
破損している教室のコンクリート床の修繕、破損し鉄筋がむき出しの通路の修復、文字が読みにくい黒板の買い替えを行います。
子どもたちが安心・安全に、そして授業に集中して学校生活を送れる環境を作りたいと考えています。
本プロジェクト概要についての説明動画はこちら↓
自己紹介
本事業・学生実施代表:
山梨大学・教育学部4年生 小川拓人
2025年8月に山梨大学のカンボジア短期留学プログラムに参加し、修繕対象の小学校を訪問しました。海外在住の経験や教育学部で教育について勉強していく中で、海外の教育について興味を持っていました。その中で、カンボジアの子どもたちの学習環境が過酷であることを知り、このクラウドファンディングを企画しました。
本事業・責任者:
山梨大学・国際化推進センター・教授 宮本和子
2000年からカンボジア農村部を中心に、地域住民や行政関係者の皆さんと協力して地域保健活動や研究に取組んでいます。これまで、農村部の女性の安全な妊娠出産を守る活動、食由来寄生虫症の実態調査と予防対策プログラムの実施、農村部の子どもたちの栄養・健康調査と栄養改善のための取り組みなどを行ってきました。
この子どもたちを対象とした活動対象地域で、山梨大学・学生が短期留学プログラムや様々なフィールドワークでお世話になっている小学校の破損がひどく、学校長から相談を受けたことが今回クラウドファンディングを行うきっかけになりました。
プロジェクト立ち上げの背景
責任者の宮本は2011年から今回対象としているバニュー小学校(カンポット州)のある地域で、子どもたちの栄養・健康調査や栄養改善プロジェクトを開始しました。2017年からは学校を中心とした活動となり、バニュー小学校とはこの時から協力関係が始まりました。短期留学プログラム等の学生のフィールドワークや学部生・大学院生の調査研究も受入れていただき、多くのご協力をいただいております。

バニュー小学校はカンボジア内戦が落ち着いた1980年代後半に建設が始まり、一部校舎は建設から40年が経とうとしています。2025年3月訪問時に、この状況を宮本が確認、学校には修繕をする予算が無く、貧しい家庭の子どもたちが多いため、保護者からの寄附を集めることも困難で、修繕の目途が立たないと、学校長から相談と協力依頼があったことがきっかけです。
2025年8月には教室の床の破損は拡大していました。黒板は表面の塗りなおしを教員らにより実施したが下地がぼろぼろのため3か月程度で再度剥げた、と報告を受けました。床の修繕のためにコンクリート会社に寄付のお願いなどもしているが、修繕の見込みが立っていないとのことでした。
修繕予定箇所
教室のコンクリート床の修繕、破損し鉄筋がむき出しの通路の修復、文字が読みにくい黒板の買い替えの3点の修繕を行う予定です。

