支援募集が終了しました

【福岡県】孤立する多胎家庭に寄り添い、家族が安心して笑い合える居場所を創りたい!

双子を育てる母として、支援の少なさと孤独を痛感しました。 多胎家庭の虐待死リスクは単胎の約2.5〜4倍。 訪問看護の力で「産まなければ良かった」を「生まれてきてくれてありがとう」へ変え、産後うつや虐待を防ぐ支援を届けます。2026年、福岡県に多胎家庭専門の訪問看護ステーションを開設します。

現在の支援総額

573,000

28%

目標金額は2,000,000円

支援者数

89

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/10/16に募集を開始し、 89人の支援により 573,000円の資金を集め、 2025/11/16に募集を終了しました

【福岡県】孤立する多胎家庭に寄り添い、家族が安心して笑い合える居場所を創りたい!

現在の支援総額

573,000

28%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数89

このプロジェクトは、2025/10/16に募集を開始し、 89人の支援により 573,000円の資金を集め、 2025/11/16に募集を終了しました

双子を育てる母として、支援の少なさと孤独を痛感しました。 多胎家庭の虐待死リスクは単胎の約2.5〜4倍。 訪問看護の力で「産まなければ良かった」を「生まれてきてくれてありがとう」へ変え、産後うつや虐待を防ぐ支援を届けます。2026年、福岡県に多胎家庭専門の訪問看護ステーションを開設します。

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はじめに・自己紹介

初めまして。このページを見てくださり、本当にありがとうございます。

3歳6ヶ月の双子の女の子と、0歳9ヶ月の男の子を育てる3児の母であり、看護師の加藤久美子と申します。

初めての妊娠で双子だと分かったときは、嬉しさと同時に、大きな不安が押し寄せてきました。

行政の支援にも「双子は対応できません」と断られ、通話を終えたあと、真っ黒なスマホを見つめて泣いた日々を今でも覚えています。

産後は、昼も夜も関係なく泣き続ける2人を前に「どうして助けてくれる場所がないんだろう」「いつ楽になれるんだろう」と、涙をこらえながらミルクをあげる手が震えていました。

その時のことを思い出すと、今でも涙が溢れてきます。

どんなに子どもを愛していても助けがなければ「他の人は笑顔で子育てをしているのに、私は母親失格」と自分を責めてしまう。それが多胎育児の現実です。

多胎育児の大変さを経験した私たち夫婦だからこそ、「助けて」が言えない現状を変えていきたい。

看護師である夫とともに、多胎家庭に寄り添う訪問看護をはじめます。

小さな命を守る重たさを、ママひとりに背負わせたくない。その想いで、このプロジェクトを立ち上げました。

看護師として多くの命と向き合ってきた経験、そしてママの心を整えるコーチングを通して感じたのは「誰かに話を聴いてもらえるだけで、心は軽くなる」ということ。

これまで3年間で、延べ400件以上の相談に寄り添ってきました。どのママも自分を責めてしまう優しさを持っていて、その声に触れるたびに支援の必要性を強く感じてきました。

訪問看護の力で、多胎家庭の【からだ】と【こころ】の両方に寄り添い「双子・三つ子で生まれてきてくれてありがとう」と心から思える社会をつくっていきます。

このプロジェクトで実現したいこと

このプロジェクトでは、多胎家庭に特化した「訪問看護ステーション」を立ち上げます。

訪問看護を通してママやパパの【からだ】と【こころ】の両面を支え、産後うつや虐待を未然に防ぎながら、家族全員が安心して暮らせる環境をつくります。

支援の対象は子どもだけではなく、家族そのもの。
ママだけが頑張るのではなく、パパも自然と関われるような仕組みを整え家庭全体が笑顔で子育てできる社会を目指しています。

