私たち(澁谷 徹・堀谷 幸治)は、「環境エピジェネティクス」という新しい概念を世に発信・啓蒙すべく、2020年「合同会社環境エピジェネティクス研究所」を立ち上げ、日本毒性学会、内分泌かく乱化学物質学会など様々な学会で発表、ジャーナル投稿、講演会、研究会開催などの活動を行ってきました。 しかし、これまでのさまざまな活動では、すそ野の広がりは今一つで、限界を感じていました。 そこでこのクラファンによる出版で新たな展開を目指そうと思い、これまでの活動の集大成として、「環境エピジェネティクス入門」を出版することを考えました。
より多くの一般市民や、学生の皆さんに読んでもらってこの新しい概念に対する理解とこの観点からの問題意識を持って人類の未来について考えてもらいたいと思います。
このプロジェクトで実現したいこと
このプロジェクトでは、「環境エピジェネティクス入門」という本を出版したいと考えています。エピジェネティクスという分野は、遺伝子の発現を制御する重要な仕組みであり、環境要因がどのように健康や病気に影響を与えるかを理解する鍵となります。この本を通じて、読者の皆様にエピジェネティクスの基本から応用までを分かりやすく解説し、健康管理や日常生活に役立てていただけることを目指しています。
プロジェクト立ち上げの背景
エピジェネティクスは、私たちの健康や病気に大きな影響を与える可能性があるにもかかわらず、一般の方々にはまだ十分に知られていません。私自身の研究や教育活動を通じて、多くの人々がこの分野に興味を持ち、理解を深める手助けをしたいとの思いが強くなりました。そこで、誰もが手軽にエピジェネティクスの知識を得られるように、本の出版を決意しました。このプロジェクトを通じて、一人でも多くの方にエピジェネティクスの魅力を伝えたいと考えています。
これまでの活動と準備状況
2026年3月、東京図書出版からの出版が決定。4-7月校正・装丁など出版準備中。 目次は前面に表示。 予定ページ数 120ページ
リターンについて
「ご支援いただいた方々」として名前を確認記載。完成本の送付、講演会、ニューレターなど「環境エピジェネティクス研究所(LEEG)支援の会」の特典を付与。
講演会では、「健康と疾患」・「性」・「老化」「PFAS,マイクロプラスティックス」などこの本の内容を身近なテーマとして解説した講演会を企画検討中。
スケジュール
3月東京図書出版からの出版決定7月校正・装丁など出版準備8月 クラウドファンディング終了9月上旬 出版、リターン発送
「環境エピジェネティクス」とは、ヒトの遺伝子発現が、さまざまな環境因子によってかく乱される現象です。この現象は、化学物質や極端な栄養状態さらにさまざまなストレスによって誘発されることが知られ、ヒトの健康や病気などに影響を与えることが理解されつつあります。本書は、毒性学の立場から、「環境エピジェネティクス」をやさしく解説したものです
プロジェクトの実行者について
筆者らは、長年毒性学の分野での研究所勤務を終え、定年後に生物学・医学、特に毒性学分野において「エピジェネティクス」の重要性に目覚め、残念ながらもう実験することはできませんので、この分野の研究の進展について、主に文献を元にして、勉強を続けてきました。そしてその成果を、毒性学を中心とした諸学会で発表してきました。HP:環境エピジェネティクス研究所
学会発表:
第52回日本毒性学会学術年会 2025/7/1 沖縄 経世代エピジェネティック遺伝(TEI)におけるCCCTC-結合因子(CTCF)の役割 (堀谷 幸治・澁谷 徹)
第18回日本エピジェネティクス研究会 2025/6/21 福井
・エピジェネティック毒性学の提唱 (澁谷 徹・堀谷 幸治)
・哺乳類の経世代エピジェネティック遺伝(TEI)の機構の作業仮説ーCCCTC-結合因子を軸としてー
(堀谷幸治、澁谷 徹)
第51回日本毒性学会学術年会 2024/7/3-5
・エピジェネティック毒性の確立へ (澁谷 徹・堀谷 幸治)
・Aryl hydrocarbon Receptorとimprinted genesを軸とした継世代エピジェネティック遺伝誘発機構 (堀谷 幸治・澁谷 徹)
Epigenetic inheritance—impac3for biology and society 23–25 August 2023, Zürich,
・Asia Tox 23(July 2023, Taipei, Taiwan) Kanemi Yuso and Transgenerational Epigenetic Inheritance(Tohru Shibuya, Kennichi Miyakawa, Yukiharu Horiya, and Tadasu Fujino)
・Transgenerational epigenetic inheritance (TEI) and epigenetic disruption of H19/IGF2 gene in “Kanemi Yusho” (Yukiharu Horiya and Tohru Shibuya)
講演
・PFASをどう考えるのか?-エピジェネティック毒性の立場から(澁谷 徹)2025/5/31
・「枯れ葉剤」「カネミ油症」「水俣病」問題で日本-ベトナム医学交流講演会
化学物質のエピジェネティック毒性 (澁谷 徹) 2024/8/19
・エポック10フェスタ2024 2024/06/08
胎盤とエピジェネティクス (堀谷 幸治)
・新ちょぼゼミ「化学物質とエピジェネティクス」(澁谷 徹)2022/5/21
論文・論説
1.Tohru Shibuya and Yukiharu Horiya: Kenemi Yusho and Transgenerational Epigenetic Inheritance. J. Biomed. Res. & Env. Sci. 4 (3): 543-545. Doi10.37871/bres1708, (2023)
2.澁谷 徹・堀谷幸治:「カネミ油症」と継世代エピジェティック遺伝. JEPAニュース、Vol. 140 10-11, (2023)
最後に
このプロジェクトは、エピジェネティクスという重要な科学分野を広く知ってもらうための第一歩です。皆様のご支援があれば、この本を通じて多くの人々に新しい視点を提供し、健康や病気に対する理解を深めることができると信じています。どうか、このプロジェクトを応援し、一緒にエピジェネティクスの魅力を広めていきましょう。皆様のご協力を心よりお待ちしております。





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