2025/12/26 16:11

18期 広報事業部 伊藤光砂
私がネパールに強く惹かれた理由は、「当たり前」が当たり前ではない環境の中でも、人が人を思いやりながら生きている姿に出会ったからです。経済的には決して豊かとは言えない状況の中で、家族や地域とのつながりを大切にし、助け合いながら生活しているネパールの人々の姿は、日本で育った私にとって大きな気づきでした。一方で、教育や就職の機会が限られている現実もあり、生まれた場所や環境によって将来の選択肢が大きく左右されてしまう社会構造に強い課題を感じました。努力や意欲があっても、それを活かせる場が十分にないことは、個人だけでなく国全体の可能性を狭めてしまうと感じています。だからこそ私は、ネパールの学生が自分の可能性を信じ、挑戦できる環境づくりに関わりたいと思うようになりました。ネパールと関わる活動を通じて、互いに学び合い、支援するのではなく共に成長できる関係を築いていきたいです。





