
こんばんは。au Design projectチームです。
クラウドファンディングの支援総額が3,200万円を突破しました。皆さまから寄せられる温かいメッセージに、チーム一同とても励まされています。本当にありがとうございます。
今日は「CMF(カラー・素材・仕上げ)開発秘話①」として、今回のカラーバリエーションの一つ NISHIKIGOI にまつわるお話をお届けします。
開発当初、リングのベースカラーとして想定していたのは、初代INFOBARやINFOBAR 2を想起させる“ソリッドレッド”。しかし、ソリッドレッド塗装は指輪としての耐久性・耐傷性に課題があり、塗料を使わない金属表面処理への切り替えが必須であることが分かりました。行き詰まりかけたその時、脳裏によぎったのが INFOBAR A03。アルミボディを採用したモデルです。気持ちを新たに、このA03のCMFを目標に開発を進めることにしました。
そこから試作と改善を重ね、今回お披露目したNISHIKIGOIが完成しました。ブラスト加工ならではの繊細なテクスチャに、NISHIKIGOI模様の光沢感。このコントラストが上質さをもたらし、結果的にソリッドレッド以上に魅力的な仕上がりになったと感じています。素材はA03と同じアルミ合金ですが、このCMFをステンレスで再現できないか、今も挑戦を続けています。うまくいけば、皆さまのお手元に届くリングはステンレス製になるかもしれません。実際に手に取っていただける日が、私たちも今から楽しみです。
次回は ICHIMATSU についてご紹介します。どうぞお楽しみに。
au Design projectチームより





