
本日は、ヴォルタ州ホーを拠点に、都市部の基幹病院とは異なる地域密着型の公衆衛生の現場を視察しました。
午前中は、ホーに拠点を置くNGO「GLOWA Ghana」を訪問し、口腔衛生の改善や安全な出産介助の普及を目的とした、看護師向けのヘルストレーニングの計画についてお話を伺いました。草の根レベルで地域医療の質を支える重要な取り組みであると感じました。
続いて、ガーナ政府が推進する国家戦略「CHPS(Community-based Health Planning and Services)」の施設を視察しました。CHPSは、医療スタッフの住居を併設し24時間対応を可能とする「居住一体型の運営体制」、住民にとって最も身近な一次医療の窓口としての役割、家庭訪問や母子保健、簡易治療、上位病院への紹介などを担う多角的な活動内容といった特徴を有しています。
視察したCHPS施設では、7名の看護師が地域の健康管理の中核を担い、医師の常駐がない環境でも自立的に医療サービスを提供していました。一時滞在用のベッドを活用した効率的な患者対応や、ワクチン未接種者の特定とフォローアップ、厳格なワクチン温度管理(コールドチェーン)など、限られたリソースの中で機能的な運用が行われていることを確認しました。
最後に、CHPS施設などで対応が困難な症例を受け入れ、より高度な医療機関へとつなぐ役割を担うホー市立病院を訪問しました。医療従事者へのインタビューでは、COVID-19ワクチンとマラリアワクチンに対する住民の意識の違いなど、現地医療の課題について貴重なお話を伺うことができました。
今回の視察を通じ、ガーナの医療が、地域に分散されたCHPSというシステムと、各地域でリーダーシップを発揮する看護師たちによって支えられていることを実感しました。
当団体としても、今回のガーナ訪問で得た学びを糧に、今後の国内外における啓発活動や政策提言に活かしてまいります。
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