注目のリターン
はじめまして。
私たち「Cat nursery Larimar(ラリマー)」は、2021年より石垣島・南ぬ浜町緑地公園の地域猫管理を担う認可団体です。
八重山諸島の一つ、石垣島には「南ぬ浜町緑地公園」という公園があります。
しかしこの公園は、長年にわたり猫の遺棄が後を絶たない場所でもあります。
例年、100頭前後の猫が新たに捨てられ、
2026年2月現在、約180頭の飼い主のいない猫たちがこの公園で暮らしています。

■ 死と隣り合わせの屋外生活
公園に遺棄された猫たちは、常に怪我や病気、交通事故の危険と隣り合わせです。
実際に、
・交通事故で命を落とす猫
・病気で衰弱して亡くなる猫
・遺棄からわずか2ヶ月で命を落とした猫
もいます。
私たちは、屋外生活が困難になった猫を施設やメンバー宅で保護し、必要な医療を受けさせています。

■ 医療費と搬送費の現実
2025年の医療費は100万円を超えました。
2026年は2月18日時点で、すでに約20万円に達しています。
さらに、島外への譲渡や専門治療のための空輸費も年々高騰しており、1頭あたり1万円を超えることも増えています。
医療費・検査費・搬送費は重なり、負担は決して小さくありません。
現在、不足分はボランティアが私費で補填している状況ですが、
このままでは活動の継続が困難になります。

■ ユキちゃんのFIP治療
医療費の中でも特に高額になるのが、猫伝染性腹膜炎(FIP)の治療です。
FIPは主に1歳未満の子猫に多く、発熱、食欲不振、体重減少などを引き起こす重篤な疾患です。
かつては「不治の病」「致死率99.9%」とされていました。
しかし近年、有効な治療薬が登場し、治療が可能な病気になりました。
石垣島にはFIP治療薬を扱う病院がないため、私たちは専門サイトから薬を取り寄せ、慎重に投薬を行っています。
現在治療中の「ユキ」は、1日1回の投薬と、毎月の血液生化学検査を続けています。
投薬前はごはんを食べられなくなっていましたが、開始から3日ほどで完食するまでに回復しました。
しかしFIP治療は84日間続き、1匹あたり十数万円規模の医療費が必要になります。
それでも、治療をすれば助かる可能性がある命です。
私たちは、その可能性を諦めたくありません。

■ 皆さまへ
捨てられ、傷つき、弱っていく命を、私たちは見過ごすことができません。
皆さまのご支援は、治療費・検査費・搬送費として大切に活用させていただきます。
例えば、1万円のご支援でFIP治療薬の数日分、または1頭分の空輸費の一部をまかなうことができます。
どうかこの活動を継続し、公園の猫たちの命を守るために、皆さまの温かいご支援を心よりお願い申し上げます。

このプロジェクトで実現したいこと
ラリマーは石垣市の許可のもと、南ぬ浜町緑地公園の猫たちの餌やりと傷病治療をしています。
多いときは200頭近くにもなる猫たちの餌代と傷病治療費を、僅か3~4人のボランティアメンバーが負担してきました。
2025年の餌代・医療費は合計2,597,521円に達し、ボランティアが持ち出しで70,718円を自己負担しました。
メンバーはごく普通の会社員です。
裕福とはいえない生活費を削り、猫たちの餌代と医療費を賄っています。
2026年も不足すると思われる費用を、みなさまに支援いただき、小さな島の多くの猫たちを助けて頂けないでしょうか?

2025年の収支報告
【収入】
クラウドファンディング 685,603 円
公益財団法人 JAC環境動物保護財団様から 500,000 円
石垣島しっぽの会様から 100,000 円
個人からの寄付総額 1,241,200 円
収入合計 2,526,803 円
【支出】
医療費 1,182,590
餌と猫砂 581,977
ゴミ回収代 92,400
空輸代(76匹) 310,230
電気代 364,362円
水道代 39,562円
軟水購入代 26,400円
※石垣島の水道水は硬水であり、下痢や腎不全や尿道結石など猫の健康リスクが高いため、軟水を購入しています。
支出合計 2,597,521円
収入2,526,803 円-支出2,597,521円=70,718円の資金不足となりました。

