福岡県糸島の山の中に、
引退競走馬ニコ・アイ・サトミンと、
人・動物が安心して暮らせる場所
「LaLabase」をつくっています。
名前を失くした馬たちの
“運命”を変えるために。
その第一歩として、
うまカフェの整備を進めています。
ですが、
私たちの力だけでは資金が足りず、
このままでは
3頭を迎える準備が間に合いません。
どうか、この小さな挑戦を
支えていただけたら嬉しいです。
目の前の3頭の命を守りたい
その思いからLaLabaseは始まりました
はじめまして。
LaLabase(ララベース)共同代表の
竹原恵子 と 熊澤優 です。
私たちは福岡県糸島市の自然豊かな土地に、
「命が安心して生きられる居場所」をつくる活動をしています。

現在、縁あって迎えることになった
引退競走馬3頭(ニコ・アイ・サトミン) の受け入れ準備を進めながら、人・動物・自然が調和する拠点づくりに励んでいます。
このプロジェクトは、私たちにとって 人生をかけた挑戦 です。
何もない山林を自分たちの手で整え、 整地、搬出、資材運び、柵づくりまで、ほとんどをDIYで進めてきました。
そしていよいよ、“馬たちを眺めながらくつろげる馬カフェ” の整備 に挑戦します。
どうか温かい応援とご支援をお願いいたします。
なぜ LaLabase を始めたのか

──「名前を失くした馬の行き先」をご存知ですか?
競走馬として生まれた馬は、本来 25年以上生きられる命です。
でも現実は——
わずか 4〜5歳で行き場を失い、肥育牧場(食肉として出荷される前に収容される施設)へ送られる馬が多くいます。
そこで命綱である保険証は破棄され、名前が消えます。
この事実を初めて知ったとき、ショックでしばらく言葉が出ませんでした。
「勝てなかった」「ケガをした」——
それだけで、突然未来を閉ざされてしまう命があるなんて。
そして、肥育牧場にいた頃のニコとアイの動画を見た瞬間の衝撃は、今でも忘れられません。
体を寄せ合い、不安な目で、それでも必死に生きようとする2頭。
その姿に息が詰まり、気づいたら涙があふれていました。
画面越しなのに、
「助けたい」「守りたい」
心の奥から強い衝動が湧き上がりました。
「ニコとアイを引き離したくない。」
「名前を持つ命なら、最後まで守りたい。」
「この子たちを、もう二度と不安にさせたくない。」
世界中すべての馬は救えません。
だけど——
今ここにいる3頭の“運命”なら、確実に変えられる。

ならば何ができるのか。
どうすればニコとアイとがずっと一緒にいられる未来を作れるか、
2頭を引き取る過程で仲間に加わったサトミンの3頭が「安心して生きられる未来」をつくれるのか。
考え続けた末に出した答えが、LaLabase を始めるという決意でした。
大きなことをしようとしているわけではありません。
ただ——
今、目の前の命を守りたい。
その積み重ねが、必ず未来につながると信じています。
糸島という土地を選んだ理由
最初に取り組んだのは土地探し。
馬たちが安心して暮らせる場所を探して、糸島の山の中にある 13,000㎡の段々畑の土地 に出会いました。

海と山に囲まれた静かな環境で、風や鳥の声がそばにある——
それだけで、人も動物も落ち着ける場所です。
ここは、草原でも整った施設でもありません。
ただ、だからこそ
自分たちの手で “命が暮らせる場所” に育てられる土地だと感じました。
道づくりも草刈りも整地も、すべて自分たちで。