訪問看護師が家庭に寄り添うことで、小さな気づきや心のSOSを早期にキャッチし「孤立」を「つながり」に変えていきます。

また、行政や地域と連携し、本当に支援が必要な家庭に、確実に支援が届く仕組みをつくっていきます。

私が届けたいのは、「医療」だけではなく【安心して生活できる環境】です。涙をこらえながら頑張るママやパパが「助けて」と言える社会を創ります。

プロジェクト立ち上げの背景

日本では、多胎家庭の虐待死リスクは、単胎家庭の約2.5〜4倍と指摘されています。それでも現状は、支援の手が十分に届いていません。

多胎家庭では、昼夜問わず続くお世話、経済的な負担、そして社会とのつながりの薄さからママもパパも心身ともに限界を迎えてしまうケースが少なくありません。

特に外出が難しいという現実があります。双子用ベビーカーは本体だけで約10〜15kgほどあり車に乗せ下ろしするだけでも一苦労です。

狭い道・段差や傾斜も多く、スーパーのレジが通れないこともあります。

公共交通機関を利用するのも大変で、エレベーターが使えない場所では階段を抱っこで上り下りするしかありません。

「少し外の空気を吸いたい」と思っても、子ども2人を連れて出るだけで、命がけのような大仕事になるのです。

結果的に、支援センターや行政のサポートにもつながりにくく、家の中で孤立していく家庭が少なくありません。

「泣き声が止まらない」「助けてほしいのに、誰に頼ればいいかわからない」そんな声を、私はこれまで何度も聞いてきました。

多胎家庭のしんどさは、努力や愛情の問題ではなく、構造の問題です。サポートの仕組みが整っていないだけで、本来なら守れる命と笑顔が、失われてしまうことがあります。

だからこそ私は、訪問看護の力で家庭に直接寄り添い、「助けを求めてもいい」社会の第一歩をつくりたいと思っています。

泣きながらミルクをあげる夜が、安心して子どもを抱きしめられる時間に変わるように。

このプロジェクトが、その第一歩になります。一人でも多くのママ・パパ、そして小さな命が「生まれてきてよかった」と笑える社会を、福岡から広げていきます。

集まったご支援は、「子ども達のために泣きながら頑張るママパパへ安心を届けるため」に大切に使わせていただきます。

訪問看護の立ち上げに必要な設備費や人件費、広報活動費など、すべて【命を守る現場】につながる資金です。ご支援よろしくお願い致します。


【現在の進捗状況と今後の計画】

(現在の進捗状況)

現在、多胎家庭に特化した訪問看護ステーションの開設に向けて準備を進めています。

行政への相談や開設要件の確認、看護師仲間とのチームづくり、資金計画の策定などを進行中です。

また、アンケートにて実際に多胎家庭の声を集めながら、現場で必要とされる支援の形を丁寧に整理しています。


(今後の計画)

① 2025年10月:クラウドファンディング実施(初期費用・設備準備資金の募集)

② 2025年10月:助成金の申請

③ 2026年2〜3月:助成金の採択結果を確認し、資金計画を確定。開設準備を本格化

④ 2026年4〜5月:地域連携・スタッフ体制の整備・試験的訪問

⑤ 2026年6月頃:多胎家庭専門の訪問看護ステーションを開設予定

助成金の採択結果を踏まえながら、地域の団体・行政・医療機関と連携し「助けて」と言えないまま孤立してしまう家庭に必要な支援を確実に届けられる体制を整えていきます。





支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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最新の活動報告

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  • この度のクラウドファンディングは、89名の方から 573,000円 のあたたかいご支援をいただき、無事に終了いたしました。応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。いただいたひとつひとつのメッセージやシェア、「誰かの力になりたい」という想いのこもったご支援に、何度も胸が熱くなりました。今回いただいたのはお金だけではありません。それ以上に、「多胎家庭をひとりにしないでほしい」という強い願いと、未来への大きなチカラでした。多胎育児は、幸せと同じくらい孤独や不安も大きいものです。だからこそ、この支援金は必ず、助けを求められずに苦しむ家庭へ届く形に変えていきます。ここからが、本当のスタートです。2026年の訪問看護ステーション開設に向けて、必要な体制づくり、行政との準備、そしてサポートの質を磨き、ひとつずつ進めていきます。多胎家庭が安心して子育てできる社会は、すべての子どもたちが健やかに育てる社会につながると信じています。これからもどうか、見守っていただけると嬉しいです。そしてまた進捗やお知らせを、この活動報告でお伝えしていきます。改めて、本当にありがとうございました。加藤久美子 もっと見る
  • たくさんの想いに支えられています。本当にありがとうございます。10/17から始まったクラウドファンディングの挑戦も、いよいよ明日が最終日となりました。ここまでに 77名の方から 532,000円 のご支援を頂きました。お一人おひとりの気持ちが胸に沁みています。心からありがとうございます。この1ヶ月間、応援メッセージを読むたびに、「この活動は私ひとりのものじゃない」「必要としてくれている人が、ちゃんといる」そのことを強く感じ、何度も背中を押されました。多胎育児には、喜びと同じくらい…いえ、それ以上の孤独や不安がつきまといます。過去の私のように、助けを求められず限界を超えてしまうママを減らしたい。その想いだけで、ずっと走り続けてきました。明日で挑戦は一区切りを迎えますが、ここからが本当のスタートです。訪問看護という形で、確かな安心を届けられる場所を必ず作ります。「助けて」は弱さじゃない。子どもの命を守るための【強さ】だということを伝え続けていきます。最後に、この活動が必要なご家庭に届くよう、SNSなどでのシェア・拡散で応援していただけたら嬉しいです。このクラファンを通して、【産まなければよかった】ではなく【生まれてきてくれてありがとう】と言える家庭を増やせるよう、これからも進み続けます。ここまで応援してくださり、本当にありがとうございます。そして最後の1日、見守っていただけたら心強いです。多胎家庭が子育てしやすい社会は、すべての子どもたちを育てやすい社会になると信じています。どうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る
  • クラウドファンディングをスタートして、今日でちょうど1週間が経ちました。これまでに46名の方から、425,000円(21%)のご支援をいただいています。本当にありがとうございます。この1週間、ひとつひとつの応援メッセージを読みながら「この活動を必要・応援してくれている人が、こんなにいるんだ」と胸が熱くなる日々でした。最初は、不安の方が大きかったです。それでも「想いは届く」と信じて、一歩を踏み出してよかったと感じています。多胎家庭の育児は、幸せの隣に孤独があることも少なくありません。「産んでよかった」と心から言える社会に変えていくために訪問看護という形での支援を、どうしても実現させたいと思っています。これから残り25日間引き続き多くの方にこの想いを届けていけるように発信を続けます。もし共感してくださった方がいればSNSでのシェアや拡散で応援していただけると嬉しいです。この1週間、本当にありがとうございました。そしてここからも、一緒に歩んでいけたら心強いです。よろしくお願い致します。 もっと見る

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