
■自己紹介とごあいさつ
【20年越しのUターン。故郷・浅川町の歴史を未来へつなぐ】
はじめまして。福島県浅川町地域おこし協力隊、および一般社団法人つながる代表理事の上野友大と申します。
私は高校卒業までをこの浅川町で過ごし、大学進学を機に上京しました。以来20年間、東京都内でIT企業の営業職や知的財産関連業務に従事し、ビジネスの最前線でスピード感と成果を追い求める日々を送ってまいりました。
しかし一方で、社会人として働きながら大学院へ進学し、文学修士号を取得するという道も歩みました。そこで養われたのは、効率だけでは計れない、その土地や建物が持つ「物語」や「文脈」を大切にする視点です。
「いつか故郷に恩返しがしたい」。
その想いは、年齢を重ねるごとに強くなっていました。そんな折、帰省した際に浅川町の過疎化の現状、かつての活気が嘘のような静けさを目の当たりにし、胸が締め付けられるような衝撃を受けました。「居ても立ってもいられない」。その衝動に突き動かされ、2025年7月、20年ぶりのUターンを決意しました。
「地域をもっと笑顔に」をモットーに、現在は地域おこし協力隊として、そして起業家として、残りの人生を故郷に捧げる覚悟で活動しています。
本プロジェクトは、私個人の活動ではありません。私の想いに共鳴してくれた地元の若手、商店主、金融機関、そして浅川町役場の職員とチームを組み、「オール浅川」体制で、町の未来を賭けて推進しています。
■このプロジェクトで実現したいこと
【駅前の「旧米蔵」をリノベし、多世代の笑顔が混ざり合う、町の新しい心臓「駅前つながるBASE」を作りたい!】
本プロジェクトの舞台は、JR水郡線・浅川駅前にある、長年使われていなかった「旧米蔵」です。戦前からこの街を見守ってきた、歴史と風格のあるこの建物をリノベーションし、以下の機能を持つ複合拠点「つながるBASE」として再生させます。
カフェ&バー: 学生が放課後に集い、大人が仕事帰りに乾杯できる、地域の憩いの場。
イベントスペース: 音楽ライブやマルシェなど、地域を盛り上げるイベントを開催できる「お祭り」の場。
シェアキッチン: 「自分のお店を持ちたい」という夢を持つ人が、チャレンジできる場。
物産販売所: 浅川町の隠れた名産品を、新しいパッケージで発信する場。
石蔵ホテル: 浅川町唯一の宿泊施設。全国的にも珍しい「大谷石(おおやいし)の蔵」に泊まり、非日常を味わえる場。
私たちが作りたいのは、単なる綺麗な施設ではありません。文学を学んだ私がこの古い建物に感じるのは、積み重なった土地の記憶です。高校生と高齢者が会話をしたり、地元企業と移住者がコラボしたり、外からの旅人が地元のディープな魅力に触れたりといった、「予期せぬ化学反応(イノベーション)」が生まれ、新しい町の物語がここから紡がれていく、そのプラットフォームを作ることが、真の目的です。
■プロジェクト立ち上げの背景
【「静かすぎる駅前」を、希望の光に。町政90周年、震災15年の節目に挑む、官民連携の本気】
20年ぶりに戻った浅川町は、美しい自然はそのままに、しかし駅前の人通りは消え、かつての賑わいは失われていました。シャッターの下りた商店、静まり返った駅前。「このままでは、町の未来が先細りしてしまう」。強い危機感を抱くと同時に、古い米蔵の佇まいに、磨けば光る「原石」のような、とてつもない可能性を感じました。
「ここを再生すれば、町おこしの起爆剤になる。浅川町の新しい顔になる」。
そう確信した私は、IT企業で培ったビジネスの視点と、文学で培った物語の視点を掛け合わせ、事業計画を練り上げました。その計画は高く評価され、総務省の「地域経済循環創造事業交付金(ローカル10,000プロジェクト)」に採択されました。これは、国の交付金と金融機関の融資を組み合わせて実施する、公共性と事業性の高いプロジェクトのみが認められる、極めてハードルの高い制度です。