少しずつですが、3頭を迎える準備を進めています。
お迎えした大切な仲間たち
これから、LaLabaseで新しい人生を歩み始める3頭の愛おしい仲間たち をご紹介します。
◉ニコ — 優しくて、少し気弱な男の子
性別:男の子
年齢:?
毛色:鹿毛
品種:サラブレッド
ニコは、とても控えめで優しく、心が繊細な男の子です。
体が大きく乗り心地は抜群で、乗馬としては最高の素質があります。
でも心は、とてもピュア。
大好きなアイちゃんを見つけると、そっと優しい目で見つめ続けるような、一途で純粋な一面がたまりません。
群れでは控えめで、空気を読むタイプ。
「気弱だけど、愛の深い子」という表現がぴったりの、 守ってあげたくなるような愛おしい存在です。
◉アイ — ツンデレ気質のしっかり者の女の子
性別:女の子
年齢:?
毛色:栗毛
品種:サラブレッド
いわゆる“THE・牝馬”という言葉がぴったり。
ツンデレでマイペース、でも実はとても社交的で芯があるしっかり者。
サトミンとは仲良しで、
時々ニコには「ちょっと離れて!」とツンを出すことも(笑)
完全にニコを尻に敷いています。
引き取る時に「おとなしい子ですよ」と言われましたが…
あれ?わが道行ってる?・・・どんどん強くなってます(笑)
◉サトミン — かわいさ全開の純粋無垢な女の子
性別:女の子
年齢:2019年3月24日 6歳
毛色:葦毛
品種:サラブレッド
サトミンは、一言でいうなら「かわいいの塊」。
人懐っこくて、厩務員さんの後ろをちょこちょこついて歩く姿は、まるで幼稚園にいる、おとなしくて天使みたいな女の子。
自分が可愛いことをなんとなく分かっているような仕草も愛おしく、
見ているだけで頬がゆるんでしまいます。
でも実は——
現役時代に 41戦8勝 を走り抜いた、超頑張り屋さん。
ふわふわした外見からは想像できない芯の強さがあります。
3頭の背景(いきさつ)
ニコとアイ
— 寄り添って生きてきた2頭
ニコとアイは、馬事学院さんによって肥育牧場から保護された2頭です。
初めて出会ったときからずっと寄り添いながら生きてきた子たちで、今でも特別な絆があります。
現役時代は人に大切にされていたのでしょう。
甘えることも、人に寄り添うことも自然にできる、とても優しい性格です。
馬事学院での優しい時間を経て、少しずつ安心を取り戻し、今では穏やかな表情を見せてくれるようになりました。
▶︎ 動画はこちら(肥育牧場にいた時のニコ・アイの様子)
サトミン
— ずっと大切にされてきた子
サトミンは、競馬場から直接、馬事学院に託された馬です。
人に大切にされてきた積み重ねが、
無邪気で素直な表情
甘えるような人懐っこさ
深い信頼感
として、そのまま今のサトミンに表れています。
▶︎ サトミンの様子(馬事学院時代のサトミン)
https://www.instagram.com/reel/DHp_xvaSkwx/?igsh=MTNva2Nycmtpc21qMw==
現在のリトレーニング(引き取り前の準備)
現在、3頭は 馬事学院時代を知っている厩務員さん のもとで、乗馬・セラピーホースとしてのリトレーニングを続けています。
(肥育から運んでくれた方です)
馬をよく理解している方に見てもらえることで、無理のないペースで、安心して次のステップへ進むことができています。
LaLabaseに迎える準備も、馬たちの心と安全を最優先に、一つひとつ丁寧に進めています。
安心して暮らせる場所をつくってから迎えること——
これが私たちの大切にしている順番です。
大好きな装蹄師さんと一緒
今回のクラファンで実現すること
第一段階:うまカフェの整備
画像はイメージです
◉LaLabaseの理念
「命が安心して生きられる居場所」
その最初の形が、犬カフェ・猫カフェと同じコンセプトの うまカフェ です。
これは新しい企画ではなく、すでに公開しているLaLabaseの計画を 一歩前へ進めるための実行フェーズ です。
うまカフェとは?
❤ 「眺める」と「そばで感じる」が選べるカフェ
席に座れば、数メートル先で
・ニコが草を食む音
・アイが歩くリズム
・サトミンがまどろむ気配
そのすべてが自然に視界と耳に入ってきます。
屋外席では、風の匂い、山の空気、馬の息づかい——
自然の中で馬の“いま”を感じられる距離に。
その日の気分で、
・静かに眺める
・そっと近づく
どちらも選べる “安心の距離感のカフェ” です。