これまでのあゆみ(遺棄数/ラリマーの活動)
2018~2019年:遺棄頭数108頭。ラリマー設立以前からTNRや餌やりを実施してきました。
2020年:コロナによる外出自粛で遺棄数が減少。「保護団体の無い石垣島に保護施設を作りたい」と題した第1回クラウドファンディングで、総支援額1,510,500円を達成しました(SUCCESS)。
2021年:公園が立ち入り禁止となった影響で遺棄数が約25頭に激減。ラリマーを正式設立し、クラウドファンディング資金で保護施設を購入。創設初年度には、43頭の譲渡を記録し、第2回クラウドファンディング「石垣島のTNR2021~一代限りの猫生を~」で総支援額500,102円を達成(FUNDED)。
2022年:遺棄176頭、そのうち120頭が死亡または行方不明という深刻な状況に。第3回クラウドファンディング「石垣島のTNR2022」で総支援額423,200円を達成(FUNDED)。また、傷病猫を東京へ空輸して治療を行う体制を構築しました。
2023年:オリコンニュースへの掲載などで遺棄数が50頭まで減少。第4回クラウドファンディング「500頭以上の猫たちが捨てられた、小さな島からのSOS」で、総支援額669,000円を達成(FUNDED)。
2024年:遺棄数は38頭まで減少(例年100頭前後→大幅改善)。島全体でのTNRにも協力しました。第5回クラウドファンディングでは総支援額349,500円を達成(FUNDED)。収支は支出203万円に対し収入136万円で、約68万円をボランティアが私費で補填しました。また、JAC環境動物保護財団より53万円の助成金を得て施設改装を完了しました。
2025年:遺棄31頭、前年に引き続き減少傾向、島全体のTNRに協力しました。第6回クラウドファンディングでは総支援額843,300円を達成(SUCCESS)。収支は支出2,597,521円に対し収入2,526,803 円で、70,718円をボランティアが私費で補填しました。

今後の活動計画(令和8年度の予定)
・活動期間:令和8年4月1日〜令和9年3月末
・活動場所:南ぬ浜町緑地公園
・活動体制:石垣市環境課、八重山保健所との協力によるTNR及び傷病猫の治療保護活動
南ぬ浜町緑地公園の猫たちの餌やりと健康チェック、怪我や病気で保護が必要な猫たちの治療、新たに加わった未手術猫のTNR。
地域猫の多くは口内炎を患っているため、定期的に病院へ連れていき、治療薬を注射しています。
石垣島の各地で繁殖している飼い主のいない猫たちのTNRのお手伝いをします。
保健所や地域猫活動エリアにいる仔猫の譲渡も進めていきます。
飼い主のいない猫たちについて、どうすればよいのか、地域住民からの相談を受けて、猫と人の共存ためによりよい結果に進むようにアドバイスをします。

プロジェクトのスケジュール
2026年 2月下旬 プロジェクトスタート
2026年 4月末頃 プロジェクト終了
2026年 5月末頃 プロジェクトの収益受け取り
2026年 6月末頃 リターン品の発送

