。
ここで活動する子どもたちの活動支援の他、
被災しばらばらに避難している子どもたちを訪問する
ソーシャルワーカーチームの企画・運営や、
行政などと協力し子どもたちを支援するプロジェクトの
計画・立案などの活動を行っております。
今後は訪問に必要な車のカーリース代や、
子どもの活動や事務所機能に必要な筆記用具やプリンターなどを支援し、
継続的な支援活動につなげていきます。
この場所の他に被災現場も訪問してまいりました。
ご覧のように1か月を過ぎても復旧にはかかほど遠い状況でした。
改めて継続的な支援の必要性を感じました。
今後もNPOカタリバを現地活動の主体とし、
行政や現地の各所と連携をし、
子どもたちの支援を続けてまいります。
引き続きご支援よろしくお願いいたします。