注目のリターン
自己紹介
こんにちは。
神奈川県厚木市で123年続く、七沢温泉「元湯玉川館」を運営している山本健二郎と申します。
「世の中をほんのちょっとサボる場所」を目指して、家業に勤しんでいます。
丹沢の東の端・七沢温泉は都心からほど近く美肌の湯として知られています。
安政年間(1855~1860)に発見され、林業や農業に携わる人々の「骨休め」の場として大いに賑わいました。
私たち玉川館の初代は、息子(二代目)の身体が弱かったこともあり、来訪者の心身の健康を願う宿を志し、明治35年(1902)に座間から移住して元湯玉川館を創業します。
以来、玉川館も林業・農業従事者の湯治場として賑わったそうです。なかには滞在中に暇を持て余したのか、大黒様の像を掘り宿に置いていった人もいた。なんてエピソードも残っていて、それは今でも大切に神棚に鎮座しています。
昭和2年に小田急線が開通すると、東京から文人たちがやってくるようになります。田河水泡・佐藤惣之助・山本周五郎・太田静子・時代が下れば今村昌平など。喧騒から身を隠すように滞在し、作品づくりが行われてきました。現在でもその歴史を大切に思い、ロケ地として数々の映画やドラマの舞台に使われています。
「骨休め」の場としての歴史も連綿と続き、都心からも近いため多くのお客さまの癒しの場として、都内や神奈川県内、関東近郊のお客さまに親しまれてきました。
ご利用形態は宿泊のみならず、日帰りでの「デイユース」「立ち寄り湯」もお気軽にゆっくりしていただくプランとして賑わっていました・・・
しかし、心ならずも2025年1月から「立ち寄り湯」の営業できなくなってしまいました。
このプロジェクトで実現したいこと
一言で申し上げると、「立ち寄り湯」の営業を実施したいことです。
「湯治場として賑わった七沢温泉」と「来訪者の心身の健康を願う創業者の志」は私たちの原点であります。
都心からも近いという利点を生かし、日々疲れを感じている人の骨休めの場であり続けたい。多くの人の「世の中をほんのちょっとサボる場所」としてお役に立ち続けたいという強い思いがあります。

プロジェクト立ち上げの背景
2025年1月、保健所の指導により心ならずも「立ち寄り湯」を終了せざるを得なくなり、予約制の「宿泊」と「デイユース」のみの営業形態となりました。気軽に骨休めができる場とは言えなくなってしまったのです。
それ以来、「いつ復活するの?復活できるの?」「玉川館が大好きだから、ぜひ復活してほしい」「立ち寄り湯と(館内の)cafeで過ごす時間が大好きなんだ。」「月一回の楽しみの場が無くなってしまった・・・」というお声を多くいただいています。
立ち寄り湯を実施(再開)するには、いくつもの改修が必要となります。
・配管の改修工事と関連機器の設置
・浴室床材の改修工事
・鍵付きロッカーの設置
などが挙げられます。「立ち寄り湯」再開のご要望は驚くほど多く、このプロジェクトを計画し支援を賜りたいと思うに至りました。

現在の準備状況
改修が必要な事項について見積もりを集約し、選定が必要な商品はそれを進めています。
リターンについて
感謝の気持ちを表すものから、宿でのんびりとお過ごしいただくためのサポートの品。また地元「七沢」を楽しむ体験型までを揃えました。
スケジュール
1月 クラウドファンディング終了
2月 改修工事開始
以降、許可を得たのちに立ち寄り湯を実施
最後に
都心から日帰りでも来られる七沢温泉です。立ち寄り湯を実施することで滞在に多様性を生み、多くの人の息抜きの場でありたいと強く思います。
「疲れてたけど、玉川館でリセットできた!明日から頑張れそう!」
そんな湯上りの人で溢れる七沢温泉にしたいと思います。
玉川館はこれまでもお客さまに支えられ、育てられてきました。
ご支援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。






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