❤ カフェで過ごすだけで命を支える未来へ
カフェでの時間が、馬たちの
飼育費・医療費を支える継続収入源 になります。
❤ ファンが自然に増える場所へ
「会いに行きたい」「応援したい」
その気持ちが積み重なる場所をつくることで、馬たちを守る力が確実に広がっていきます。
イメージ画像
未来の展開(すべての第一歩がうまカフェ)
うまカフェが整えば、
・えさやり体験
・体験乗馬
・やさしい乗馬レッスン
・1日オーナー体験
・馬と過ごす夜
・ホースセラピー(馬と過ごすことで心と身体を整える“癒しのプログラム”)
・ホースカウンセリング(馬の反応を鏡に、自分の心と深くつながる“対話セッション”)
など、馬と人が心を通わせるプログラムへとつながります。
その土台になるのが、今回整備する うまカフェ。
ここから、3頭と人の未来が動き出します。
この仕組みが成功すると…
🐴 救える命を増やせる
🐴 馬が暮らせる場所を地域に広げられる
🐴 全国でも再現できる“モデル”になる
🐴 ニコ・アイ・サトミンのように運命が変わる馬が増える
多くを救えなくても、「確かに守れる命」 を増やす仕組みはつくれる。
その最初のモデルが、この うまカフェ です。

あなたの支援が届く場所
【今回の整備内容】
✓ コンテナカフェ本体(45万円)
✓ コンクリート基礎工事(20万円)
✓ グラウンド整備(整地・転圧)
✓ 安全な見学用の柵(20万円)
✓ イートイン内装(15万円)
※ほぼすべてDIYで費用を最小限化しています。
皆様の支援金が、 “命の未来へと繋がる架け橋” になります。
ですが、正直に言います…
LaLabaseがある場所は、上下水も電気も通っていない山の中です。
ゼロの状態から、土地を整え、道を作り、必要な機材を揃え、ひとつひとつ自分たちで進めてきました。
・馬の購入費・預託料
・土地の購入
・整地・機材費
・最低限の設備に必要な費用
ここまでは、すべて自費でなんとかしてきました。

でも、3頭を安全に迎えるための “最後の整備費” だけが、どうしても足りていません。
馬房とカフェさえ整えば、3頭はすぐにでも安心して暮らし始められます。
ただ、このままでは開業準備が本当に間に合わないのが現実です。
だから今回、勇気を出してお願いしています。
どうぞ皆様の力を貸してください。

