
こんばんは。
カレンダー売りのおばさんです。
今年のカレンダーも、あと1枚で完成です。
あとは圧縮してプリントパックに送り、無事に返ってきたら “イカレタ軍鶏カレンダー2026” が完成します。
毎年ど素人が、慣れないイラレやフォトショをカタカタ触りながら、
スマホで撮った写真をどうにか良く見せようと工夫して作るカレンダーです。
でもこれは、ただのカレンダーではありません。
私にとっては、とても重たい一冊。
1羽1羽に歴史があり、痛みがあり、命があります。
ここで生きた軍鶏たちの証を残したい。その思いだけで続けています。
今回、このカレンダーもクラウドファンディングのリターンに入っています。
どの商品も高額です。
それでも支えてくださる皆さんに、心から感謝しています。
昨日、久しぶりにスーパーに行って
撮影用にチョコレートを買おうとしたら、思わず固まりました。
板チョコって、もう100円じゃないんですね。
アーモンド入りは300円超え。
気軽に食べ物も買えない時代になってしまったんですね。
そして半年ぶりに、北海道の実家の母に
「生きてるかー」と生存確認の電話をしました。
年老いた母がひとりで暮らす北海道の冬は、本当に寒い。
灯油代もかかる季節です。
私も鳥の世話しかしていないので、
話題なんて政治家の悪口と「元気か?」くらい。
実家は過疎が進んでいて、物価も高く、
45リットルのゴミ袋10枚入りが1450円だそうです。
ありえません。
生活が苦しいお年寄りは1日1食にして生きていると聞きました。
そんな中で、軍鶏たちのために応援してくれる人がいる。
本当にありがたくて、胸がつまります。
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そして今回、少し切なくなる出来事がありました。
私はこの活動を始める前に、
もう実家には帰らない。母が来なければ会うことはない。
と母に宣言しました。
宣言通り、父の葬式にも、火葬にも行かず、
その日も黙々と軍鶏たちの世話をしていました。
どれだけ誤解されようと、
私は軍鶏たちを優先すると決めていたからです。
そんな母が珍しく
「会いたいなぁ」
と言ったんです。
たったそれだけの言葉なのに、胸がじんとしました。
母も歳をとったんだと思うと、少し切なくなりました。
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私も普通に働いていれば、仕送りぐらいできていた。
親不孝の代表みたいかもしれない。
それでも私は、この道を進みます。
軍鶏たちのために生きていく。
それが私の人生です。
2026年イカレタ軍鶏カレンダー 1枚1500円送料込み追加します
クラウドファンディング 12月5日に終了です
どうぞよろしくお願い致します。









