凶作と担い手不足で無くなっていくさくらんぼ畑。新たな苗木を植えて故郷を守りたい。

さくらんぼ日本一の山形県では、2024年、25年と2年連続で凶作でした。高齢化と担い手不足に凶作がダメ押しとなり、さくらんぼの樹がどんどん切られて無くなっています。樹が無くなった畑に新しい苗木を植えて産地を維持します。稼げる農業経営モデルを確立し、新たな担い手を呼び込むことで、故郷を守ります。

現在の支援総額

4,053,000

202%

目標金額は2,000,000円

支援者数

296

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2025/11/30に募集を開始し、 296人の支援により 4,053,000円の資金を集め、 2026/01/18に募集を終了しました

凶作と担い手不足で無くなっていくさくらんぼ畑。新たな苗木を植えて故郷を守りたい。

現在の支援総額

4,053,000

202%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数296

このプロジェクトは、2025/11/30に募集を開始し、 296人の支援により 4,053,000円の資金を集め、 2026/01/18に募集を終了しました

さくらんぼ日本一の山形県では、2024年、25年と2年連続で凶作でした。高齢化と担い手不足に凶作がダメ押しとなり、さくらんぼの樹がどんどん切られて無くなっています。樹が無くなった畑に新しい苗木を植えて産地を維持します。稼げる農業経営モデルを確立し、新たな担い手を呼び込むことで、故郷を守ります。

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2026/01/05 20:30

2025年はひどい年でした。農家人生で一生忘れないであろう大変な年でした。


昨年度、自分の農業経営は3期目でようやく黒字化して、今年でがっつり軌道に載せてやろうと意気込んだ2025年。蓋を開けてみれば大敗も大敗。


さくらんぼは4月の天候不順で実がほとんど成りませんでした。山形県で過去最低の収穫量となった今年。うちも過去最低、平年の2-3割の収穫量でした。6月中旬以降、本来は梅雨で十分の水分が見込めるはずが、6月半ばから8月頭までほぼ降雨無し、かつ連日30℃超え。畑は砂漠の様でした。


主力のとうもろこしとすいかで失ったさくらんぼの収益を埋め合わせをしなければならないのに、とうもろこしは収穫前に枯れる。すいかも同じく収穫前に枯れたり、割れたり。全体の4-5割は収穫に至らず終わりました。


とうもろこしやすいかを1本1個でも生き延びさせようと奮闘する一方、高温乾燥でさくらんぼの樹が枯れはじめていきました。35℃を超える日が続き、その中で活動すると誇張無しで死にます。早朝と夜しか作業時間が取れない中で、さくらんぼ、とうもろこし、すいかを守るための対策を打っていました。やれることは全部やったと言い切れます。しかしどれだけ手を尽くしても目の前で手塩にかけて育てた作物がダメになっていく様は筆舌に尽くし難い光景でした。


従業員達にも相当な負荷をかけました。作物を守る事にいっぱいいっぱいで、一緒に働く従業員の体調やメンタルをしっかり見ることができませんでした。特に今年から正社員にした最古参の従業員には相当な負荷をかけてしまい、7月に退職したいと要望を受けました。(今は引き続き一緒に働いています)


8月に入ると待ちに待った雨が降りました。が、逆に降りすぎ。畑がぬかるみ、最後の頼みの綱の秋冬野菜の植え付けができない日々が続きました。雨の合間を縫って、ヘッドライトを点けて徹夜でブロッコリーの植え付けをせざるを得ませんでした。植え付けが遅れた分成長が遅れ、雪が降る前に収穫できなかった分が少なからず出ました。


「農業は天気次第」という言葉の意味を骨の髄まで叩き込まれた1年でした。多くのものを失いました。資金をはじめ、取り戻せるものから取り戻せないものまで、様々失いました。


多くを失った一方、得るものも多くありました。


極限の高温乾燥の最中、ダメになっていく作物とそうならない作物がありました。


何の作物なら安定的に生産できるのかが分かりました。


作物を安定的に生産する為にどの様なインフラが必要だったのか、何があれば自分の作物はダメにならなかったのかが分かりました。


「従業員を見る」ということを、右腕の従業員を失いかけて、2年間いったい何を見てきたんだろうと心底後悔して、初めて学びました。


ずっと迷っていた経営方針も決まりました。規模拡大に振り切ります。さくらんぼの凶作をきっかけに加速する離農と耕作放棄地化に歯止めをかけなければ、回り回って自分が農業できなくなるし、地元に住み続けることもできなくなります。プロジェクトページにも書いた通り、離農者の農地を片っ端から借り受け、樹を植えていきます。しっかり儲かる農業経営モデルを確立して、新規就農者を呼び込んで、地元の農業、地元の暮らしを守っていきます。


何を栽培していくか決まった。

規模拡大をしていくと肚も決まった。

背中を預けられる3人の従業員達もいる。

身体も精神も健康。あとは立って歩く、前に進むだけ。


悲しみや苦しみは2025年に置いて、そこから得た学びを2026年に持ちこんで、必ず再起してみせます。地元も、従業員も、そして自分も幸せにするために、来年も引き続き全力で頑張ります。

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