子どもたちが使う教室のコンクリート床が破損し穴が開いており、デコボコで机を置ける場所が限られてしまっています。

また、通路のコンクリートが複数箇所削れており鉄筋がむき出しになっているほか、黒板の表面が剥げて板書が見にくくなってしまっています。
実際に学校を訪れた時の映像はこちらよりご覧いただけます。
現在の準備状況
2025年6月から大学内で準備を開始しました。8月の現地訪問時にクラウドファンディング実施のための、破損箇所の実態確認を行いました。ほぼ全教室の床が破損している状態で、画像記録を作成しました。また、校長先生や先生方からの聞取り調査を行いました。黒板の塗り直しや寄附の依頼など、学校としてできることに取組んでいる様子も伺いました。学生実施代表の小川がクラウドファンディングに利用できる動画撮影と編集も行いました。リターンの返礼品候補を具体的に検討しました。
8月の破損実態調査を踏まえ、9月から大学内でクラウドファンディングの申請手続きに入り、10月に具体的なホームページ作成開始、現在のHP公開に至りました。対象小学校とはSNSで随時連絡を取りあっています。また、宮本の活動のカンボジア人協力者が必要時に学校訪問を行い状況を確認しています。
リターンについて
3,000円(学生限定) :サンクスメール
5,000円: サンクスメール
10,000円 :サンクスメール、ポストカードのお礼状
10,000円 :お礼不要プラン(サンクスメールのみ、5000円と同じ内容です)
※5万円以上の寄付者には終了後に開催される「オンライン・オフ会招待状」が送られます。
50,000円 :サンクスメール、ポストカードのお礼状
50,000円 :お礼不要プラン(サンクスメールのみ、5000円と同じ内容です)
100,000円: サンクスメール、小学生からの礼状、小学校の壁へのネーミングライツ(10㎝程度、希望者)
100,000円 :お礼不要プラン(サンクスメールのみ、5000円と同じ内容です)
300,000円: 学校長と小学生からの礼状、責任者・宮本の「ミニ講演会開催権」(希望時)、小学校の壁へのネーミングライツ(20㎝程度、希望者)、サンクスメール
300,000円:お礼不要プラン(サンクスメールのみ、5000円と同じ内容です)
【責任者・宮本の「ミニ講演会開催権」】:宮本がカンボジアで実施している子どもたちに関わる活動をテーマとした講演会(30分程度)をご希望日時を調整の上実施します。オンラインを予定しておりますが、近隣会場の場合は対面も可能です。

スケジュール
2025年11月20日~2026年1月10日 クラウドファンディング募集期間
2026年3月 対象学校の修繕開始予定(随時修繕状況をHPにアップします)
同年 5月末(予定)修繕終了
同年 6月(予定) ポストカード礼状等発送開始
同年 7月(予定) プロジェクト終了記念・オンラインオフ会開催
最後に
カンボジアの農村部にいる子どもたちが安心して学び続けられる環境づくりに、是非ご協力ください。

※※税制上の優遇措置について※※
山梨大学へのご寄附については、税制上の優遇措置が受けられます。
領収書の発行日は、原則としてCAMPFIRE様より山梨大学に寄附金が入金される2026年2月を予定しております。その後領収書を発行・郵送し、皆様のお手元に届くのは、2026年4月末までを予定しております。
<個人の皆様>
■所得税(所得控除)
寄附金額が年間2,000円を超える分について、所得控除を受けることができます。
寄附金額 - 2,000円 = 所得控除額
(控除対象となる寄附金の上限額は、当該年分の総所得金額の40%です)
■住民税
本学を「寄附金税額控除対象法人等」として指定している都道府県・市区町村にお住まいの寄附者の皆様は、所得控除に加えて、翌年の個人住民税が軽減されます。控除対象の地方自治体については、以下の通りです。
【山梨大学への寄附金を条例で指定している自治体】
・山梨県・甲府市、富士吉田市、都留市、山梨市、大月市、韮崎市、南アルプス市、北杜市、甲斐市、笛吹市、上野原市、甲州市、中央市、市川三郷町、早川町、身延町、南部町、富士川町、昭和町、道志村、西桂町、忍野村、山中湖村、鳴沢村、富士河口湖町、小菅村、丹波山村
なお、この制度は都道府県・市町村がそれぞれの条例で寄附控除の対象を指定するものですので、詳細については、お住まいの都道府県市町村に直接お問合せください。
(寄附金額 - 2,000円) × 4~10% = 住民税控除額
(控除対象となる寄附金の上限額は、当該年分の総所得金額の30%です)
※上記の計算式の4~10%について
・都道府県が指定した寄附金は4%
・市区町村が指定した寄附金は6%
(都道府県と市区町村双方が指定した寄附金の場合は10%)
<法人様>
寄附金の全額を損金算入することができます。
最新の活動報告
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2025/12/01 16:05朝の校庭掃除風景。朝礼後に行います。日本の学校美化運動にあたるでしょうか。子どもたちが校庭のゴミを拾い、きれいにします。日本のように毎日教室をお掃除するというところまではまだ行きませんが、学校をきれいにする活動が進んでいます。カンボジアでは、大分少なくなったとはいえ、ごみのポイ捨てがまだまだ多いです。自分たちで掃除をすることで、子どもたちのごみのポイ捨ても減ってきています、と校長先生。 もっと見る
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