最後に
ラリマーは設立から6年目を迎えました。
経済的に苦しい中でもここまで続けてこられたのは、支援者の皆さまのおかげです。
石垣市がTNRの手術費用を全額負担してくれるようになり、高額になる避妊去勢手術の医療費の支払いは減りましたが、物価の上昇にともない、傷病治療費や仔猫の保護にかかる費用は、増加傾向にあります。
南ぬ浜町緑地公園に捨てられる猫たちの中には、 寄生虫に冒されたり猫エイズや重度の風邪などで明らかに“まともな飼われ方をしていなかった猫”と思われる子もいます。
2025年に棄てられた仔猫の中には、前肢と後肢を骨折して動けなくなっている子もいました。
今年棄てられた猫の中には、仔猫時代に着けられた二本の首輪が成長とともに食い込み、皮膚が裂けて肉が腐敗している酷い状態の成猫もいました。
「捨てた人間が悪い」「無責任な飼い主が悪い」という思いもありますが、罪のない猫たちに救いを与えることが、私たちにできる唯一の手段です。
最新の活動報告
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保護猫「友」の沖縄本島行き
2026/04/06 04:54黒仔猫「友」ちゃん、4月5日に石垣空港を飛び立ち、沖縄本島へ行きました。 里親募集サイト「hugu」からの里親希望です。 里親さんとはLINEなどで連絡をとりあい、沖縄本島に住むボランティアに環境チェックをしてもらいました。 調査の結果、何も問題は無かったので、トライアルを開始しました。 このまま正式譲渡になりますように。 石垣空港から那覇空港まで、今回のフライト時間は60分。 距離は約400kmほどです。 空港で待つ里親さんは、到着15分後には受け取ることができたようです。 友は着いてすぐにオヤツを食べるくらい元気そうでした。 里親さんは既にメロメロになっているようです。 いっぱい可愛がってあげて下さいね。 今回の空輸代は、1665円でした。 キャリーサイズは48×29×30cm。 総重量は3kgくらい。 貨物料金は重さではなく容積が適用されました。 ラリマーの保護猫たちは、島外へも譲渡しています。 協力してくれる現地ボランティアがいますので、沖縄本島からの里親希望も大歓迎です。 もっと見る
去勢手術の話
2026/04/03 03:55ナワバリ争いで喧嘩を繰り返し、生傷が絶えないオス猫くん。 TNRの相談がきました。 未去勢のオスは、ナワバリやメスを巡って激しく争います。 しかし、睾丸を除去すると闘争本能が弱まり、オス同士でも仲良くなったりします。「去勢手術」とは、オスの勢い(闘争本能)を減らす効果を持っています。 野良猫の増えすぎ防止だけでなく、喧嘩を減らすためにも、オス猫の去勢手術をしましょう。 去勢手術には、もうひとつの効果があります。 それは、マーキングの抑止。 オス猫は自らのナワバリを主張するために、餌場近くの車や樹木などに臭いの強い尿をかけます。 飼い猫の場合はソファやベッドに尿をかけて、飼い主を悪臭に悩ませたりします。 去勢手術をすれば、マーキングは減ります。 ついでに言うと、未去勢オスのオシッコはめちゃくちゃ臭いです。 悪臭を減らすためにも、去勢手術は猫が1歳になる前に済ませるようにしましょう。「オス猫は子供を産まないからTNRしなくていいんじゃないの?」と聞かれることがたまにあります。 オスは出産はしないけれど、メスを妊娠させるので、野良猫の繁殖抑制にはオス猫の去勢手術も欠かせません。 野良猫の餌やりをしている方へ 石垣市内であれば、助成金で避妊去勢手術が受けられます。 預かりや送迎を手伝えるボランティアもいます。 触れない猫にはラリマーから捕獲機も貸し出せます。 ラリマーでは、野良猫の避妊去勢手術相談をお待ちしております。 もっと見る
正式譲渡後の幸せ報告
2026/03/29 01:58元の飼い主によるネグレクトからレスキューされたシニアのアメショ女子は、島内で正式譲渡になりました。 山林で生活する野良猫から生まれた黒猫兄妹+与那国島の黒猫は、関東で正式譲渡になりました。 あれから2~3ヶ月。 それぞれの里親さんから、現在の姿を撮影した画像を頂きました。 画像は、里親さんの許可のもと、ブログに掲載しています。 どちらも安全で快適な家の中で、のんびり生活しているようです。 里親さんに愛情をたっぷり注がれて、保護猫時代とは違った一面も見せるようになっています。 驚く変化もありました。 ほとんど動かずじっとしていることが多かったシニア猫が、ちょっとやんちゃで活発になったり。 ほとんど黒だったブラックスモークの仔猫が、成長と共に白っぽくなったり。 譲渡した猫たちの近況報告や画像を頂けることは、とても嬉しいことです。 元気にしてるんだね、幸せそうだね、そんなことを思いながら画像を眺めています。 彼等がこれからも、幸せであるよう願います。 これから猫を飼う予定の方へ。 ペットショップではなく、譲渡会に来てみませんか? 石垣島にお住まいの方は、ラリマーの保護施設へ見学に来てみませんか? まだ多くの飼い主のいない猫たちが、家族になってくれる人を待っています。 もっと見る




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