今日の修業は槍に300番の砥石をかける作業をしました。研ぎ始めということもあり中々難しい箇所でしたが、集中してできたと思います。難しい所に挑戦するのはすなわちスキルアップできるということなので、積極的にチャレンジしていきたいです。そして写真は一昨年辺りに拝見させていただいた鬼切丸(髭切)。先生は｢自分のイメージが引っ張られるから銘刀は見るな｣とおっしゃるのですが、展示方法等参考になるものがあったり。来年の京都も行きたいのですが、まずは修業第一ですね。

皆様こんばんは。もう冬に向かってまっしぐらという感じの寒さですね。X(Twitter)の方では昨夜から漏らしていたのですが、このプロジェクトのプロデュース兼マネジメントをしてくれている母が、膝の激痛を訴えてきました。以前転倒した際に打ち所悪く左膝に圧迫血腫になってしまったそうでして…。本日病院に行ってMRIを取ったり膝に溜まった血を抜いたりして診てもらったら、現状維持だけども良くならない場合は手術、ということになったらしいです。明後日からはまた介護の仕事に戻るそうで…。正直心配で心配で今日は修業を休んで病院に着いていこうか(運転も辛そうだったので)と思ったのですが、母は｢私に捕らわれることはない。自分は自分の道を歩け。子どもが親の犠牲になってはいけない｣と、笑っていました。それが切なく。母自身がその親(私にとっては祖母ですが)の犠牲になって苦労してきたひとなので、そう言えるのだと思います。弟子入りする前に先生にも言われました。｢親離れをしろ｣と。こういうことだったのか、と今日は気持ちを修業にぶつけてきました。今日の修業も槍のヤスリ掛けをしました。このヤスリ掛けは集中してやっていたので先生に心配され、少し休めと言われる程でした。無心でやれるというのは長続きできることだそうなので、より一層磨いていきたいです。

皆様こんばんは！本日は改めてこのプロジェクトの概要を述べさせていただきます。現在の日本で刀を作って生計を立てられる鍛冶師の先生方は、約30名様ほどしかおられません。そして大半の先生方は弟子を取りたがられないのです。私がその中のお一人の先生に受け入れていただけたのは、先生のお人柄によるものが大きいと思います。本当に幸運でありがたいことなのです。そして弟子入りを果たしても、｢生計を立てられないが素晴らしい刀を作られる鍛冶師の先生｣も数多くいらっしゃいます。そのような先生方のお話を直接伺ったり現状を聞き及ぶにつれて、私は益々精進してその一人の中に入りたいと強く願っております。それには、自宅に帰宅した後や休日中に自己鍛練に励み、先生の教えを覚え込み｢型｣を習得する必要があります。現在住んでいるのがアパートなので、古くても鍛練に励める一軒家を借りるための転居費用をご支援してほしい、というのがこのプロジェクトの目的です。どうか皆様、ご支援のほど、よろしくお願いいたします。さて、プロジェクトの話しはここまでにして、本日の修業です。今日の修業も昨日に引き続き槍のヤスリ掛けをしました。ヤスリ掛けや研ぎは褒められる事が多く、自分の得意なものが分かるだけでもモチベーションになります。しかし、得意な事だけでなく苦手な事にも挑戦していき、行く行くは一人前の職人になれるよう頑張ります。

今日の修業は槍のヤスリ掛けをしました。この前とはまた違う槍のヤスリ掛けです。今日は有り難いことに先生に褒められる事が多くて、一応は身になってるのかなと思うと嬉しくなりました。慢心せずこれからも精進していきます。手が傷だらけになっても、炭で真っ黒になっても、火傷を負っても。食らいついて前進在るのみです！なので皆様、どうかご支援のほど、よろしくお願いいたします！一雨ごとに寒さが増してきますね。皆様も感染症や怪我にはお気をつけてくださいね。それでは！

今日の修業は｢積み沸かし｣をやりました。｢積み沸かし｣とは、伸ばした玉鋼をもう一度火を入れて打つ作業に加えて、タガネを使って切り込みを入れる作業です。叩く段階で同じ場所を叩いてる、見た通りにやれと注意され、普段からしっかり先生や兄弟子さんの仕草を見ておかねばと実感しました。これからの日常でもそれを意識して生活して修業でも社会でも活用できるようにしたいです。同じ注意は何度も受けないように気を付けて頑張ります。集中力も健全な心身に宿ります。まずは食で健全なものを食べて、健全な精神で明日も挑みます！皆様も、美味しいものを食べて明日に挑んでくださいね！ちなみにうちは2日目の鍋です(涙)それでは！