皆さま、あたたかいご支援とご協力をいただきありがとうございます。
皆さまのおかげで、目標金額を達成することができました。
目標は達成しましたが、私がクラウドファンディングに挑戦した目的は、このプロジェクトを通して、「地域でこども達を支える」ことの必要性を発信したいと考えたからです。
そこで、次の目標を支援者様「100名」(目標金額50万円)とし、再発進することとしました!



児童発達支援事業所に勤務していた時にこんな保護者さんにお会いしました。
「療育」は行政の中核機関や民間の事業所などで受けてきたが、言語聴覚士の支援を受けたのは私と会った時が初めてとのこと。その保護者さんはおっしゃいました。
「うちの子は言語聴覚士の指導を受けられるレベルなんでしょうか?」
そのお子さんにはまだ意味のあることばの表出はありませんでした。
私は、視線や指差しもことばの一つ。音声としてのことばがなくても、この子のコミュニケーションの広がりを目標に言語聴覚士として関わらせてほしいことをお伝えすると・・・
保護者さんはこのようにおっしゃいました。
きっと、この保護者さんは「ことばが出ない」ことを不安に思いながらもどこをどう頼ったらいいかわからない不安な気持ちで過ごしていたのだろうと思うと何とも表現しがたい想いでいっぱいになりました。
このような保護者さんのことばを、私は何度も聞いてきました。1人や2人ではありません。
訪問先の幼稚園や保育園、小学校の先生方の中にも「どこに相談すればいいかわからない」「こんなことを聞いてもいいのだろうか」と話される方もいらっしゃいました。
必要な人がいるのに、届いていない
「支援の場を広げるには、どうしたらいいんだろう?」と考えながら日々を過ごしていました。
この問いと向き合った結果、私は昨年9月に「合同会社はぴり」を設立し、このプロジェクトを立ち上げることを決めました。




2026年8月の「はぴり広場」開所に向けて、今この準備資金が必要です。
物件契約・備品購入・広報準備費など。
そして、仲間が必要です。
このプロジェクトにはたくさんの仲間が必要です。
地域の保護者・先生・支援者の方々と一緒に「子どもがつながれる場所」を作りたい。
だからこそ、クラウドファンディングという形を選びました。


私は2008年に言語聴覚士免許を取得し、その後医療機関や民間の福祉施設、公的機関など様々な「支援の場」で15年以上言語聴覚士として働いてきました。
これまで、多くの言語やコミュニケーションにお困り、ご心配を抱えるお子さんやそのご家族と関わらせていただきました。
その関わりの中で、「支援の場を広げるにはどうしたらよいか?」という問いにぶつかり、昨年9月に「合同会社はぴり」を設立しました。
今後も専門的な知識と経験を活かし、より多くの方々に質の高い支援を届けたいと思っています。

日本言語聴覚士協会のホームページでは「話す、聞く、食べる、のスペシャリスト」とあります。
私の行う小児分野での言語聴覚士のお仕事について簡単に説明させていただきます。
こんなお困り感について支援をさせていただきます。

このようなお困り感の背景には、様々な要因が考えられます。
保護者さんは「ことばの遅れ」だと思っていたが、実は「難聴」があったということもあります。
「噛めない」とお口周りの動きに必要な機能が育たずに発音へ影響が出ることもあります。
また、「発達特性」のあるお子さんは周囲から「自分勝手な子」「気分屋な子」などというマイナスの評価を受けることも少なくありません。
ですが、そのような特性のあるお子さんたちは、外界からの様々な情報の取り込みが上手にできないがために、周囲の人にとっては「普通のこと」がお子さんにとっては「不安で不安で仕方がないこと」であったりします。
また、お子さん自身も困っているが、その表現方法が分からずにふざけてしまったり、知らない間に誰かを傷つけてしまっていたりすることもあります。
このような、間違った「見立て」によって本来は「不安の解消」の方法を探さなければいけない場面で、「やみくもに頑張らせる」という手立てを取ってしまった場合、お子さんからは“笑顔”が消えていきます。
言語聴覚士はこのような困り事に対して、「コミュケーションを取る楽しさ」を積み重ねながら「伝えるモチベーション」「人と関わることのモチベーション」を引き上げたり、お口周りの機能の向上に取り組んだりしています。



ことばの遅れや発達の心配を感じていらっしゃる保護者の方だけではなく、習い事の先生や発達特性を持つ当事者の方など様々な方にご利用いただいています。
昨年9月の法人設立から2回開催しています。第2回開催時の参加人数は第1回開催の時のほぼ倍の人数となりました。言語聴覚療法の内容にとどまらず、講師をお招きしての多方面の内容についても取り組んでいます。

課題の内容や使用する教材はお子様の興味や好きな遊びなどを取り入れることで“楽しんで”活動に取り組めるように努めています。お子様が遊びの中から「やり取りの楽しさ」を感じてもらうことを大切にしています。発音練習では、正しい音を作るための土台になる舌や唇などのトレーニングを重点的に行います。

福祉事業所の職員向けの研修やクリニック内での個別支援、福祉事業所利用者からの「ことば」への支援ニーズに答えるためのコンサルテーションなどを提案しています。
「できることは何でもやりたい!」と思っています!


