私たちが守りたい『希望の家』について
株式会社日本福祉開発機構の坂本と申します。
私たちは福岡県福岡市で『希望の家』という地域密着型のデイサービスを運営しています。
定員10名という小さな施設ですが、理学療法士や作業療法士、柔道整復師が毎回利用者様に寄り添い、機能回復の為に機能訓練として施術や個別体操を提供しています。
一般的なデイケアとは異なり安い利用料金で、手作りの温かい食事と入浴サービスも併せて提供できる民家型のデイサービス施設です。
民家型なので認知症の方も安心して過ごすことができます。
[希望の家のパンフレット]

[希望の家の1日の様子]
なぜ今このプロジェクトが必要なのか
3年間のコロナ禍後から3年が経過しましたが、利用者様が多く集まらないコロナ禍中の厳しかった運営経費の影響はいまだ回復することが難しい状況です。
昨今、人件費や物価高騰による運営経費の圧迫は目を見張るものがあります。主な収入源は介護保険なのですが、今の状況に対応するような収入にはなっていないのが実情です。
その影響により、私たちの施設は深刻な経営状況に陥っています。
コロナ禍での債務が重なり、このままでは施設の継続が困難な状況です。
今まで様々な補助金にも申請し採択されその補助金を活用してきましたが限りがあります。
しかし、ここで諦めるわけにはいきません。
なぜなら、『希望の家』がなくなってしまえば、地域の要介護認定高齢者の皆様、特に生活保護受給者や低所得者の方々が通える場所を失ってしまうからです。
ご利用者の中には、家から一人で出歩くことが困難で危険な方も多くいらっしゃいます。
認知症もあり、普段は部屋でじっとして過ごされています。
『希望の家』は、そんな方々にとって刺激のある唯一の生活の場なのです。
慣れ親しんだこの場所が消えてしまうことは、利用者様にとって心細い状態を生み出し死活問題と言えるほどなのです。
[利用者様が作業療法士の障害部位に特化した施術を受けている様子の写真]

プロジェクトが目指す未来
私たちの施設では、TANOやスマートグローブなどの自動運動機器を使って、楽しくリハビリができる環境を整えています。
下肢のむくみを緩和する機器、電気刺激により患部の痛みを緩和する機器、そして電気刺激により筋肉を鍛えて筋力の維持向上を図る機器も導入しています。
実際に、脳内出血により右半身麻痺となり4点支持歩行器でようやく歩いていた女性利用者様が、私たちの機能訓練を頑張られ、杖歩行にまで回復された事例があります。
歩行運動補助機器のHONDA歩行アシストも使用して、最終的には一人で杖歩行ができる状態にまで回復をされました。
残念ながら癌を患われ先日お亡くなりになりましたが、癌がなければご夫婦で外出もできていたでしょう。
このような【希望】を叶えるお手伝いを、もっと多くの方に提供したいのです。
今行うべきことは、希望の家の運営状態の安定化を図り、存続につなげなければなりません。
介護保険の収入だけでは不足しがちな運営費を補う運転資金が必要です。
その運転資金を集めるために、初めてクラウドファンディングを行いました。
資金の使い道について
1.安定運営費(設備費、人件費など) 約1260万円(1年分)
2.リターン製作費 約300万円
3.CAMPFIRE掲載手数料・決済手数料 約440万円
[TANOを使用する様子の写真]
[スマートグローブを使用する様子の写真]
[HONDA歩行アシスト使用する様子の写真]
私たちについて
『希望の家』では【夢や希望を叶えるお手伝い】をスローガンに掲げています。
単なる介護サービスにとどまらず、利用者様一人ひとりの人生に寄り添うことを大切にしています。
先日、利用中に脳梗塞を発症された利用者様がいらっしゃいましたが迅速に対応し、お一人暮らしでしたので救急車を呼んで状況の分かる職員を病院まで付き添わせました。
この対応について、地域包括支援センターの方や町内会長、民生委員が集まる運営推進会議で報告したところ、【よくそこまで丁寧に対応されますね】とお褒めの言葉をいただきました。
また、各利用者様の誕生日には、事前にお好きな食べ物を伺い、それを実現しています。
これまでに握り寿司、ステーキ、天丼、すきやき、和菓子、うな丼、善哉、茶わん蒸し、赤飯、おこわ飯などをご用意しました。
これらはお一人暮らしの高齢者や低所得者の高齢者の方々では、なかなか食べる機会がありません。
希望の家では、手作りを基本としていますが、握り寿司や和菓子は専門店に買いに行くこともあります。
もちろん、利用料金の上乗せはありません。
その日の他の利用者様にもお裾分けするので、皆さん笑顔で召し上がっていただいています。
[誕生日お祝いのケーキのロウソクを消している風景の写真]

[誕生日お祝いの握りずしを食している風景の写真]

これまでの地域との取り組み
私たちはフードバンク福岡さんやAコープ須恵店さんのご協力をいただき、フードロス対策の一環として食材を提供していただいています。
デイサービスでの食事提供に活用するとともに、大量にいただく場合は地域の民生委員さんにお願いして、ひとり親世帯や独居高齢者宅へ配布していただいています。
また先日、地域の民生委員がギターで懐かしい曲を演奏し、地域の方が希望の家に集って小さな演奏会を催しました。
みなさん、ギターの優しい音色に合わせて昔を懐かしんで合唱をされていました。
とても心が和やかになり、地域の方から次回の開催を望む声も聞こえてきました。
[Aコープ須恵店さんから提供された沢山の野菜を地域の方へ配布する様子の写真]

[希望の家にて地域の方を招待したギター演奏会を催した様子の写真]
プロジェクトの社会的価値
このクラウドファンディングでいただいた運転資金は、運営の継続のために活用させていただきます。
そして、より多くの要介護認定高齢者の方に【希望】を持っていただけるよう、歩行補助運動機器などの新たな設備投資や新たな職員の確保に充てたいと考えています。
マンパワーが足りない現状を改善し、施設サービスの充実を図り、困っている高齢者を一人でも多く救いたいのです。
施設がなくなってしまえば、フードロス対策の取り組みも継続できなくなり、地域の困窮している方々への支援もできなくなってしまいます。
皆様のご支援により、地域の福祉の砦を守り続けることができるのです。
スケジュールについて
令和8年2月 クラウドファンディング終了
令和8年4月 安定運営開始
令和8年6月 リターン発送開始
令和8年9月 社会貢献事業受入開始
リターンについて
ご支援いただいた方には、感謝の気持ちを込めてさまざまなリターンをご用意いたします。
金額によりメールでのお礼文、スマホの幸せ壁紙、利用者様の笑顔あふれる写真と感謝のお手紙、介護の様々なお困りごとの相談受付、支援金の一部を使用した食事会の笑顔あふれる利用者様の写真とお言葉、法人の方には社会貢献事業としての施設体験、個人の方には施設見学や高齢者との交流の機会、などにご対応いたします。
皆様のご希望に応じて、心を込めてお応えしたいと思います。
最後に
『希望の家』は地域密着型の小さな施設ですが、ここに通う利用者様にとっては人生の希望そのものです。パーキンソン病や前頭側頭型認知症を患った元消防士の男性利用者様の介護には目が離せず苦労もありますが、それでも皆様の笑顔を見るたびに、この仕事に携わる喜びを感じています。
皆様の温かいご寄付で、地域の要介護認定高齢者が安心して通える場所を継続して守ることができます。
どうか皆様からの多大なるご支援をお待ちいたしております。
[希望の家の利用者からのご紹介]






