
いつも温かい応援をいただき、本当にありがとうございます!
クラウドファンディングも、いよいよ残り3日となりました。
現在、294人もの個人の皆様から温かいご支援をいただき、1,708,791円 が集まっています。
一人ひとりが消費の陰にあるサイクルから目を背けずに真摯に向き合い、「牛たちの未来を少しでも良くしていきたい」という私たちのビジョンに共感して尊いご支援をくださったこと、本当に嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいです。
今日はクラファンが終わる前に、皆様に正直にお伝えしたいことと、
私たちがこれから歩んでいく未来についてお話しさせてください。
1. 企業のスポンサー(パートナーシップ)について
今回のクラファンでは、プロジェクトの主軸として「ロジカウパートナーシップ」を掲げていました。
現在、保護施設で暮らしている(市場の外側にいる)ロジカウたち1頭につき、企業様1社とパートナーシップを結んでいただく。
そして、企業の社会課題(ESG)解決への価値を提供しながら、ロジカウが社会の一員として活躍していくことで、「本来市場からこぼれ落ちてしまう命が、未来では社会のひとつの歯車になっていけるように」というビジョンのもと、計画・推進してきました。
しかし、プロジェクトが残り3日となった今、まだ企業さんのスポンサーは1頭もついていません。
始める前から企業さんを巻き込むことの難しさは理解しており、社内稟議用の資料なども作り込んで準備をしていました。
ですが、やはり「今までにない新しい切り口のESG対策」に企業として慎重にならざるを得ない点や、クラファン上で決済することの難しさもあったと感じています。
当初の計画では「クラファン終了後にこのサブスク事業が継続的に始動していく」という目標を立てていましたが、パートナーシップがない以上、このまま「待ち」の姿勢でいるわけにはいきません。
そう、STANDARD 5 COMMONS 代表の吉田(乳太郎の母ちゃん)は、
非常に諦めが悪いヤツなのです!
諦めるわけがありません。
だって私たちは、
ロジカウを企業とパートナーシップ契約させることが「最終目的」ではないからです。
え?と思いましたか?
何度でも言わせてください。
ロジカウを企業と結びつけていくことは「手段」であり、「目的」ではないのです。
これは、ロジカウを保護する施設の管理者さんにも理解していただいています。
私たちのビジョンは、揺るぎなくこれです。
『無価値』と言われ市場からこぼれ落ちる命が、未来では社会の歯車になれるような仕組みを構築すること。
この第一歩として、現在保護施設で生きているロジカウたちが「社会の一員になれること」を証明していくために、このプロジェクトは発足しました。
ロジカウ12頭は、このプロジェクトにとって大切な大切な「礎(いしずえ)」です。
ロジカウたちの生き方が
未来の牛たちの生き方を変えていくシンボルになると確信し、今でも1ミリも疑っていません。
ただ、その礎となるために必要なのは「パートナーシップ」だけではありません。
はっきり言って、このプロジェクトは今までの社会のあり方に対する「イノベーション」だからこそ、一回で簡単にゴールに辿り着けるわけがないんです。
トライし続けることにこそ、意味があります。
今回もたくさんの学びがありました。企業へのアプローチの難しさはもちろんですが、
何より学んだのは『この取り組みは必要とされている』という証明でした。
300名近くの方が実際に貴重なお金と手間をかけて支援してくださり、涙が出てくるほど温かく力強いメッセージを寄せられて(まだ見ていない方がいたら、ぜひ支援者コメント欄を読んでほしいです!)。
皆様の温かい気持ちを、私たちは必ず「未来のロジカウ創出の道」へと繋げていきます。
クラファンが終了してもパートナーシップ事業の募集は継続しますが、私たちはこの学びと皆様からいただいた支援を糧に、ロジカウ12頭と共にさらに前進していきます!
2. これから進める具体的な事業内容について
私たちがこれから進めるのは、「牛の力を使って地球の環境を良くする事業」です。
具体的には、新プロジェクトに参画してくださる牧場の「牛舎の床」に、バイオ炭(木くずなどを蒸し焼きにした炭)を敷きつめます。
バイオ炭を敷料にすることで、以下のような大きなメリットが生まれます。
・牛たちの健康改善:イヤなニオイや湿気が消えて衛生環境が劇的に良くなります。
刺激臭によるストレスが減って食欲や胃腸の働きが保たれ(鼓腸などの予防)、皮膚炎、脚(蹄病)、乳房炎などの病気を防ぎます。
・地球環境への貢献:使い終わったバイオ炭混じりの敷料を畑や牧草地に撒くことで、良質な肥料になると同時に、地球温暖化の原因になる炭素を土の中に永久的に閉じ込めることができます。
※通常の営農では耕起(土を耕す)するたびに炭素が大気へ戻ってしまいますが、穴がたくさん空いたバイオ炭を使うことで、耕起しても炭素が大気に戻らず、土壌に永続的に蓄積していくことができます。
この「バイオ炭の農地施用」は、2022年に国の公的な環境価値である「J-クレジット」に正式に追加されました。
私たちSTANDARD 5 COMMONSは、
皆様からいただいた支援をもとにこのJ-クレジット事業に参入します。
参画してくれた牧場へJ-クレジットの価値(1haあたり1.2万〜2万円)を還元しながら、
企業向けに公的なESG価値としてパッケージ販売していきます。
本来なら書類やデータ管理が膨大になる手続きをSTANDARD 5 COMMONS が一手に引き受け、企業と農家を「国が公的に発行するJ-クレジット」で繋ぎ、地球環境改善と現場のアニマルウェルフェアの向上に寄与しながら新たな価値を創出していきます。
そして、この事業収益を元手にロジカウたちへ研究費としてサポートし、大学の研究機関と共に『牛の自然な営みが土壌の炭素貯蔵へどのくらい寄与するのか』を実測・実証していき、未来で『無価値』と言われる命がロジカウとして生きていく仕組み構築のための礎とします。
現代市場の中で『価値がない』と、はねられる命は、本来、
ただ哀れみの対象でもなければ、助けられるだけの存在ではなく、
「地球を救う方法を教えてくれる、希望の存在」です。
みなさんからいただいたご支援は、
この証明をしていくための研究費を永続的に捻出していくエンジン事業の構築に
覚悟を持って活用させていただきます。
3. 皆様からいただいたご支援の使い道について
皆様が託してくださった大切なお金は、一瞬で消えてしまう消費ではなく、「これから事業を回しながら、牛たちを永久に守り続けるための土台(準備費用)」として大切に使わせていただきます。
・牛たちへの直接のサポート
リターンでお約束している「ご支援の半額を牛たちへ」という資金は、責任を持って現場の施設へとお届けします。
・「自分たちで稼いで牛を守る仕組み」の構築
企業と契約を結ぶための書類作成(法務確認必須)、大学研究機関等と一緒にデータを計測するための準備、事業化に必要な登録費用など、事業をしっかり立ち上げるために優先的に活用させていただきます。
一時的な出費で終わらせず、「市場のレールからこぼれ落ちてしまう牛たちが、生きて社会の歯車となっていけるための受け皿」をつくるための投資として使うことをお約束します。
最後に
これからも活動報告で一つひとつ報告を重ね、着実に掲げるビジョンに向かって前進していきます。
残り3日、最後まで駆け抜けますので、どうぞよろしくお願いいたします!!!
一般社団法人STANDARD 5 COMMONS(設立準備室)
代表 吉田 法子



