冬は、猫や犬にとって膀胱炎や尿路トラブルが増えやすい季節です。特に猫は寒さや水分摂取量の低下により、尿が濃くなりやすく、膀胱に負担がかかりやすくなります。膀胱炎や尿路トラブルでは、次のような変化が見られることがあります。・トイレに何度も行くが、量が少ない・トイレに長く座っている・血尿が出る・排尿時に鳴く、落ち着きがないまた、トイレ以外の場所で排尿しようとする行動が見られることもあります。我が家でも、膀胱炎や尿路結石になった子たちに共通していたのが、お布団など、いつもとは違う場所で排尿しようとする様子でした。これは「わざと」や「困らせようとしている」のではなく、痛みや違和感を訴えるためのサインであることが多いです!つい叱ってしまいそうになる場面ですが、行動の変化にこそ体調不良のヒントが隠れています。怒るのではなく、「何かおかしいかもしれない」と気づいてあげることが大切です。特にオス猫の場合、尿道が詰まると命に関わることもあり、おかしいな?と思った時は早めの受診が、その子を守ることにつながります。冬場は、排尿の量や回数、場所の変化も含めて、いつもより少し意識して見守ってあげてください!






