ご挨拶

この度は、当プロジェクトにご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。

弘前市は、青森県の西部に位置し、岩木川や津軽富士・岩木山など豊かな自然に恵まれたエリアです。四季折々の美しい景観と、歴史的・文化的な魅力が特徴で、津軽地方の中心都市として多様な魅力を持っています。

市内には、岩木川の清流や、弘前公園の広大な敷地が広がり、豊かな緑と清らかな水が四季折々の美しい景観を作り出しています。特に、弘前公園の桜や、雪化粧をまとった岩木山の眺めは格別です。また、弘前れんが倉庫美術館や津軽藩ねぷた村など、歴史や文化に触れられる施設が充実しており、国内外の観光客で賑わっています。

豊かな自然と気候を活かした農業も盛んで、特に全国的にも有名な「りんご」は特産品として知られています。また、城下町として栄えた歴史的背景から、レトロな雰囲気が漂う旧市街地や武家屋敷の散策も楽しむことができます。

近年、日本のインバウンド需要の高まりは、青森県西部の弘前市にも新たな光を当てています。特に、弘前城の桜やねぷたまつりといった文化的な魅力に加え、近年は海外でも日本の歴史や伝統に触れる旅が人気を集めています。大河ドラマやアニメなどの影響もあり、弘前を訪れる外国人観光客が増加し、市内には以前にない活気が生まれています。

しかし、観光客が増える一方で、弘前の本当の魅力はまだ十分に伝わっていないのが現状です。近隣の青森市が「ねぶた」や「A-FACTORY」で、八戸市が「朝市」や「横丁」で独自のブランドを確立しているのに対し、弘前はまだ「弘前城の桜」や「ねぷた」といった表層的な魅力に留まっていると言えます。

観光客が「弘前城」を訪れても、その背景にある岩木山が育む豊かな自然や、りんごを支える農文化、そして地元の人々の温かさといった、弘前の真髄に触れる機会が少ないのです。また、公共交通の便や多言語対応の不足も、旅の満足度を下げてしまう要因となっています。

私たちは、この「観光客が本当の面白さに気づかないまま帰ってしまう」という課題を乗り越えなければなりません。弘前には、世界遺産・白神山地へと連なる豊かな自然、フレンチと融合した独自の食文化、そして国の重要文化財に指定された洋風建築群など、まだ掘り起こされていない宝物がたくさんあります。

これらの魅力を発信し、観光客が「また来たい！」と思えるような、奥深い体験を提供することが、今後の弘前観光の大きな「伸びしろ」となるでしょう。

このプロジェクトで実現したいこと

青森県弘前市内にYouTubeライブカメラを設置し、日本全国や世界中のユーザーに向けて弘前市の魅力を発信します。

プロジェクト立ち上げの背景

岩木川が流れ、岩木山がそびえる豊かな自然が広がる青森県弘前市。その美しい景観と歴史ある文化は、多くの人々を魅了しています。しかし、十分なPR予算や効果的な情報発信の手段が限られており、近隣の青森市（ねぶた、八甲田など）や八戸市（朝市、横丁など）といった、観光客が集まる他のエリアと比較して、観光客誘致のための戦略や施策が十分でないという課題を抱えています。具体的には、弘前城の桜やねぷた以外の魅力（豊かなりんご畑の風景、独自の食文化、洋風建築群など）を十分にアピールできていない点が挙げられます。また、世界的に日本の地方文化や食文化への関心が高まる中、弘前市の魅力が十分に海外に届いていないのが現状です。

市内の関係者と意見交換を重ねる中で、なかなか斬新なアイデアが出ずに立ち止まっていた私たちですが、そんな時、偶然ライブカメラ事業を手掛ける担当者の方から、魅力的な提案をいただきました。

それは、「YouTubeのライブ配信サービスを活用し、りんご畑が広がる田園風景や、津軽富士・岩木山の絶景など、新たな魅力を発信する観光PR」「クラウドファンディングによる活動資金の確保」「弘前市ならではの特産品（りんご、シードルなど）をリターンとして支援者に味わっていただく」という三つの利点を組み合わせた革新的な試みです。

この提案により、長年の懸案であった若年層やファミリー層を含む幅広い世代、そして世界中の人々への効果的な観光PRを実現するための具体的な道筋が見えてきました。これにより、弘前市の豊かな自然とローカルな魅力に加え、新たな面白さをグローバルに発信し、より多くの方々に訪れていただくための取り組みが実現可能となります。

