はじめに
みなさん、はじめまして。クラファンページをご覧くださってありがとうございます。
大学生9人からなるアジア最大級の映画祭・東京国際映画祭の公式学生プロモーションチーム、東京国際映画祭学生応援団と申します。
さっそくですが、今年は学生応援団の活動15周年目の節目の年です。
そんな今年こそは絶対に学生の来場者数1万人を達成したい。
だからこそ、私たちの手で対面のイベントを開催します!!
あくまで東京国際映画祭本体とは直接関係のない映画好きの学生による学生のためのイベントです。
しかし、やるからには、ただみんなで映画を観て楽しかった~、おもしろかった~で終わりのイベントにはしたくない。
映画という表現方法は監督の人生や思想をスクリーンに映し出し、私たちはそれを観ることで他人の人生を疑似体験することができます。
時には涙し、時にはお腹がよじれるほど笑ったり、時にはハッとさせられるような新たな価値観に気づかされることもあります。
映画からでしか得られない経験、映画でしか見ることができない景色がある。
まずはこの感動的な体験をまだしたことのないより多くの学生にしてもらいたい。
そして、そんな映画や映画祭の舞台裏はどうなっているのか、そもそも映画はどうやって私たちのもとに届けられるのか、はたまたポスターが映画製作において果たす役割は何なのか、そんな私たちのイベントでしか学べないことを、お呼びするゲストの方のお話を聞く中で、また、実際に映画祭で映画を鑑賞するワークショップを通して学んでもらえるイベントを作りたいです。
昨年のレッドカーペット取材の様子
しかし今回、このような対面のイベントを開催するにあたって資金が全く足りていません。
そこで、私たちの情熱をより多くの人に届け、一緒にイベントを作っていただくためにクラウドファンディングという形でご支援と応援を募るに至りました。
通っている大学も住んでいる場所も全く異なる私たちは、これまで週1回のオンラインミーティングかつ予算もないなかで”映画祭”や”映画”の魅力を同世代に発信すべく日々Instagramやnote等のSNS上で地道に活動を続けてきました。
しかし最近、SNSだけでのプロモーションの効果に疑問を持ち、限界を感じ始めていたのも事実です。
というのも学生の東京国際映画祭の参加率は依然低く、昨年も東京国際映画祭の学生来場者数1万人は達成できていません。
だからこそ、今回のイベントを通して映画の魅力に少しでも惹かれた子供たちをアジア最大級の映画祭である東京国際映画祭に呼ぶことで、さらに映画にはまってほしい。
運営は全て私たち現役大学生が行います。資金も経験もまだまだ足りない私たちですが、「映画の魅力を若い世代に届けたい」という情熱だけは誰にも負けません。
映画の力を信じているあなたのお力を貸していただけませんか。
一緒に学生を映画の渦に巻き込みましょう。
どうか、よろしくお願いします。
イベントの概要
・シネラボ
昨年、映画祭の運営や広報に関わる学生を集めたイベント「シネラボ」を初めて開催。
関東近郊には学生が関わる映画祭がいくつもありますが、今まで交流の場はほとんどありませんでした。
そこで、学生同士がフラットに意見を交わし、課題解決の糸口を探る場として「シネラボ」を立ち上げました。
そして今年は、そのシネラボをさらに進化させます。テーマは「映画をどう届けるか」。
映画祭の運営に携わる学生に加え、配給や宣伝を志す学生、自主映画を上映する学生など、さまざまな立場で映画に関わる学生を参加者として募る予定です。
映画に関わる多様な立場の人が集まり、映画を“届ける”という共通の視点で語り合うことで、新しいアイデアや刺激が生まれる場にしたいと思っています。
昨年の「シネラボ」の様子・映画とデザインの話をしよう
普段、劇場で目にするポスターやチラシ、パンフレット。中には、それらを収集することを楽しみにしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
思わず手に取ってしまうかっこいいフライヤー、映画の世界観がそのまま閉じ込められたような美しいパンフレット。
こうした映画のデザインには、必ずデザイナーやライター、編集者、プロデューサーといった「製作者」が存在しています。
今回のイベントでは、その中でも「デザイナー」に焦点を当てます。
映画デザインの第一線で活躍される方々から直接お話を伺い、学びと楽しみを共有できる場を目指します。デザインを学ぶ人、映画が好きな人、広告に関心のある人、映画ポスターを愛する人。
さまざまな背景を持つ方々が「映画のデザイン」という共通のテーマを通してつながり、互いに刺激を受け合える。そんな温かく、学びの多い企画にできたらと思います。
先日開催された「映画とデザインの話をしよう」の様子
なぜクラウドファンディングなのか?
同世代の学生に”映画祭”や”映画”の魅力を発信するにあたって、既存のSNSでのプロモーションでは限界があります。
だからこそ、私たち学生応援団の情熱に共感し、学生に”映画祭”や”映画”の魅力を知ってもらいたいと思ってくださる皆さまと一緒にイベントを作り上げていきたいと考えました。
支援金は会場費や飲食費、返礼品の作成などに充てさせていただきます。
資金の使い道(予定)
・シネラボ:会場費36,000円、軽食費4,000円
・映画映画とデザインの話をしよう:会場費15,000円、ワンドリンク・軽食費15,000円
・返礼品作成費:50,000円
・諸経費:20,000円
※クラファンでは、支援金の17%が手数料として差し引かれます。
私たちの思いに共感し、応援してくださるあなたのお力を、心からお待ちしています!
