タイトル画像は、2011年1月。南三陸町で開催された寒だら祭りのようす酒田の友人は、2011年4月から開催されていた南三陸復幸市に、出店していました。その復幸市は、震災前から「ぼうさい朝市ネットワーク」でつながっていたメンバーが、震災直後、神戸から駆け付け、開催にこぎつけたものでした。震災前、南三陸まちづくり海社として、ぼうさい朝市ネットワークに加入し、活動していたのが昆野慶弥さんでした。昆野さんは、「地方の小さな町は、全国のまちづくり仲間や商売仲間とつながり、お互いに協力し合うことが大事だ」と話していました。私とは、2010年秋から2011年冬にかけて、青森県田子町の商店街活性化の講師として、毎月、田子に通っていました。田子と南三陸も交流しながら、商店街活性化を仕掛けていこう。そんな話をしながら、2011年1月、南三陸寒だら祭りでは、田子のにんにくを販売したり、にんにくとタコを使った料理を考案したりしました。この寒だら祭りも、もともとは、ぼうさい朝市ネットワークのメンバーである酒田で開催されていた取り組みを、昆野さんが参考にしたものでした。2011年2月。田子を訪れた昆野さんと私は、雪を使った雪灯篭の美しさに心を奪われました。それぞれの地域の風土を活かした、地域づくりを、これからも続けていこう。田子の人たちからは、「にんにくの収穫時期である6月に、また遊びに来てね」と声をかけてもらい、再会を、信じて疑いませんでした。2011年3月11日。昆野さんは、帰らぬ人となってしまいました。その後、ボランティアとして南三陸に通い、地域のみなさんに寄り添う中で、いま、真弓さんとともに、防災風呂敷のプロジェクトに取り組んでいます。そして・・・酒田の友人との再会は、昆野さんとのご縁を、あらためて思い出させてくれました。ばらばらだった出来事が、時間をこえて、ひとつの線になっていく。酒田のみなさんのもとへWA ROCKをお届けしました。想いをのせて、また誰かのもとへ届くように。




