昨日をもちまして、プロジェクトが無事終了いたしました。ご支援いただきました皆さま、誠にありがとうございます!現在、早速リターン発送の準備を進めております。桐箱の発注も完了し、この後RFIDタグなどの準備も進めてまいります。リターンにつきましては、6月中の発送を予定しております。お届けまで、もうしばらくお待ちいただけますと幸いです。取り急ぎ、リターン準備の進捗をご報告させていただきました。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
hiracle の付いた活動報告
今西泰赳氏は、生物学で博士号を取得後、信楽窯業技術試験場、九谷焼技術研修所で学び独立された、異色の経歴を持つ作家です。現在は金沢市を拠点に活動されており、ご縁があって今回の企画にご賛同いただきました。今西氏は、土という素材を通して、長年の研究の中で感銘を受けた「生命エネルギー」の力強さやダイナミックさを表現しています。金沢美術工芸大学では助手・非常勤講師も務めながら、展覧会などへの作品発表も精力的に行っています。金属釉を用いたメタリックな作品や、土の質感をダイレクトに感じさせる作品、代表作である「細胞紋」など、多彩で意欲的な制作活動を展開されています。今回用いられているのは、美しい海を連想させる色彩が印象的な「細胞紋」です。今西氏がご自身以外の焼き物へ絵付けを行うことは非常に珍しく、白い「ひらくる」とも美しく調和した特別な仕上がりとなっています。また今回は、試験的にレンゲ皿もリターンとしてご用意しております。この機会に、ぜひご支援いただけますと幸いです。
半田濃史氏の染付技法は、とても特殊です。かつて焼物は、すべて薪窯で焼かれていました。薪の油分や水分、さらには気候などの不安定な要素によって熱量が変化し、絵柄が滲んでしまうことがあります。中国では、そのような滲みは失敗品と見なされていました。しかし日本の茶人たちは、その偶然生まれる滲みに美しさを見出したと言われています。半田氏は、その“失敗の美”を意図的にコントロールする技法を生み出しました。そしてその技法を用い、伝統性と現代性をあわせ持つ独自の紋様作品を発表しています。今回用いられている技法は、「濃絞手(だみしぼりで)」と呼ばれるものです。染付において面を塗りつぶすことを「濃み(だみ)」と言います。この作品では、「ひらくる」の形状だからこそ生まれる、濃みによる面の滲みや揺らぎをお楽しみいただけます。企画意図により、今後この染付仕様は展開しない予定となっております。そのため、本作品は今回のクラウドファンディングのリターン限定でのご案内となります。ぜひ、この機会にご支援いただけますと幸いです。




