先日、2月末までにご支援いただいた方々にはリターン品の発送を完了いたしました。ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございます!皆さんの応援が励みになります!今後、Instagramの方で色々なスパイスレシピも投稿していきたいと思いますので、そちらも是非ご覧ください。さて、今日はCOCO SPICEで扱っている全てのスパイスを栽培している小規模農家さんたちを取りまとめるEKO LAND PRODUCE についてのお話です。私は以前、スパイスカレーを作る際はいつもアジアンスーパーで何も考えずに安価なスパイスを購入していました。今回スパイスを輸入するにあたり、なぜあんなに安いのか調べてみると、いくつかの理由がありました。1.大量生産・大量輸入2.パッケージの簡易化3.中間業者の省略4.人件費の安さスパイスに限らず、農作物を大量生産するためには大規模な機械化と農薬や化学肥料が必要です。農薬を使うと一定の収穫量と品質を維持できるからです。スパイスを日本に輸入する際には、植物防疫所と検疫所で食品衛生法に基づいた残留農薬のポジティブリストによる検査も行われているので、日本の市場に出ているスパイスは基本的には安全です。安全ですが、ゼロではないです。近年、スパイス栽培は世界的に無農薬・オーガニックへの転換が強く進んでいます。健康意識の向上、環境負荷の軽減、そして残留農薬規制の強化が主な要因で、特にEUやアメリカの規制はより厳しくなってきているそうです。先日の活動報告でも書きましたが、私が輸入しているスパイスは全て、モザイク状農法という古代から続く手法で農薬を一切使わず栽培されています。ではなぜオーガニック認証マークがないのか。最近はスーパーでも見かけるオーガニック認証マークですが、あのパッケージロゴを取得するには莫大な費用がかかります。小規模農家には全く現実的ではない金額です。さらに中間業者がサプライチェーン上で利益を搾取し、農家は販売価格のほんのごく一部しか受け取れないという現状があるのです。そのため、倫理的な問題もあり、彼らはオーガニック認証を持っていません。そのかわり、EKO LAND PRODUCEは地元に雇用を提供し、彼らの作るスパイスに適正な価格を設定することでコミュニティを支援しています。また、彼らの農園があるスリランカ中央部のキャンディアンフォレストガーデンですが、近隣の他の農家は財政支援の不足により、土地を売却したり、持続不可能な農法に頼ったりしているため、森林破壊の影響が少しずつ出てきているようです。EKO LAND PRODUCEは、FOREST HEALING FOUNDATIONという非営利団体と共同で、収益の10%を新しいスパイスの木の植樹と絶滅危機に瀕している森林の保全に寄付しています。EKO LAND PRODUCEのこの取り組み、本当に素晴らしい。だから私は彼らのスパイスを日本に届けたいんです。