さらに、福島県最大手の地銀である東邦銀行様からのご融資も決定しており、国、町、金融機関、そして民間が完全に連携して取り組む、本気の町おこしの先進事例として動き出しています。
そして、私たちがこのプロジェクトに今、挑むのには、もう一つ大きな理由があります。
来る2026年、浅川町は町政施行90周年という記念すべき節目を迎えます。また同時に、未曾有の被害をもたらした東日本大震災からは15年という月日が経過します。
この復興と新たな歴史の幕開けが交差する重要な年に、私たちは町の未来を切り拓く新たな一歩を踏み出します。
古い建物を取り壊すのではなく、現代のライフスタイルに合わせて「編集」し直し、新しい価値を創出する。これがうまくいけば、人口減少と過疎にあえぐ日本全国の地方自治体にとっての、大きな「希望の光」になると確信しております。
■現在の準備状況
【ハードは揃った。次は、この「器」に魂を吹き込む「ソフト」の資金が必要です】
現在、ハード面(建物の改装)の資金(約2,000万円)は、前述の交付金と銀行融資によって確保いたしました。これは、官民連携の枠組みが評価された結果であり、非常に大きな一歩です。
現在は、2026年5月30日のグランドオープンに向かって、建築士と共に内装デザインの設計を進めつつ、提供メニューの開発や、地域住民の方々とのワークショップを行っています。
しかし、実際に施設を魅力的に運営し、人々が自然と集まり、笑顔になれる場所にしていくための「ソフト面」の資金がまだ不足しています。
具体的には、立ち上げ時の運転資金、人々が集まるためのイベント開催費、そして居心地の良い空間を作るための家具や備品購入費、町の魅力を外へ届けるための広報費などです。
これらは、施設が「ただ在る」だけではなく、「生きる」ために不可欠な要素です。今回のクラウドファンディングで皆様からいただくご支援は、この「器」に魂を吹き込み、浅川町の新しい物語を動かし始めるための、大切なエネルギーとして使わせていただきます。

■リターンについて
【浅川町の歴史を刻む、特別な「体験」と「場所」。一緒に新しい物語を紡ぎませんか】
ご支援いただいた皆様には、単なるモノの返礼ではなく、この「つながるBASE」の物語の一部になっていただき、共に未来を創る仲間となっていただくための体験をご用意しました。
<体験> ドリンク券: オープン後にカフェやバーで使えるチケット。浅川町の空気を感じに来てください。
<名入れ> 米蔵にお名前掲載: 支援者様のお名前を刻印したプレートを店内に掲示します。歴史ある米蔵の新しい記憶として、お名前を刻んでください。
<宿泊> 宿泊券: 全国でも珍しい、大谷石の石蔵ホテルにゆっくり泊まれるスペシャルな体験をご提供します。
<法人様向け> スポンサー・1日利用権: 、イベントスペースの1日利用権など。法人様としての新しい挑戦の場としてもご活用ください。
※詳細は各リターン項目をご覧ください。
■スケジュール
2026年5月30日:「つながるBASE」グランドオープン
2026年9月〜:リターン順次発送・実施
■最後に
私は20年間、外から浅川町を見てきました。離れていたからこそわかる、この町の温かさ、資源の豊かさ、そして、変わってしまったことと、変わらないもの。
今、私のITの経験と、文学の視点、そして何より故郷への愛、そのすべてを注ぎ込んで、このプロジェクトを推進しています。
この「旧米蔵」が、再び人々で賑わい、多世代の笑顔が交差し、町の新しい歴史を刻み始める。その瞬間を、共に作っていただけないでしょうか。
浅川町の新しい物語の、最初の読者、そして登場人物になっていただけませんか。
皆様の温かいご支援とご賛同を、心よりお願い申し上げます。
一般社団法人つながる 代表理事 上野友大



