ご挨拶
この度は、当プロジェクトにご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
花巻市は、岩手県の中央部に位置し、北上川など豊かな水に恵まれたエリアです。東に北上高地、西に奥羽山脈がそびえる自然豊かな地で、岩手県の県都である盛岡市から南に約30kmの距離にあり、田園と山々が織りなす美しい風景が広がっています。
市内には、清流・北上川が南北に流れ、その両岸に広がる豊かな自然が四季折々の魅力的な景観を作り出しています。また、宮沢賢治記念館や花巻温泉郷など、歴史・文化、そして観光を楽しめる施設が充実しており、多くの人々で賑わっています。
北上川水系の肥沃な大地を活かした農業も盛んで、特に「花巻りんご」や「早池峰山麓で育まれた米」などの農産物が特産品として知られています。また、詩人・童話作家である宮沢賢治の故郷としても有名で、その作品に登場するようなノスタルジックな風景や賢治の世界観に触れる散策も楽しむことができます。
近年、日本のインバウンド需要の高まりは、岩手県中央部の花巻市にも新たな光を当てています。特に、詩人・童話作家である宮沢賢治の故郷として、その世界観を求めて多くの外国人観光客が訪れるようになりました。アニメや文学作品を通じて、ゆかりの地を巡る旅は人気を博し、市内には以前にない活気が生まれています。
しかし、観光客が増える一方で、花巻の本当の魅力はまだ十分に伝わっていないのが現状です。近隣の平泉町が「世界遺産」として、盛岡市が「わんこそば」や「近代建築」で独自のブランドを確立しているのに対し、花巻はまだ「宮沢賢治の故郷」という表層的な魅力に留まっていると言えます。
観光客が「宮沢賢治記念館」を訪れても、その背景にある北上川が育む食文化や、温泉郷として栄えた歴史、そして地元の人々の温かさといった、花巻の真髄に触れる機会が少ないのです。また、広大な市域における移動手段の不便さや多言語対応の不足も、旅の満足度を下げてしまう要因となっています。
私たちは、この「観光客が本当の面白さに気づかないまま帰ってしまう」という課題を乗り越えなければなりません。花巻には、品質の高い「花巻りんご」や、知られざる農村の暮らし、古い温泉街のレトロな街並みなど、まだ掘り起こされていない宝物がたくさんあります。
これらの魅力を発信し、観光客が「また来たい!」と思えるような、奥深い体験を提供することが、今後の花巻観光の大きな「伸びしろ」となるでしょう。
このプロジェクトで実現したいこと
岩手県花巻市内にYouTubeライブカメラを設置し、日本全国や世界中のユーザーに向けて花巻市の魅力を発信します。
プロジェクト立ち上げの背景
北上川が育む豊かな自然が広がる岩手県花巻市。その肥沃な大地と歴史ある文化は、多くの人々を魅了しています。しかし、十分なPR予算や効果的な情報発信の手段が限られており、近隣の平泉町(世界遺産)や盛岡市(わんこそば、近代建築など)といった、観光客が集まる他のエリアと比較して、観光客誘致のための戦略や施策が十分でないという課題を抱えています。具体的には、詩人・宮沢賢治のゆかりの地以外の魅力(四季折々の田園風景、食文化、温泉郷の歴史など)を十分にアピールできていない点が挙げられます。また、世界的に日本のローカルな文化や食文化への関心が高まる中、花巻市の魅力が十分に海外に届いていないのが現状です。
市内の関係者と意見交換を重ねる中で、なかなか斬新なアイデアが出ずに立ち止まっていた私たちですが、そんな時、偶然ライブカメラ事業を手掛ける担当者の方から、魅力的な提案をいただきました。
それは、「YouTubeのライブ配信サービスを活用し、北上川沿いに広がる田園風景や、日本を代表する詩人・宮沢賢治のゆかりの地など、新たな魅力を発信する観光PR」「クラウドファンディングによる活動資金の確保」「花巻市ならではの特産品をリターンとして支援者に味わっていただく」という三つの利点を組み合わせた革新的な試みです。
この提案により、長年の懸案であった若年層やファミリー層を含む幅広い世代、そして世界中の人々への効果的な観光PRを実現するための具体的な道筋が見えてきました。これにより、花巻市の豊かな自然とローカルな魅力に加え、新たな面白さをグローバルに発信し、より多くの方々に訪れていただくための取り組みが実現可能となります。