現在の準備状況

弘前市の魅力を最大限に引き出すライブカメラの設置場所を選定中です。

ガイドブックには載らない、広大なりんご畑から生まれる豊かな自然の景色と、そこから生まれるゆったりとしたローカルな空気感。この二つが織りなす、弘前市ならではの穏やかな日常をライブ映像でお届けします。

リターンについて

青森県弘前市のお土産といえば、津軽富士・岩木山の恩恵を受けた肥沃な大地で育ったりんごや、そのりんごを使った「シードル」、そして新鮮な農産物が代表的です。さらに、弘前市に古くから伝わる伝統的な製法で作られた津軽塗などの工芸品や、「嶽きみ（とうもろこし）」、「弘前いがめんち」、そして地酒なども弘前市ならではの特産品です。この豊かな自然の恵みと、歴史ある食文化、そして職人の技が光る伝統的な製法から生まれた、厳選させていただいた特産品を、私たちの活動にご賛同いただける皆さまにお届けさせていただきます。

【商品ラインナップ】

～ご賛同いただいた皆様へのメッセージ～

皆様の想いをメッセージにてご返信させていただきます。皆様からいただけた大事な支援金ですので今回のプロジェクトに大切に活用させていただきます。

【箸　唐塗　梨黒】

お箸といえば日本人の食卓には欠かせませんね。エコで、環境にも優しく、清潔(漆には強い菌の抑制作用がある事が立証されています)です。 数十回、塗り重ねている事からとても丈夫で、平均で10年くらいは、みなさん、お使いいただいているようです。  割りばしなどで食べるよりも、口に運んだ料理が美味しく感じられると、良いことづくし。 ぜひ「本物」のお箸で毎日の食卓を特別なものにしてはいかがでしょうか？ こちらの商品は梨黒となっております。唐塗独特の模様を作るための、仕掛けベラ。(ハチの巣のように無数の穴の開いたヘラのこと) このヘラで絞漆(水飴のように固く、ねっとりとした、粘着性のある漆)で漆の凹凸をつけて、色漆を塗込み、梨地(金属粉)で小さな円を描くように彩色をし、蒔きつけた梨地を固めるために茶色い色の透けた漆を薄く塗り、色漆を数回塗り、研ぎ出して仕上げる技法です。重厚さの中にも面白さが光る塗りです。毎日使うものだからこそ「本物」をお求めになってはいかがでしょうか。

●寸法大：約23.5cm 中：約20.5cm※１つ１つ手作りのため、模様が写真とは若干異なります。※カメラのフラッシュ等で色具合いが若干異なる場合がございます。

【ひろさき屋 焼きりんごジャム】

りんごを焼いてから仕上げた、香ばしさが魅力のジャム。

差材そのもののおいしさを十分に楽しんでいただくため、家庭で作るような素朴な製法で仕上げるのがこだわりです。

さらりとしたシロップの中に果実がぎっしり詰まっているのが特徴です。地元青森で育ったおいしい食材をふんだんに使った贅沢な味わいが、食卓に至福のひと時を運んでくれます。

原材料名：りんごプレザーブ（国内製造）、砂糖、はちみつ、レモン果汁、ラム酒、（一部にりんごを含む）

内容量：200ｇ

賞味期限※「原材料及び添加物等の食品表示はお届け商品のラベルに表記されます。商品開封前には必ずお届けのリターンに貼付されたラベルや注意書きをご確認ください。」

スケジュール

10月23日　クラウドファンディング本格スタート

12月23日 クラウドファンディングゴール

1月上旬　ライブカメラ導入設置工事開始

2026年2月上旬　お礼品順次配送予定

2026年1月～2026年2月 工事終了・ライブ配信開始

【資金の使い道】

ライブカメラ導入費用：200万円

※20台設置

最後に

今回のプロジェクトを通して青森県弘前市の魅力を配信することで、世界中の多くのユーザーにこの地の豊かな自然と歴史ある暮らしを知っていただき、実際に弘前市を訪れるきっかけとしていただければと心から願っております。津軽富士・岩木山の雄大な姿、そしてそこで生きる人々の温かさ。ライブカメラを通じて、弘前市のありのままの姿を皆様にお届けします。

このプロジェクトは、単に風景を伝えるだけでなく、弘前市の未来を創造するための挑戦でもあります。皆様の温かいご支援とご協力が、この水と緑豊かな街の新たな魅力を力強く後押ししてくれます。弘前市の城下町の文化や美しい景観（桜、りんご畑、雪景色）を守り、その魅力を次世代へと繋いでいくために、どうか私たちの想いに共感し、ご支援いただけますよう、心よりお願い申し上げます。

皆様と共に、弘前市の新たな物語を紡いでいきたいと強く願っています！ 皆様のご支援、ご協力の程よろしくお願いいたします。