自己紹介
はじめまして。株式会社 悠三堂(ゆうさんどう)代表の 礒崎 遼太郎(いそざき りょうたろう) です。
僕は早稲田大学卒業後に自然栽培に出会い、自然栽培農家を目指す道を歩んできました。2015年から奈良で、農薬・化学肥料を使わない自然栽培のお茶づくりを始めました。知識も資金もほとんどない状態から、お茶の世界に飛び込み、「世界に自然農法のお茶を広げること」を目的に、2016年に株式会社 悠三堂を設立。2026年で会社設立10周年を迎えます。
逆境の中での新規就農
抹茶ブームで賑わっている現在と違い、僕が始めた10年前はお茶業界にとっては厳しい冬の状況でした。
お茶の価格の下落、生産者の高齢化、奈良というマイナーな産地での自然栽培でのお茶作りは困難からのスタートでした。有名なお茶の産地である京都とは違い、お茶の産地の知名度が低い奈良のお茶作りはとても難しいものがありました。標高が高い大和高原は新茶の季節が遅く、新茶の出荷時期が遅れるため、お茶の値段は低く、お茶の生産から離れる農家が後を絶ちません。耕作放棄地を借受け、離農する方から茶畑を借受け、逆境の中で、僕らはお茶栽培と加工、販売を拡大してきました。
築100年の古民家を拠点にする
2020年に新しく悠三堂の拠点として、築100年の古民家を借りることに決意しました。ただ自然栽培のお茶を作り、販売するだけではなく、自分たちが作ったお茶を楽しめる場所を持ちたいという理想に燃えていました。ただ、2020年からパンデミックが始まり、なかなか思うようにプロジェクトは進みませんでした。
古民家のお庭
少しづつ準備を進めて、2023年には待望の電動石臼を古民家に設置することができました。このことにより、自分たちで自分たちが育てた抹茶を碾くことができるようになりました。
抹茶を碾く電動石臼
抹茶の原材料をである碾茶を作っている農家さんは奈良では少なくないものの、実際に石臼をもって自社で抹茶を碾いている農家はとても珍しい存在です。悠三堂の新しく作るカフェでも実際に碾きたての抹茶をぜひお客さんに味わってもらいたいと思っています。自然栽培の柔らかい抹茶の味は実際にたくさんの人を魅了しています。
インターナショナルな会社
妹と2人で始めた悠三堂もいくたの困難を超えて大きく成長し、今では圃場面積3町を超え、10種類以上のお茶を作り、自社工場と古民家オフィスを持つこともできるようになりました。
会社を設立した2016年から、毎年北米への販路拡大のために出張に行っていました。ロサンゼルスやニューヨーク、ポートランド。アメリカに少しづつ悠三堂のお茶が広がって行きました。2020年パンデミックが起こってからは輸出は途絶えがちになりました。
転機が起こったのは、2023年。アメリカから日本に移住してきたアメリカ人のジェフが悠三堂に加わることになりました。2024年にはフランス人のヴィンセントが悠三堂に加わることになり、悠三堂は会社の中から世界に自然栽培のお茶を発信する会社に変貌を遂げました。
農福連携という取り組み
悠三堂では積極的に農福連携に取り組み、障害を持つ仲間たちと農薬や肥料を一切使わない自然栽培のお茶作りを行っています。2018年に始めたこの取り組みによって、会社は飛躍的に生産性を高めることになりました。2025年には農林水産省の方が見学に訪れてくださることになり、農福アワードにも参加することになりました。悠三堂では多様性を尊び、さまざまな個性を大切にしています。
現在の悠三堂
農福連携で協力してくれる障害者の仲間や国内外の仲間たちとともに、「自然に寄り添いながら、人の心と体を整えるお茶作りを世界に広げていく」をテーマに、茶葉の栽培・製茶・販売・体験づくりまでを一貫して行っています。昨年より積極的に海外インターンを受け入れており、たくさんの仲間が悠三堂で自然栽培のお茶作りを学んでいます。
世界中の仲間とお茶を作っています
このプロジェクトは、私一人ではなく、家族、仲間、応援してくださる皆さんと一緒につくる場所です。
創業以来数々の困難を家族や仲間と乗り越えてきました。10年経った今、たくさんの種類の自然茶を生み出すことができるようになりました。
このプロジェクトで実現したいこと
悠三堂には日本だけではなく、世界中からお茶好きや自然栽培に興味がある仲間たちが集まってきています。僕らがこのプロジェクトで実現したいことは、
「悠三堂の奈良の自然栽培のお茶を“雰囲気から楽しめる場所を”をつくりたい。」
それが、このプロジェクトで実現したいことです。
私たちがつくろうとしているのは、築100年以上の古民家にある、自然栽培のお茶を静かに、丁寧に味わうための小さな喫茶空間です。碾きたての抹茶や満月の夜に作った紅茶。発酵晩茶や三年番茶。悠三堂にはたくさんの面白い自然栽培茶があります。じっくりと話をしながら、味わってもらえるそういう場所です。
悠三堂では2024年にお茶を購入できる直売所をつくることができました。普通のガレージに漆喰を塗り照明を設置し、棚を取りつけ、ほぼDIYで直売所を完成させることができました。

