元パタゴニア日本支社長 辻井隆行さんから応援メッセージをいただきました。当時私がパタゴニアに勤めていた時に日本支社長をされていた辻井さん。「地球を救うためにビジネスを営む」という理念のもと、製品づくりだけでなく、環境保護活動に積極的に取り組んでいるアウトドアブランドPatagonia。辻井さんは現在も気候変動や持続可能な社会づくりについて講演や対話、活動をされ続けております。パタゴニアをそれぞれ辞めた後もこうして、未来の活動のための相談にのっていただき応援してくださっています。いつも応援ありがとうございます。元パタゴニア日本支社長辻井隆行個人としても、社会としても、ますます「判断力」と「決断力」が問われる時代になっていると感じています。「判断」と「決断」は、同じような場面で、同じような意味で使われることが多い言葉です。けれども、判断とは「現時点までに起きたことを網羅的にテーブルに乗せて、置かれた状況をできるだけ正確に理解すること」である一方、決断は、その「判断」に基づいて、「未来に向けて“どうするか”を決めること」とも言えます。判断には個人の主観が入り込む余地はなく、むしろ客観的な事実の整理が大切になり、反対に、決断する際には、質の高い判断に基づいて、自身の価値観や生き様などを踏まえて、次のアクションや未来の方向性を決めることが大切になります。今、情報過多の毎日の中で、僕たち、私たちは、根拠のない言説やSNSで流れてくる二次情報に影響を受けやすい状況にあります。そして、それは未来の在り方に大きく影響を与えるとても危険な状況でもあります。永野さんたちがトライしようとしている自然学校は、ありのままの自分や自然との関係を楽しみながら深めていくという大切な機会になることはもちろん、「判断」に欠かせない「一次情報を掴み取る力」をつける意味でも、「決断」の軸になる「内なる声を大切する感性」を磨く意味でも、とても大きな意義を持っているように思います。このプロジェクトが良い形で育っていくことをお祈りしています。




