【マジメな毎日に、ひとさじのパンクを】DIY作家が人生を懸けた小説の増刷を応援!

<40代おっさんの無様なチャレンジ>小説本文はもちろん表紙デザインや版下データまで自分でつくるDIY作家「児玉ロウ」。初のヒット作品『LOVE IS [NOT] DEAD.〜おやじパンクス、恋をする〜』の増刷(第2刷)を応援

現在の支援総額

828,488

138%

目標金額は600,000円

支援者数

125

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2026/02/21に募集を開始し、 125人の支援により 828,488円の資金を集め、 2026/03/31に募集を終了しました

【マジメな毎日に、ひとさじのパンクを】DIY作家が人生を懸けた小説の増刷を応援!

現在の支援総額

828,488

138%達成

終了

目標金額600,000

支援者数125

このプロジェクトは、2026/02/21に募集を開始し、 125人の支援により 828,488円の資金を集め、 2026/03/31に募集を終了しました

<40代おっさんの無様なチャレンジ>小説本文はもちろん表紙デザインや版下データまで自分でつくるDIY作家「児玉ロウ」。初のヒット作品『LOVE IS [NOT] DEAD.〜おやじパンクス、恋をする〜』の増刷(第2刷)を応援

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【毎日更新】第32回『LOVE IS [NOT] DEAD.〜おやじパンクス、恋をする〜』


「で、どうすんだよ。これから」

 ガードレールに座ったボンがタバコをふかし、さっきまでいた五階を見上げる。

「どうするったって、どうすんだよ」

 俺もその隣に腰を下ろす。涼介は欠伸をして、ボリボリと頬を掻く。

「まあ、仕方ねえじゃねえか。戻ろうぜ、69ersで飲み直そう」

「まだ飲むのかよ」俺は呆れたように言う。ちなみに69ers(シックスティナイナーズ)ってのは俺のやってるバーの名前だ。

「だって、他にやることねえじゃねえか。彼女だってほら、忙しいわけだし」

 俺はいい加減トサカに来て、あのなあ、と言う。

「だいたいてめえが勝手なことすっからだぜ。三十年も会ってねえ女のとこに、しかも何の関係もねえてめえが何で押しかけて行くんだよバカ」

「なんだよ、ノリノリだったじゃねえかよ」とニヤニヤしながら答える涼介。「なあ?」とボンの方を向く。

「ああ、ノリノリだったな」ボンが煙を吐き出しながら言う。「あんなにノリノリなこいつは、初めて見たよ」

「しかも、なかなかの美人だったぜ」タカが笑顔で言う。

「同年代なんだろ、四十三とか四十四? そう考えたらすげえよな。ハーフかなんかか?」と涼介。

「よかったじゃねえか、再婚相手が見つかってよ」

 涼介の意地の悪い言葉に、俺は溜息をつく。

 確かに、ノリノリだった。俺はノリノリだった。

 だからこそこんなにへコんでるんだ。彼女とデートできなかったことに、俺はヘコんでる。

「まあいいじゃねえか、またねって言ってたし、日を改めてよ、そんで思う存分ズッコンバッコンしろよ」

 クソ、何て言い草だ涼介め。こいつの弱みを握ったら、倍にしてお返ししてやる。

 だが実際、涼介の言う通り、このままここにいたって何がどうなるわけでもねえ。早々に引き上げてヤケ酒コースでファイナルアンサーだ。

「じゃあ、行くか」

 そう言って俺がガードレールから降りた時だ。

 ぎゃははは、っていう品のない笑い声がどっかから近づいてきて、見れば、向かい側、つまりレストランの入ってるビルの前に黒い車が停まった。


〜第33回に続く〜

--

本日はここまでです。

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また、今回のプロジェクトでは、限定青カバー版(100冊限定)やオリジナルステッカー及びバッジ、著者と小説の舞台となったBARで飲む交流枠など、様々なリターンを用意させていただいています。ぜひチェックいただき、ご支援いただけますと幸いです。

それでは、また明日。

児玉ロウ

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