
「日台友情プロジェクト」を応援頂いている皆さま、いつもありがとうございます。
この度、4月19日(日)〜23日(木)まで、台湾出張に行ってまいりました!今回の出張の目的は2つありました。
1. 「傑農合作農場」様を訪問:農産品のお届けを台湾国内でも可能かどうかお伺いする
2. 「野湾野生動物保育協会」様を訪問:今後ご一緒させていただく際の作戦会議をする
今回は、4月22日(水)にお伺いした「野湾野生動物保育協会」様での学びやお打ち合わせの内容について、共有をさせていただきます。
当日は、13時に台北から台湾鉄路公司(TRA)に乗り、約4時間の乗車を経て、17時に台東県の池上駅に到着しました。
*TRAは清潔で快適ですが、ものすごく冷房が効いていてとても寒いので、もしご乗車される方は、ぜひ上着をご用意下さい...!
長旅を経て「池上駅」に到着
今回は残念ながら池上を散策する時間が無かったのですが、「せっかく台東に行くならゆっくり過ごさないともったいないよー!」と、台北で出会った方々が熱心に勧めてくださるほど、穏やかで美しい自然に囲まれた地域です。
池上は、台湾屈指の米どころとして知られ、「池上米」の栽培が盛んな土地でもあります。池上の景色には自分の地元と重なり、現地に行く前から親近感が湧いていました。
夕食は、池上米をいただける定食屋さんへ行きました。お米の粒が立っていて大変美味しく、おかずも健康的で、お腹も心も満たされました。
ホテルに戻ると、ホテルのオーナーと、高雄から旅をされているという台湾人の女性が、「これ食べて!これ飲んで!」とおやつなどをたくさん差し入れてくださいました。Google翻訳を活用しながらのおしゃべりでしたが、夜中まで盛り上がり思い出深い夜になりました
夜ご飯:池上米と豚肉の定食
そして迎えた翌日。
池上駅から徒歩3分ほどに位置する「WildOne野湾保育探索館」へ向かいました。「WildOne野湾保育探索館」は、野湾野生動物保育協会(Wildone)さんが運営し、野生動物保護に関する説明を受けたり、グッズ販売もされている街の中心にある施設です。
ここで、クラウドファンディングの際に窓口としてご連携頂いた課長のSwayさん、ご支援いただいた皆さまへの返礼品のご対応をして下さったJuiceさん、そして台湾在住歴20年で、この度通訳を引き受けて下さったひろこさんにお会いしました。
WildOne野湾保育探索館の外観
館内ではオリジナルグッズの物販も
本日のスケジュールは、午前中に野生動物病院「野湾非営利野生動物医院」を見学させていただき、午後は「WildOne野湾保育探索館」にて、今後の連携に関するお打ち合わせと、支援者の皆さまからいただいたご質問にお答えいただくインタビューを実施します。
実は朝、カルガモの親子が大通りを歩いている姿を目撃した情報が入っており、「安全に水辺まで辿り着けるか心配だ」と、SwayさんとJuiceさんが仰っていました。
車で10分ほどの距離にある病院へ向かう道中、残念ながら車に接触して命を落としたカルガモの雛1羽を発見いたしましたが、丁寧に回収して病院へ向かいました。状況に応じ、病院にて死因の究明を行う場合もあります。
「野湾非営利野生動物医院」入口
「野湾野生動物保育協会」は、2017年に正式に登録された台湾の野生動物の保護団体です。2020年には、この度訪問をさせていただいた、台湾東部初となる「野湾非営利野生動物医院」を設立し、2024年には屏東にも分院ができました。
「野湾非営利野生動物医院」では、負傷した野生動物に対して、適切な医療とリハビリを提供し、野生復帰の評価を経た上で、動物たちが再び里山山林へ戻れるよう活動に尽力しています。
「野湾非営利野生動物医院」入口
英語名の「WildOne」には、野生動物と人間社会の共生を目指していく「One」と、台湾(Taiwan)の「ワン」という響きの両方の意味が込められています。
「野湾非営利野生動物医院」には、学習を目的に来訪された方向けの展示物や、動物たちの手術室、哺育・リハビリが可能な設備、調理室などがあり、これらの医療設備やスタッフの皆さまの人件費は、すべて寄付金によって運営しています。
当日は、SwayさんとJuiceさん、獣医師の皆さまに「野湾野生動物保育協会」の活動や野生動物保護の世界を志した経緯などもお伺いしましたので、後日動画でたっぷりとお届けさせていただきたいと思います!
Swayさんにインタビュー中
私が訪問を通して感じたことは、「野湾野生動物保育協会」をはじめ、野生動物の保護・治療・啓発に取り組まれている方々がいらっしゃるからこそ、私たちの身近にある美しい自然環境や生き物が守られているということです。
そして、こうした活動を意識することなく、当たり前のように穏やかな日常生活を送れているということを改めて実感いたしました。
ヘビの保護・観察のため制作したケージ
幼少期に屋根裏を走り回り安眠を妨げたハクビシン、通学中に出くわして恐ろしかったヘビ、運転中に飛び出してきてヒヤリとするタヌキ。かつては身近にいた動物たちのことも、都会で働くようになってからは、彼らも共に生きているのだという意識が薄れがちになります。
ですが、目の前で起きている出来事や人間関係にだけ心が囚われてしまう人生は、少し寂しいもののようにも感じます。
ミルクを飲んでゲップを待つハクビシン
「Hello!OHANA(ハローオハナ)」の事業をはじめたきっかけも、「自分と同じ世界を生きている動物の"あの子"に思いを馳せながら、自分のためだけではない生き方ができたら素敵だ」という気持ちからでした。
改めて、日本から離れた台湾で生きている動物たち、そしてその動物たちのために活動されている「野湾野生動物保育協会」の皆さまに思いを馳せ、応援の気持ちを込めて「食事」を届ける仕組みを形にしていきたいと、決意を新たにいたしました。
動物たちの食事となる農産品
スタッフの皆さまが見つけた木の実なども保存
後半はつらつらと考えばかりを書き連ねてしまいましたが、台湾出張の雰囲気が伝わりましたら幸いです。次回は、Swayさんへのインタビュー動画をお届けできるよう準備を進めてまいります。この度も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!