2025年には、SAVVY様にお取上げいただき、たくさんの反響をいただきました。
奈良の山奥。ふらっと立ち寄ることのできない山の中ですが、たくさんの方にきていただけるようになりました。その直売所に今回お茶を味わってもらえるカフェをつくろうと考えています。

香りが立ちのぼり、ひと口飲んだ瞬間に、体の奥がふっと緩む。
そんなお茶の時間を、慌ただしい日常から少し離れた場所で味わってもらいたいと思っています。
ただお茶を「買う」「飲む」だけではなく、
その背景にある自然や時間の流れまで含めて感じること。
できるだけ作り手の僕らがお茶を淹れて楽しんでいただきたいと思っています。
プロジェクト立ち上げの背景
新規就農して、お茶の世界に入って11年。これまで私は、お茶を「商品」としてだけでなく、日本人の在り方や生き方そのものを整える文化として伝えたいと考えてきました。
海外からのインターンやお客様、子育て世代のご家族、心や体の不調を抱える方々と接する中で、こんな声を多く聞くようになりました。
「自然栽培の茶を飲むと、気持ちが落ち着く」
「自然栽培のお茶がこんなんに美味しいなんて知らなかった」
「茶畑の中にいるだけで、癒される」
「お茶の葉を身近に触るのは初めて」
五感を通して、悠三堂の自然栽培の茶作りを感じてもらいたい。
そのための場所をつくりたい。そう思ったことが、このプロジェクトの原点です。
現在の準備状況
○悠三堂の直売所2024年に完成済み
○カフェを作るためのガレージの荷物の撤去済み
○提供予定のお茶・メニュー試作
○自然素材を使った空間デザイン検討
○体験プログラム(製茶・焙煎・茶畑散策)の設計
○クラウドファンディング準備
世界中のお茶好きが悠三堂を訪れてくれるようになりました。すでに、お茶づくりの設備・原料・人の基盤は整ってきています。今回の挑戦は、みなさんと繋がれる場所を自分たちで作っていくという悠三堂にとって一つの大きな挑戦です。
リターンについて
今回のリターンは、“モノ”だけで終わらない内容を用意しました。
¥3,000|お気持ち応援プラン お礼メッセージ+支援者限定活動報告
¥5,000|悠三堂 定番茶プラン 自然栽培の定番茶(40〜50g)+お礼カード
¥10,000|クラファン限定 お茶セット 限定/先行茶+定番茶2〜3種(計100g前後)+完成レポート
¥15,000|お土産付き|1日 悠三堂体験ツアー お茶セット(¥10,000相当)+ドリンクチケット+ミニ見学
¥20,000|お土産付き|抹茶体験つき 1日 悠三堂体験ツアー お茶セット+ドリンクチケット+ミニ見学+抹茶点て体験
¥30,000|製茶・焙煎体験プラン 半日体験+お茶時間+自作茶のお持ち帰り
¥50,000|支援者限定 お茶会プラン 少人数お茶会+代表との対話+限定茶
スケジュール(予定)
2025年2月 クラウドファンディング開始
2025年2月 インフラ工事&カフェ製作のDIY開始
2025年3月10日 クラウドファンディング終了
2025年3月15日〜 順次リターン発送・体験実施
2025年3月 必要資格・許認可の取得 カフェ
2025年4月 悠三堂 カフェ&お茶テラス オープン
最後に
このプロジェクトは、「立派な店をつくること」がゴールではありません。
悠三堂の自然栽培のお茶を通して、
自然と人が、もう一度ちゃんとつながる場所をつくること。
そのために、私はお茶をつくり、仲間と語り、この場所をひらきます。
もし、
悠三堂のお茶を飲んだことがある方
自然な生き方に共感してくださる方
まだ見ぬこの場所を一緒に育てたい方
がいらっしゃいましたら、ぜひこの挑戦に参加してください。
応援、心からお待ちしています。
悠三堂 代表
礒崎 遼太郎




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