現在の準備状況
花巻市の魅力を最大限に引き出すライブカメラの設置場所を選定中です。


ガイドブックには載らない、北上川沿いに広がる豊かな田園の景色と、そこから生まれるゆったりとしたローカルな空気感。この二つが織りなす、花巻市ならではの穏やかな日常をライブ映像でお届けします。
リターンについて
岩手県花巻市のお土産といえば、肥沃な大地と北上川の豊かな水で育った「花巻りんご」や、早池峰山麓の米などの農産物が代表的です。さらに、花巻の歴史と文化に根ざした「花巻温泉郷の銘菓」や、「白金豚(プラチナポーク)」「南部杜氏の地酒」、そして地ビールなども花巻市ならではの特産品です。この豊かな大地の恵みと、歴史ある食文化、そして職人の技が光る伝統的な製法から生まれた、厳選させていただいた特産品を、私たちの活動にご賛同いただける皆さまにお届けさせていただきます。
~【商品ラインナップ】~
【縁結び祈願 藁細工「忍び駒」1号】

花巻地方では、坂上の田村麻呂が建立した円万寺の馬頭観世音には「忍び駒」という民芸品が伝わっています。稲藁を材料にした素朴な馬人形で縁結びや子孫繁栄、五穀豊穣の祈願として人目を忍んで供え、その成就後には持ち帰って色布などで飾り、お礼参りをしました。 それが忍び駒の由来です。縁結びや子孫繁栄祈願にどうぞ。
サイズ:高さ約140mm
【賢治のトランク】

花巻のお漬物を小袋にパックしました食べきりサイズです。人気の商品4種類の味が、楽しめます。
宮沢賢治の童話をモチーフにした革トランク風のパッケージ入りで、お土産としてもおすすめです。
詰合せ内容:呑んべえ漬100g1個、甘辛大根100g1個、おいしい昆布のみそ漬60g1個、ぱりぱり野菜漬60g1個
「原材料及び添加物等の食品表示はお届け商品のラベルに表記されます。商品開封前には必ずお届けのリターンに貼付されたラベルや注意書きをご確認ください。」
スケジュール
10月22日 クラウドファンディング本格スタート
12月22日 クラウドファンディングゴール
1月上旬 ライブカメラ導入設置工事開始
2026年2月上旬 お礼品順次配送予定
2026年1月~2026年2月 工事終了・ライブ配信開始
【資金の使い道】
ライブカメラ導入費用:200万円
※20台設置
最後に
今回のプロジェクトを通して岩手県花巻市の魅力を配信することで、世界中の多くのユーザーにこの地の豊かな自然と穏やかな暮らしを知っていただき、実際に花巻市を訪れるきっかけとしていただければと心から願っております。穏やかな田園風景、そしてそこで生きる人々の温かさ。ライブカメラを通じて、花巻市のありのままの姿を皆様にお届けします。
このプロジェクトは、単に風景を伝えるだけでなく、花巻市の未来を創造するための挑戦でもあります。皆様の温かいご支援とご協力が、この大地の恵み豊かな街の新たな魅力を力強く後押ししてくれます。花巻市の里山の文化や美しい景観を守り、その魅力を次世代へと繋いでいくために、どうか私たちの想いに共感し、ご支援いただけますよう、心よりお願い申し上げます。
皆様と共に、花巻市の新たな物語を紡いでいきたいと強く願っています! 皆様のご支援、ご協力の程よろしくお願いいたします。







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