リターンについて
リターンはただの “お礼の品” ではありません。
LaLabaseで暮らすニコ・アイ・サトミンと未来をつなぐ証 です。
すべて収益から心を込めて準備します。
リターンは3,000円からご用意しています。
ぜひ一覧をご覧ください。
LaLabase 活動応援! | |
| 活動応援! | 3,000円 |
| 活動応援! | 6,000円 |
| 活動応援! | 10,000円 |
| 活動応援! | 20,000円 |
LaLabase グッズ! | |
| LaLabase グッズ 3点セット | 5,000円 |
LaLabaseで使える! | |
| お食事券(3,000円分!) | 3,000円 |
| お食事券(10,000円分!) | 10,000円 |
| お馬さんとのふれ合い体験! | 10,000円 |
| お馬さんの1日 オーナー権 / お世話体験! | 20,000円 |
LaLabase 公式スポンサー! | |
| 名前入りお祝い花(小サイズ) | 30,000円 |
| 名前入りお祝い花(大サイズ) | 50,000円 |
| LaLabase ブロンズスポンサー! | 100,000円 |
| LaLabase シルバースポンサー! | 300,000円 |
| LaLabase ゴールドスポンサー! | 500,000円 |
| LaLabase プラチナスポンサー! | 1,000,000円 |
| LaLabase メインスポンサー! | 2,900,000円 |
起案者プロフィール
🌿竹原恵子(たけはら けいこ)
LaLabase 共同代表/カフェプロデューサー
博多の老舗ベトナム料理店「南十字星」で育ち、30年以上飲食業に携わる。
海外での店舗立ち上げも経験し、“食 × 命 × 癒し”が重なる場所づくりに情熱を注いできた。
幼少期から動物と深く関わり、現在は3匹の保護猫と暮らしている。
🌿熊澤 優(くまざわ ゆう)
LaLabase 共同代表/カウンセラー・講師
息子の不登校をきっかけに心の探求を深め、クリニックでカウンセリング室長として勤務。
のべ2,000人以上の相談に携わり、講師として300回以上の講座を主催。
「自然と馬は、人を本来の自分に戻す力がある」
— その確信からLaLabaseの活動を始めた。
最後に
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。
ニコにも、アイにも、サトミンにも——
生き直す未来があります。
でも、その未来は私たちだけでは守れません。
皆様が一口でもご支援していただければ、その瞬間、3頭の未来は確実に前へ進みます。
競わなくていい。
比べなくていい。
ただ、この世界で幸せに生きてほしい。
その当たり前の未来を、一緒につくってください。
皆様の応援が、命をつないでいきます。
どうぞよろしくお願い致します。
LaLabase共同代表
竹原 恵子
熊澤 優
応援よろしくお願いします!
最新の活動報告
もっと見るクラファン完了のご報告と心からの御礼
2025/12/01 00:29皆さまへ。この度は、ララベースのクラウドファンディングに温かい応援とご支援をいただき、本当にありがとうございました。正直、どこまで出来るのか、不安で胸がつまる日もありました。それでも、ニコ・アイ・サトミンの3頭が「安心して生きられる場所」をつくりたい。その一心だけで走り続けてきました。そんな中でいただいた 708,750円ものご支援。画面に映る数字以上に、「応援してるよ」「3頭が幸せでいてほしい」という皆さまの想いがひしひしと伝わり、涙が止まりませんでした。あの日、九州にやって来た3頭。名前を失い、救われた2頭と、引退して第2の馬生を歩み始めた1頭。それぞれ違う道を辿ってきた3つの命が、今は寄り添いながら、また光を取り戻して生きています。その姿を、多くの方が見守り、想いを寄せてくださった——その事実が、私たちにとって何よりの励ましでした。今回のクラファンは、「支援を集めるため」以上の意味がありました。——3頭がここに生きていることを、——そして、この命の未来を一緒に守りたいと願ってくれる人がいることを、私たちは強く感じました。いただいた支援は、カフェ設立費用に充て、馬たちが安心して過ごすための準備に大切に使わせていただきます。LALA BASEを一緒に築いてくださって、本当に、本当にありがとうございました。【継続サポートのご案内】クラファン終了後、「これからも応援したい」「3頭の毎日を見守りたい」というありがたい声をいただいています。その想いに応えられるよう、現在 月額制のサポート(LALA BASEサポートクラブ) を準備しています。・月500円・月1,000円・月3,000円ほんの少しの支援でも、3頭の未来を支える確かな力になります。クラファンではお伝えしきれなかった、ニコ・アイ・サトミンの「今日の表情」「ふとしたしぐさ」「小さな幸せの瞬間」を、これからはもっと近くで共有していきたいと思っています。LALA BASEは、皆さまと一緒に育てていく場所です。どうかこれからも、3頭の未来を見守り、支え続けていただけたら幸いです。準備が整い次第、改めてご案内させていただきます。心からの感謝を込めて。 もっと見る




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