このプロジェクトについて

一般社団法人長崎さくらねこの会です。数ある沢山プロジェクトから我々のページをご覧いただき深く感謝致します。私たちは長崎市を中心に野良猫たちの命を救う活動を続けています。猫の街長崎で日々増え続ける野良猫たちに生きる道を探すため不妊去勢手術を行い、これ以上不幸な命が生まれることを防ぎながら、環境美化・環境保全を守り、野良猫の生きる道を皆さまとONE TEAMで手を取り合い小さな命を大切に守りたいと願っています。

このプロジェクトが今なぜ必要なのか

長崎市では長年、猫の殺処分数が非常に高い状況が続いていました。野良猫は1年に2~4回、1回につき4~6匹の子猫を産むため、放置すれば数は爆発的に増加してしまいます。現在私たちは月に数百件もの保護相談を受けており、その多くが高齢者や貧困層の多頭飼育崩壊や野良猫の繁殖による問題です。しかし現実は厳しく、不妊去勢手術にかかる費用を私たちが自己負担で賄っており、毎月の支出が限界に達しています。通常の動物病院では1匹の手術費用は約2万〜3万円かかり、月に20匹の手術を行うだけで40〜60万円が必要となります。私たちはそこの支出を減らす為に野良猫不妊化手術に特化した病院を立ち上げ、信頼出来る獣医師の先生方と力を合わせて不妊化を行ってきました。お恥ずかしい話ですが資金不足により、不妊化手術を継続して行えば活動の継続が困難になってしまいます。シェルターの運営も資金は必要です。行き場を失う猫たちの為には保護猫シェルターは守らなければなりません。
然し野良猫の繁殖がこのまま増えれば結果猫たちは行き場をうしない、遅かれ早かれ猫の処分が始まるのは時間の問題です。命を処分へ流れさせない為に野良猫へ不妊化を施し、ひと世代限りの命へ導くことが今、必要です。
プロジェクトが目指す未来

私たちは【命の循環を変える】ことを目指しています。また、地域猫活動を今以上に広め、正しく行い不妊去勢手術によって無駄な繁殖の蛇口をしめ、今いる猫たちが安心して生活できる環境を作りたいのです。保護だけでは解決できない野良猫の問題。そこには人が根強く関わりを持ち続ける必要があります。猫の問題は人の問題です。お外に猫が増え続けることは不幸な人も増え続けるのだと考えます。だから、今不妊化手術に踏み切る必要があります。そして最終的に私たちは長崎市に野良猫がいない環境を作りあげることを目指しています。猫は本来外にいるべきではありません。猫の学術名は【イエネコ】なのをご存知ですか。
このプロジェクトを通して猫にまつわる色々な知識も沢山の方に知って頂く機会になれば幸いです。
また、とても重要で大切事ですが1匹の不妊去勢手術は、その猫が生涯に産むはずだった数十匹の命を救うことと同じ意味を持ちます。子猫が外で生きられる確率は非常に低いのです。また、長崎市の今までの殺処分の9割が幼猫であること、だからこそ長崎さくらねこの会は初心に立ち位置を戻し、不妊化手術を前に進めたいのです。皆さんの支援で1匹でも多くの猫に手術を受けさせることができれば、確実に地域の猫問題は改善していき、野良猫の過酷な猫生を軽減する事が出来ると信じています。

私たちについて

一般社団法人長崎さくらねこの会は2018年に地域猫活動を開始し、2022年に法人化いたしました。現在は譲渡型保護猫シェルター【咲く猫plus】と野良猫専門の【長崎さくらねこクリニック】を運営しています。
私たちは【小さな命を守りたい】という強い思いでこの活動を続けています。長崎市魚の町周辺の地域猫活動から始まったこの取り組みが、今では市全体に広がりをみせてくれたこと、市民の皆さまの温かい応援には感謝しかありません。当初60匹以上居た野良猫は現在4匹となっております。
これまでの取り組み
私たちは長崎市のミルクボランティア第1号認定団体として、また登録団体として行政とも連携しながら活動を展開しています。これまでに数千匹の猫の不妊去勢手術を実施し、多くの猫たちを新しい家族のもとへ送り出してきました。
クラウドファンディングで資金を集め、譲渡型保護猫シェルターを開設することができました。また、野良猫専門病院の開院もでき、長崎市の協力病院としても活動をしております。2019年より開始したミルクボランティアにつきましても2024年より長崎市と協働することで猫殺処分ゼロ達成へ大きな貢献も果たすことができました。これも皆さまの温かい応援のおかげです。しかし依然として長崎の街で野良猫は増え続けております。日々の手術費用は私たちの大きな負担となっており、継続的な支援が現在必要な状況であることが今の現実です。

譲渡型保護猫シェルター咲く猫plus
プロジェクトの社会的価値
皆さんからのご支援は100%、猫たちの不妊去勢手術費用として活用させていただきます。皆さまのご支援で野良猫の手術が可能となり、支援の輪を広げることで不妊化手術頭数が増えていきます。また、その1匹が将来産むはずだった数十匹の命を救うことに結果繋がります。
この活動は単なる動物愛護活動ではありません。地域環境の改善、近隣住民の生活の質向上、そして命の大切さを伝える教育的な意味も持っています。支援していただくことで、長崎の街がより住みやすい場所になっていく取り組みに参加していただけます。皆さまの温かい応援をお願い致します。

社会問題となる猫たち要因
野良猫はあっという間に増えます。多頭飼育崩壊も1匹の捨て猫から始まります。不幸な命の蛇口をしめることで猫と出会うきっかけを減らすことは社会問題を軽減することに繋がります。
多頭飼育崩壊の現状
今、日本中を悩ませる野良猫に対する制度の空洞化。入り口出口の整備と不妊化手術により増え続ける猫たちを減少へ導きくことが重要です。
だから今動きだす。

リターンについて
今回は気軽にご支援いただけるよう、3,000円から参加可能な枠をご準備させて頂きました。リターンは全てお礼のメールのみとさせて頂きます。ご理解頂けますと幸いです。雄猫6000円及び雌猫11000円のご支援では1匹の手術を担当いただき、その猫の術前術後の様子を写真とともに活動報告及びSNSでご報告いたします。
どのリターンも物質的な価値以上に、長崎の猫たちの未来に関わっていただける【体験】を重視しています。皆さまのご支援は先ず猫たちを救います。その後人のためとなり地域のためとなります。

スケジュール
プロジェクト成功後、2026年4月から本格的な不妊去勢手術の実施を開始します。月末ごとに手術実績をSNSで報告し、支援者の皆様にも活動の様子をお伝えしてまいります。リターンの発送は活動報告と合わせて、5月末を予定しています。
最後に
長崎の街角で震えている小さな命、お腹を空かせた猫の親子、行き場を失った猫たち。地上20センチで生きる猫たちは今飢えと渇きで助けを求めています。私たちだけの力では救える命に限りがあります。しかし皆様と一緒なら、もっと多くの命を救うことができます。

長崎市と共に掲げる猫殺処分ゼロ継続のための三本柱
不妊化手術とその両サイドに収容猫保護猫の譲渡とミルクボランティアを前に進めて参ります。

【1匹でも多くの猫に幸せになってもらいたい】猫に関わるをもっと特別に、その想いを私たちと共有していただける方からのご支援を心よりお待ちしております。長崎の猫たちの未来を明るくするために一緒に宜しくお願い致します。

一般社団法人長崎さくらねこの会
代表理事 山野順子




