プロジェクトの実行者について
山形県で、桃とさくらんぼを栽培している農家です。量や効率よりも、いいものを作ることにこだわって、自分が納得できるかどうかを基準に、日々の判断を積み重ねてきました。
最近Instagramも始めました。
日々の畑の様子を、少しずつ載せています。
︎ Instagram:@nb3000t
このプロジェクトで実現したいこと
農家が、自分の仕事の価値に自分で値段をつけられる関係をつくりたいと考えています。
手間や判断を重ねて作ったものを、
その価値に納得した人にだけ選んでもらえる関係です。
判断や過程を共有することで、
「なぜそれを商品にしたのか」まで含めて理解してもらい、
その価値に共感した人とつながりたいと考えています。
プロジェクト立ち上げの背景
これまで、市場出荷を続ける中で、
手間や判断を重ねて作った桃が、
その違いまで含めて
正当に評価されているのか、
疑問に感じることがありました。
市場の仕組み自体を否定したいわけではありません。
ただ、量や相場を基準にした評価の中では、
自分が大切にしてきた部分が
価格に反映されにくいと感じていました。
今は、ネットで個人販売をしても、
安いもの以外は選ばれにくい状況があります。
その影響もあって、
作業負担を減らし、大量生産に舵を切る人が
増えているのも事実です。
それ自体が間違っているとは思っていません。
ただ、私は師匠から
**「いいものを作れ」**と教わってきました。
手間をかけ、
木や実の状態を見て、
納得できる判断を積み重ねて作る。
そのやり方を、
効率や価格競争だけを理由に
手放したくありませんでした。
だから私は、
安さではなく、
この考え方や仕事の積み重ねを
評価してくれる人と
つながる道をつくりたいと考えました。
これまでの活動と準備状況
これまで、特別なイベントや大きな取り組みを行ってきたわけではありません。
日々の畑仕事の中で、
どんな基準で作り、どんな判断をしているのか。
その積み重ねを、どうすれば正しく伝えられるのかを考え続けてきました。
このプロジェクトは、
その考えを初めて外に開き、共有するための最初の一歩です。
リターンについて
このリターンでお届けする桃は、
私自身が80点以上と判断したものだけです。
着色や形、傷の有無だけでなく、
品評会に出せるかどうかを一つの目安にしながら、最後は味を含めて自分が納得できるかを基準に選んでいます。
色づいたからといって早く収穫することはせず、
味がしっかりのったと判断できるところまで待ちます。
収穫直前や収穫中に雨が続いた場合、
見た目がどれだけ良くても
味が落ちてしまうことがあります。
そのような桃は、
実際に食べてみて納得できなければ、
見た目が100点でも個人販売には使いません。
天候や都合に左右されず、
自分の判断で「これは届けたい」と思えたものだけをこのリターンではお届けします。
スケジュール
【2025年3月〜】
プロジェクト開始/仲間募集
【2025年4月〜6月】
栽培の進捗や判断の共有(レポート・進捗報告)
【2025年7月】
農業体験の実施(天候・生育状況により日程調整)
【2025年8月】
条件を満たした桃の発送
※天候や生育状況により、内容や時期が変更となる場合があります。
最後に
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
このプロジェクトは、
桃をたくさん売るためのものではありません。
農家が日々どんな判断を重ね、
何を選び、何を手放しているのか。
その過程そのものに価値があると考え、始めました。
今年は販売を急がず、
来年につながる関係をつくる一年にしたいと思っています。
この考え方に共感していただけた方と、
無理のない形でつながれたら嬉しいです。
最新の活動報告
もっと見るありがとうございます!!
2026/01/20 13:27初めてのご支援本当にありがとうございます。まだまだ手探りですが、日々の作業や果樹の様子も活動報告で発信していきます。このプロジェクトは、皆さまと一緒につくっていけたらと思っています。引き続き応援よろしくお願いします。 もっと見る手間が増えても、価値が増えにくい農業の現実
2026/01/12 08:57最近、いろいろな物の値段が上がっていますが、農業も例外ではありません。肥料や資材、燃料費。ここ数年で、ほとんどの経費が確実に上がりました。一方で、農家の手取りはほとんど増えていません。実感としては、むしろ厳しくなっています。農家の手取りが増えにくい理由の一つは、市場や農協出荷では、自分で価格を決めることができない仕組みにあると感じています。どれだけ手間をかけても、どれだけいいものを作っても、価格は一律で決まってしまう。そこに、ずっと違和感がありました。それに加えて、ここ数年は気候が安定しません。春先の低温、急な暑さ、収穫前の長雨や高温。毎年「例年通り」が通用しなくなっています。昨年でいえば、7月の干ばつ。例年は187ミリほど降る雨が、4ミリしか降りませんでした。木が枯れないよう、実が獲れるよう、死に物狂いで水を撒き続けました。気候が読めない分、畑を見る回数や判断の回数は増えます。手間が減るどころか、むしろ増えているのが現実です。本当は、自分で作った桃をすべて自分で売りたい。そう思うこともあります。ただ、販路を一から作る余裕や時間もなく、忙しい中ですべてを個人販売するのは簡単ではありません。だからこそ、すべてを売ろうとするのではなく、自分が本当に納得できた桃だけを選び、その価値を理解してくれる人に、納得できる価格で届けたいと考えました。このプロジェクトは、そのための一つの挑戦です。次回は、実際にどんな作業に、どれくらいの手間がかかっているのか。仕上げ摘果について書いてみようと思います。 もっと見る
なぜ、このプロジェクトを始めたの
2026/01/08 23:00ここまでページをご覧いただき、ありがとうございます。この活動報告では、まず「なぜこのプロジェクトを始めたのか」をお伝えしたいと思います。私は、収穫量や効率よりも、「自分が納得できるかどうか」を基準に桃づくりをしてきました。市場では、どうしても見た目や数量が優先され、手間や判断、その背景まで評価されることは多くありません。ずっとそこに違和感を感じていました。このプロジェクトは、桃をたくさん売ることが目的ではありません。日々どんな判断をして、何を残し、何を手放しているのか。その過程ごと共有したいと思い、始めました。今年は販売を急がず、栽培の過程や判断を活動報告を通してお伝えしていきます。この考え方に共感してくださる方と、来年につながる関係を築けたら嬉しいです。今後も、節目ごとに判断や気づきを投稿していきます。引き続き、よろしくお願いします。 もっと見る




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