2011年3月のこと Hこと、はやかです。2011年3月、私は登米市内で農業資材倉庫の事務所で仕事をしていました。当時はほとんど被害状況も把握できないままに業務に追われ、震災直後は牛の飼料を求めて多くの畜産農家さんが来られたのを覚えています。しかし停電や倉庫内の崩落、相次ぐ余震などでスムーズに飼料を出すことができず、農家の皆さんが本当に困っている姿を目の当たりにしました。それからは目の前の仕事を必死にさばく毎日でした。ニュースで流れる沿岸地域の被害の大きさに、何も出来ることがなく胸が痛むばかりで、なかなか足を運ぶことが出来ずにいました。真弓さんとの出会いはワロックから始まりましたそれから年月が経ち、このたび初めて上山八幡宮を訪れ、真弓さんにお会いしました。そのとき、とてもあたたかな気持ちで包み込んでいただいたような、不思議とうれしい感覚がありました。そもそもの転機は、ワロック(ストーンアート)との出会いです。現在勤務している長沼フートピアトヨテツの丘公園のイベントに、とめタウンネットさんが来てくださり、ワロック体験をしたことがきっかけで、「石に絵を描く」ことの楽しさにすっかり魅了されました。今年度、とめタウンネットさんが南三陸町で開催したワロック交流会にスタッフとして参加し、2月には会場が上山八幡宮となったため、打ち合わせで初めて訪れることになりました。ワロック交流会を南三陸町・結の里さまで開催した時の様子(2025年12月)心に響いた「津波から逃げて!」社務所の2階に通されたとき、目に飛び込んできたのが、あの「津波から逃げて」の絵でした。 やさしく、でも力強く、何かを訴えかけてくるようなその絵に、私はしばらく言葉を失いました。 その意味をお聞きしてもよいものかと躊躇していると、真弓さんが 「夢を見て、描いたんです」と教えてくださいました。 その瞬間、この絵に込められた想いを、もっと多くの人に伝えたい―― そう感じたことが、「防災風呂敷」のはじまりでした。社務所2階にある「津波から逃げて」の大きな絵大きな愛という風呂敷で私たちを包み込んでくださる真弓さんが大好きです その後、みんなで「クラウドファンディングに挑戦しよう!」と連絡網をつくり、 たくさんの話し合いを重ねてきました。 正直なところ、みんな夢が広がりすぎて、妄想や暴走(?)もしばしばですが、 どんなアイデアでも「いいね」と受け止めてくれる、 大風呂敷のように想いを包み込んでくれる真弓さんが、私は大好きなのです。 この活動が、誰かの命を守るきっかけにつながっていくことを願っています。石に椿の絵を描きました




