
かなりの長文になっております!
私が最初に叶えた夢は歌手でした。
思っていたシンデラストーリーとは違う険しい獣道を10年進み続けました。
悔しかったことが沢山ありました。
でも私を動かす原動力はいつも悔しさでした。悔しさはその時々で自分の力不足や置かれた環境に合わせなければいけないものなどいろんな悔しさがありましたが今思えばそのおかげで成長出来た部分も大きくその都度立ち上がってまた進み続けることが出来たのは応援してくださる方々が居たから。
それはファンの方だけではなく事務所のスタッフさんや先輩方の存在。
表現者として演劇の舞台に立つことや自分の夢とは全く正反対で苦手なお仕事をやり遂げる必要もありました。
夢を叶えることだけですごいのではなくその先には大変なことしか待っていない、そう感じ常に戦っていた日々。
そこから1人の表現者として再び歌と演劇をスタートさせた時にパワーバランスが難しく感じました。
1人になったときに私ってどんな人間だったっけ?と考えました。17歳で家族と離れ芸能の世界で生きていくことを決めた。その段階ではまだ私の人格はふわっとしたものでしかなかったと思います。
でもひたすら夢を追いアルバイトとライブ、舞台のお仕事をしていくうちに不安がどんどん大きくなりステージに立つことが怖くなりました。ライブ中にお客様に中指を立てられたこともあった、ブッキングライブでは私の出番で地べたに座り携帯を見て無関心なお客様を沢山見て悔しかった。
信じていた人がどんどん離れていく。
善か悪か振り分けたら私は“悪”になっていったと思います。
私が我慢することでうまく進むなら私は自分を押し殺すしかなかった。
そんな数年を過ごしていたら私は完全に過去に縛られ抜け出せなくなってしまっていました。
みなさんが表面上で見えている世界、決して表に出ることのない真実。
私はこの変わらない現実を一生背負って生きていかなければいけないんだ、それがどうしても辛い。起きている間は意識しないようにしていても寝ている間に夢に出てくる。自分ではどうにもできないこの苦しみから抜け出すには自分の思考癖を変えていくしかない。
今はもう自分の生きたい道だけを見て進む。
人にはそれぞれの価値観があるのでその一つ一つに反応してしまったら自分を見失ってしまいます。
初めてクラウドファンディングに挑戦したときも賛否両論でした。
でも沢山の方にご支援いただき個展を開催するという夢を叶えさせて頂き本当に感謝しております。
今回のチャレンジもまた賛否両論だと思います。
【夢を叶えたかったら自分でお金貯めろ】
私だってそうしたい。
ネイルサロンで稼げるお金は手取り18万程です。
独立したいと決めて開業資金を自分で確保するには時間がかかります。そしてサロンに所属し様々な経営体制で働くことに限界を感じた自分が選んだのは個人サロンを持ち自分のペースでネイリストを続けていくこと、いま独立したい美容系のアーティストたちを応援するシェアサロンがどんどん増えて来ています。動き出すなら今だと思い再びクラウドファンディングに挑戦し1人でも多くの方にご支援頂きたくこのプロジェクトを進めています。
実際に活動報告していくために必要な資金は自費で用意しております。
それが今の私に出来る精一杯のお金です。
ここにいてくださる皆様にどれだけ自分の思いを知って頂き賛同していただけるか。
このプロジェクトは今月末で終了致します。
私は一年分の賃貸料金を目標金額にそのまま加算していましたが半年という期間で勝負する道も考えてみました。
ネイルサロンをオープン段階から勤めた経験からしっかりとお客様がお店に通ってくださるか結果が出るには一年かかります。
それはネイルにも繁忙期、閑散期があります。12月は大繁忙期になりご新規のお客様が一気に増える大切な1ヶ月でになります。
どこのサロンも混んでいるのでとりあえず空いてるサロンを選ぶ方もいらっしゃればその一回の施術でここに通おうと決めてくださる方もいらっしゃいます。
私は自分のサロンに選んでくださるお客様には私が大切にしている施術の工程全て、丁寧なケアで持ちの良い状態はもちろんのこと自分の技術・デザイン・仕上がりに安心と満足頂けるネイリストであることを理念に置いています。
2月にオープン予定ですが実は1、2月は閑散期だったりします。
でもここでスタートすることを決めたことには意味があり過去に自分のもう一つの夢である歌手としての人生がスタートしたのが2月でした。

どちらの道を選んでもこれ以上の費用が必要になります。
ぜひ応援して頂けますと幸いです。
そして応援して良かったと思って頂ける人間になります。
43歳はもう充分な大人として生きていくのが当たり前かと思います。
頼ってばかりでごめんなさい。
私が自分の人生で最後のお仕事として続けていきたいお仕事、ネイリストとしての大谷雅恵を応援してください。
ここまで読んでくださり本当にありがとうございました。
これから最終日まで活動報告に力を注いでいきますのでぜひご覧ください。





