[直すのは簡単、ただ辿った歴史までは直せない。]
ミシンと手縫いの違いを僕の主観で綴ります。
まずは長持ち度合いが違います。太さ縫製方法からも手縫い圧勝だと思っています。
つぎにステッチの見た目。これも手縫いは美しい。
ミシンのように片方からだけ針を通し続けるのとは違い両方から交差して縫っていきます。そのため縫い目に表裏の違いは少なく、どちらから見ても美しい。
妥協なき機能性とは見て感じた結果、心地が良いという心を満たす機能も必要だと思っています。
そして耐久力があるからこそ、革と共にエイジングする魅力。
僕はここにこだわりたい。
冒頭にも書いたように直すのは簡単。構造がシンプルだからこそ、そのように作られています。
ただ革と同じように歴史を重ねた糸の雰囲気もとても魅力的なものだと感じます。
軽くくすんできて生まれる、革との一体感、ロウ引き糸の独特の風合いはミシンで仕立てられたものとは一線を画す魅力です。
これをあじわえるのも手縫いで仕立てたこのお財布です。