さいごに
学生に”映画祭”や”映画”の魅力を伝え、映画の輪を広めていくことは未来に向けて映画館を守ることや将来の映画人を育成することにも繋がります。もし、私たちの思いに、この企画に賛同していただけたら、ぜひ一緒にイベントを作り上げてください。よろしくお願いいたします。
最新の活動報告
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活動報告①【映画とデザインのはなしをしよう】
2025/10/22 15:03【ご報告】「映画とデザインの話をしよう」無事終了しました!初めまして。学生応援団15期の兼則です。まず初めに、クラファン開設から1週間。皆様の温かいご支援、ご協力のもと目標金額の25%を達成いたしました!本当にありがとうございます!これからも学生応援団一同、誠心誠意活動を続けてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします!さて、記念すべき第一回目の活動報告は、私たちが主催したイベント「映画とデザインの話をしよう」についてです!先日10月5日(日)、菊川のワークシネマパラダイスさんにて、映画デザインの第一線でご活躍される大島依提亜さんをお招きし、本イベントを開催いたしました!■ イベント概要普段、劇場で目にするポスターやチラシ、パンフレット。思わず手に取ってしまうデザインには、必ずデザイナーや編集者、プロデューサーといった“つくり手”の存在があります。今回のイベントでは、その中でも「デザイナー」に焦点を当て、映画デザインの最前線で活躍される方から直接お話を伺い、学びと楽しみを共有できる場を目指しました。デザインを学ぶ人、映画が好きな人、広告に興味がある人、映画ポスターを愛する人。さまざまな背景を持つ参加者が「映画のデザイン」という共通テーマを通してつながり、互いに刺激を受け合える温かい時間となりました。■ ゲスト紹介:大島依提亜(おおしま・いであ)さんアートディレクター/グラフィックデザイナー。映画を中心に、書籍や広告など幅広い分野で活躍されています。映画『シン・ゴジラ』『万引き家族』『花束みたいな恋をした』『ドライブ・マイ・カー』など、多くの話題作のポスターやビジュアルデザインを手がけられています。また、東京国際映画祭2024の公式ポスターデザインも担当。独自の世界観と、作品の本質をすくい取る繊細なビジュアル表現で知られ、映画ファンやデザイン関係者から厚い支持を受けています。■ 準備と開催までの道のり本イベントは、学生応援団としても初のワークショップを取り入れたトークイベントです。企画段階から半年間、「誰をゲストに迎えるか」「誰に届けたいのか」「どんな学びを提供するか」など、一つひとつ丁寧に話し合いながら準備を進めてきました。学生応援団に参加する前から「映画とデザインの関係をテーマにしたイベントをやりたい」と考えていたのですが、具体化には時間がかかり、序盤は試行錯誤の連続でした。そんな中、TIFFの担当者の方から今年度東京国際映画祭ポスターをデザイナーの大島依提亜さんが担当されるということを伺い、ついにこの企画が現実のものとなりました。■ 当日の様子会場では、大島さんがこれまで手がけた映画関連のデザインを実際に展示。参加者は自由に手に取って見ることができ、「これも大島さんなんだ!」「このデザイン、好きなんですよね」といった声が自然にあふれる空間となりました。さらに、大島さんが実際の仕事で使用された仕様書や資料も特別に公開してくださり、このイベントならではの貴重な体験をお届けできたのではないかと思います。当日は15期の長村君がMCを務め、他のイベントでは聞けないような制作の裏話も引き出してくれました。 ■ イベントを終えて初の試みということもあり、改善すべき点はまだ多くありますが、このイベントを通して学生応援団の新しい可能性を感じることができました。今後は「映画と〇〇の話をしよう」というシリーズとして、映画と音楽、映画と美術、映画とアクション……といったテーマに広げ、より多くの方々にとって学びと発見のある場をつくっていきたいと考えています。これからも、東京国際映画祭を学生の皆さんに届け、盛り上げていくために活動を続けてまいります。我々学生応援団を温かく見守っていただけますと幸いです!15期 兼則:映画ファン、映画パンフファンとしてアガるイベントを企画・主催できて本当に良い時間になりました。不手際がありましたが、会場のみなさまのあたたかい反応と、何より大島さんのご厚意でみなさまと距離感の近いイベントになり、とても嬉しく思います。今回は「映画とデザイン」でしたが、「映画と音楽」、「映画と街」など様々な映画の楽しみかたをみなさんと共有できたらと思います!次回もお楽しみにお待ちください。14期 津村:司会進行を務めさせていただいた15期の長村です。拙い進行ではありましたが、大島さんが話を盛り上げてくださり、会場の皆さんのお力添えもあって、とても楽しく、有意義なイベントにできたと思います。ご来場いただいた方からのご意見ご感想も踏まえて、これからさらに多くの人に映画や映画祭、そしてそれを取り巻くさまざまなものの魅力について知れるイベント、ただ一方的に伝えるのではなく、全員で再確認できるような形のイベントを開催できたらと思います!15期 長村秋も深まる季節となりました。皆さま、どうぞご自愛のうえお過ごしください。 もっと見る




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