「はぴり広場」の開所は、まだゴールではありません。
将来的には、地方の療育資源の拡充として「療育キャラバン」を行いたいと考えています。
必要な教材を車に積んで、定期的に支援できる体制を作ります!
まずは地元の南房総が目標です!









「合同会社はぴり」は千葉開府900年記念メンバーに登録しています!
2026年、千葉市は、まちが開かれてから900年という大きな節目を迎えます。
この歴史的な節目に、これからを担う子ども達に必要な「優しい社会」の実現にこのプロジェクトが少しでも貢献することができたらと思います。
最後に
このプロジェクトの伴走支援をしてくださっています「幕張PLAY株式会社」の皆様、応援メッセージをくださいました皆様、そして、このページを最後まで読んでくださいました皆様、ありがとうございます。
このプロジェクトは、言語聴覚士としての経験と情熱を結集したものです。皆様のご支援があれば、より多くの方々に質の高い支援を届けることができます。子供たちが安心して成長できる社会、みんなが少しずつ優しくなれる社会を目指し、共に歩んでいければと願っています。どうぞご支援とご協力をよろしくお願いいたします。
最新の活動報告
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ICT教育
2026/05/14 07:30活動報をご覧になっていただきありがとうございます!!本日はICT教育について。療育の現場にもアプリやデジタル教材の導入がみられるようになってきています。クイズ形式で楽しみながら文字学習や知識の積み重ねができるものや、視機能にアプローチするもの。代替手段としての活用など。ですが、日本よりかなり前にICT教育に取り組み始めたスウェーデンはアナログ教育への転換の方針を出しています。リポート リンク紙とペン・鉛筆での学習。是非、リンクのリポートを読んでいただけたらと思います。スクリーンタイムが脳に与える影響についても、様々な研究があるようです。ICTの活用で負担の軽減がされ学習への意欲が高まるお子さんはいらっしゃいます。ですが、″デメリット″もある点にもしっかり目を向けなければならないと思います。頼るのではなく、うまく活用するためにはどうしたらよいかを考えていけたらと思います。視覚・聴覚情報だけでなく五感を活用した学びというものを改めて考えています。皆さんはどのように思われるでしょうか? もっと見る
手先の活動について
2026/05/13 07:30私は、個別支援の中で「手先を使う活動」を取り入れることが多いです。理由はいくつかあります。例えば、「課題の意図が分かりやすい」。1対1という緊張しやすい場面で「わかる」という安心は必須です。支援の導入として手先を使った遊びをしながら関係性を作っていきます。次に、「人への意識を高める」。視線がものへ行きやすいお子さんは、ものを介してやり取りをした方が相手を意識しやすいということがよくあります。教具を一つずつ手渡したり、操作を手伝ったり、あえて邪魔をしてみたりとありとあらゆる介入をしてお子さんの視界に入れてもらいます。「見る力、ものを扱う力を高める」というのもあります。視線が定まりにくいお子さんは、相手への注目も向けずらいことがあります。見ているものに合わせて手先を動かす練習をすることで、手元に注目する時間を伸ばしていきます。また、見比べる力も大切です。ことばの土台には、違いを理解したり、共通点を理解する力が大切です。教具の違いに合わせて操作方法を変えたり、向きを変えたりすることで、見比べる力を伸ばしていきます。このような理由から、一見ことばとは関係のない課題に見えますがことばの力につながっているのです。ここまで読んでいただきありがとうございました。ネクストゴール「支援者様100人」に向けて、引き続きのご支援・ご協力をお願いいたします。 もっと見る
まだことばが出ていないお子さんへの支援(パペット遊び)
2026/05/12 07:30パペット!私が良く支援の中で使用する教材です!中には、動く人形に後ずさる子もいるので、そんな時はスッと隠します(笑)パペットの動きを楽しめるお子さんには、パペットで手やお顔などに触れてみます。フワフワの感覚が好きなお子さんは、ニッコニコでパペットが近づくのを待ってたりします。さらに、もののやり取りができるお子さんとはパペットにおもちゃ消しゴムの食べ物を食べさせる遊びも行ったりします。パペットに手を食べられないようにスッと手をひっこめたり、パペットの口に手を伸ばしながら自分の口も開いていたり。この時、パペットが口を開けずに固まっている時に「アーン」を促してみたり、お口のあたりを軽くたたいて「アケテ」を促してみたりします。「食べさせたい!」という気持ちを引き出すことに重きを置いています。はじめはむりやり口をこじ開けようとする子も、支援を重ねるごとにジェスチャーや視線などに変化がみられてきます。お子さんが思わず笑ってしまうような、そんな教材集めが趣味になりつつあります!こんな教材の共有や使用方法の発信なども法人の取り組みとして行っていけたらと思います!ここまで読んでいただきありがとうございます。皆さま、引き続きのご支援・ご協力をお願いいたします!ネクストゴール「支援者様100人」、皆様のご協力が必要です。どうぞ、よろしくお願いいたします。 もっと見る





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