
齋藤さくらです。
本日、突然のお知らせに驚いた方も多いかと思います。動画では語りきれない、私なりの考えや、どのように今回の決断に至ったのかも含めて、Produce noteという形で伝えさせてください。
Produce note 1と2を既に読んで頂いている方は知っていただけていると思いますが、
今回の新体制から私がプロデューサーとしてグループを作り上げていく事となりました。
グループに携わりたいと考えてからここまでの3ヶ月間、オーディションも通して、今回大きく決断する事となったため、Produce noteに大切な思いとして記録させて頂くことにします。
お知らせの内容にもございましたが、今回新体制をはじめるにあたって
「のらりくらり」としての活動は幕を閉じることを決めました。
理由は単純ですが、
私にとって「のらりくらり」は、4年間のすべてが詰まった大切な物語として完結させたいという思いからです。
一緒に歩いてきたメンバーとの時間も、ライブの景色も、あの空気感も、みんなと出会ったあの日も、全部含めて “あの瞬間ののらりくらり” だと思っています。
だからこそ、
「のらりくらり新体制」として続けるべき事が正しいのかすごく迷い、なんども話し合いを重ね、最終的に「のらりくらり」としての活動は幕を閉じさせることにしました。
多くの方に見ていただける環境があるからこそ、新体制に期待してくださっている方も多いはずで、前体制ののらりくらりと私が作っていく新体制はどこかで 違うと言われてしまうかもしれない。
そして何より、私自身が大切にしてきたストーリーを曖昧にしたくなかったという気持ちがあります。
のらりくらりは、私たちとみんなとの思い出として、ひとつの物語としてきちんと残しておきたい。
その想いから、グループとしては一度区切りをつける選択をしました。
幕を閉じるという書き方をしましたが、でも、ここで終わりではありません。
新しく始まるのは全くの別物ではなく、
のらりくらりの心をしっかり受け継いだ、新しいグループにしたいと考えています。
今までののらりくらりは、
「何もしたくない、ダラダラしていたい、自分のペースでしか進めない、でも、生きなきゃ、ゆるりふわりと、のらりくらり」
そんな自分自身の気持ちの投影でした。
新グループは視点を変えて、そんなのらりくらりとしてこれまで活動してきたからこそ叶えられる、実現できるコンセプトにしようと考え
“のらりくらりなあなたを応援する”
という事を新体制のグループコンセプトにします。
どんなペースでも大丈夫だよ、と寄り添えるような存在。
焦りや不安を抱える人が、すっと呼吸できるような空気を持った、たくさんの人に元気や勇気をあたえられるような存在。
もっというと毎日の支えになるような、何か今日嫌な事があった、今日ダメダメだった、そんな自分でいいのかなと落ち込んだ時に私たちを見にきてくれたら、元気を貰えて、自分はこのままでもいいんだって思ってもらえるような、そういうグループにしたいと思っています。
新しい形になっても、
私が、皆が大切にしてきたのらりくらりらしさは静かに息をし続け、
これからの物語へ繋がっていきます。
そして、何より伝えたいことは
のらりくらりが残してくれた曲たちは、本当に自慢できるくらい素敵で、大切な宝物です。
だからこそ、のらりくらりを終了させるからといって全てを手放すのではなく、これからも大切にするべきものだと私は考えていて、ちゃんと残していきたいと思っています。
多くの人の心に届け続けたい楽曲たちであると思っているし、それはグループ結成時から歌い続けてきた私がプロデューサーになるからこそ、より叶えられることとも思っています。
曲が持っている想いや空気感は、新しいグループの中でもしっかり生きていきます。
その音楽たちに、また新しい出会いが訪れるように。
改めてのらりくらりを終了させると伝えましたが、新しいグループは完全なる0からの一歩ではなく、
これまで私たちが守ってきた大切なものを抱えたまま、前へ進むための一歩です。
これまでののらりくらりを愛してくれたみんなにも、
そしてこれから出会うあなたにも、
ちゃんと届くように、丁寧に作っていきます。
ここから、新たなグループとしての発表ごとが沢山出てきます。
自分が好きだったのらりくらりは終わってしまったと悲しい気持ちになってしまう方もいるかもしれませんが、そんな時はこのノートを読んで欲しいし、私がしっかり思いを紡いで引き継いでいくということを知っていて貰えたら嬉しいなと思います。
長文にはなりましたが、ここからはじまる新グループ、大切な思いと共に成長させていくので、是非見に来ていただけたら嬉しいです。
応援、何卒よろしくお願いします。






